メールマガジン　1804号　層状チャートの多様な成因について

　今月の本　1804号　層状チャートの多様な成因について小出良幸
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層状チャートに記録されている時間について小出良幸 [https://sgul.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=699&item_no=1&attribute_id=18&file_no=1]

(今回はメルマガ発行後の誤字脱字の訂正や状況の変化や説明を加えたい点について随時加筆しています。)

今月は岩石に関する論文をご紹介します。

TVで層状チャートという珍しい岩石が紹介されていました。実はこの石は数千年から数億年の地殻変動を記録したもので、これが日本のいたるところで産出するということは数千年から数千万年周期の地殻変動が存在する可能性が高いということであり、現在の原子力規制ではとても安全とは言い難いということを証明している岩なのです。

本来はこういう知識は地学愛好家の方だけが楽しめばよかったのですが、原発を動かすようになって世界中の人々にとって必須の知識となってしまいました。

地殻変動や天変地異がいつおきるかを想定しなければ地球や地域が滅びてしまうのです。

裁判官の方や官僚の方や政治家の方そしてマスコミの方そして一般市民の方に読んでいただき、原発から即時撤退をして燃料棒を安全な容器に入れてどんな地殻変動でも耐えれる場所に保管するように政策を変更すべきです。（今はよく言われる何重の防護どころか運が悪ければ即日本消滅という状況です。学者の方はまだ不明なことが山ほどあるとして課題をいくつもあげていらっしゃいます。学問としては正しいですが、リスクに晒されている方からするとそのような学問的決着を待っている時間はありません。このように長期であっても周期的に原因不明の巨大な天変地異が存在する可能性は十分あるとして最悪の場合のリスクを下げる行動にでるべきだというのが３１１の教訓のはずなのです。）

では、また来月に。

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