今月の本 1902号  図解 英単語イメージ辞典 政村秀實 著 Paulus Pimomo 英文校閲



(今回はメルマガ発行後の誤字脱字の訂正や状況の変化や説明を加えたい点について随時加筆しています。)








今月は英語の辞典をご紹介します。 使うよりパラパラみてそうだったのかと 楽しむ本です。 イメージ辞典とありますがむしろ原義辞典として 楽しめました。

割に単純な言葉でもさらにいくつかの 意味の言葉の組み合わせだったりして 驚きました。比較的簡単な単語が多いいので 楽に読めるのではないでしょうか。

惜しむらくは原義の意味までなるべく 統一してないことです。私のような記憶力のないものが あまり記憶しなくてもよいように してほしいなとは思いました。 たとへばopportunityという単語で opはそっちの方へ向けてということで 風が港の方へ向けて吹いている状態と いうことでチャンスと説明してます。 一方oppositeはopは対してでおいたものに 対しているので反対側に位置している という意味だとしてます。 これだとopで2つの意味を覚えなくては なりません。でも私の想像ではどちらも 対面しているということでよいと 思います。たとえばopportunityでは 風でなく船が港に対面している状態と いうことなのでしょう。昔の帆船ですから 当然後ろから風が来ているので好機なのでしょう。 oppositeも対面しているで説明できます。 そのように全部の単語でできるかぎり原義の部品を 統一していただけたらより覚えやすくなります。

まあ、こういうことは前から普通の辞書でも 思っていたことです。よくlook outを教科書 などで注意しろと訳してますが、 おそらく外界をみろということでしょう。 交差点などたいていは考え事をしてないで 外をみてないといけません。 しかし、上から石がおちてきたらlook up が注意しろでしょうし、内蔵手術中に医者へ言うのであれば look inが注意しろだと思います。注意しろを単純に look out に変換してたら間違えることでしょう。 しかも、このように状況にあわせて訳語を対応してたら 膨大になって私のようなものには覚えきれません。 そこでなるべく直訳してから日本語の中で変換する ようにしました。そうすると英語がわかりやすく なりました。語彙がずらっと並んでいる単語でも 共通して使える直訳語を探すのです。 そうすると覚える分量が相当減ります。 そもそも外人はそんなに別の意味を一つの 単語に持たせたりしてないのです。 多くは日本語と英語の差の部分でおきています。 普通の辞書もなるべく原義でしかも すくない語彙で説明するように作ってほしいものです。 (もっともスラングなどどんどん原義からとうざかっていく 言葉が山ほどあるわけなのですが。) (ついでに述べると漢字も同様です。たとえばおじは 親の兄か弟で漢字が違うのにおなじよみがなということは 本来日本語にはおじの序列まで区別する風習がなかったと いうことが推察できます。中国は儒教の国なので 厳しく序列を定めたのでしょう。一方兄や弟では日本語でも 漢字でも違う言葉になっています。流石にその段階では 序列があったのでしょう。ところが英語では一般に brotherとなって序列はわざわざ形容詞で説明してます。 つまり兄弟という意味は必要でも序列は必要なかったことが 推察できます。逆にbrotherにあたる言葉が兄弟という 音読みであることからしてそういう概念は日本に なかったのでしょう。 中国語も兄と弟の漢字を組み合わせていることから本来は そういう概念は必要なかったことが伺われます。このように 言語によって意味の守備範囲が異なっていてそれを 説明する辞書があると言葉を使いやすくなるように思うのですが 難しいのでしょうか。 そして、クイズなどで漢字の読み書きを厳密に答えさせていますが、 中国語を最初に聞いた人がどう聞いたかによって違いますし、その日本人がどう日本の言葉に当てはめたかということでも 変わってきますのであまり厳密な答えを求めると かえって混乱すると思います。 日本語が難しいのは中国語という 外国語(それも時代も地方もいろいろ異なる)が入りこんで いるからなのです。そして、サボるなどは戦前から生き残ってますが、 さらに多用な外国語が入ってきてます。 その国の言葉と日本語の意味か発音がだいたいあっていたら正解にするようなゆるさが あった方が日本語の習得しやすさも上がると思います。 (例えば私にはシミュレーションでもシュミレーションでも大差なく聞こえますからどちらでもよいと思います。) 明治の文豪にしか新語を許さないというのはおかしなことです。 例えば秋津透さんの漢字の使い方は大好きです。 ぜひああいう使い方も辞書に載せてほしいものです。 )

では、また来月に。

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秋津透






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