今月の本   1208号 地球移動作戦
(今回はメルマガ発行後の状況の変化や説明を加えたい点について随時加筆しています。)




今回は。SFです。 著者はと学会で有名な方なのですが、 これほど優秀なSF作家とは思いませんでした。 久しぶりにSFを読みたくなりました。

ただ選んだのはそういう理由だけでなく 311以降の防災を実感できる内容だからです。

驚くのはこの本がかかれたのは震災の前ということです。 黒沢明監督や宮崎駿監督もそうでしたが 優秀なクリエータの方はまるで この本でいうところのタキオン探知装置を頭のなかに 持っているのかと思ってしまいます。

ただ、最近ようやく政府も警告はじめているように きちんと未来を洞察すれば(いつかは) 日本に大津波がくることは予測できるというこよなのでしょう。 黒沢さんはさらに富士山噴火や原子炉事故まで予測しているようです さすがです。(映画公開時には黒沢さんも衰えたものだと思ったのですが とんでもないことでした。おそらくさりげなく危険をつたえようとしたのでしょう。)

なにぶん実際に大津波を経験された方も多いので この本の内容について検証して実際はどういう行動をとるべきか 発表されるとよいのではないでしょうか。 たとえばこの本の登場人物は車で避難していますが はたして津波がきたときに車の中にいるべきか 逃げ出すべきかの情報は重要です。 (ちなみに少しずつ車は沈むので もう少しがんばれば数日浮く車は簡単につくれそうな気もします。 そうなれば車の中の方が助かる確率は高くなることでしょう。) また、この本とは関係ありませんが、電信柱に登って助かった という話もいくつかききますが、登って感電された方はいないの でしょうか?住宅地では一番高い構造物ですから 安全に登る方法というのも重要な情報です。 (もっとも平常時に悪用されない工夫が必要かもしれませんが。) そういう情報を集積したサイトなどがあってそれを授業などで教えれば 実際におきたときに助かるかたが増えるのではないでしょうか。

(ちなみに政府もこのようなクリエータの方々と同様な 洞察力を持って政策をきめていただきたいものです。 せっかく討論型の調査を行ったのに その結果を考慮せずにきめようとしているように思われます。 討論型の結果は討論するとより0%指示の人が増えると いう結果です。つまりもともと関心が薄かった人も よく考えると0%を選択するということです。 ただでさえ0%の人が多いのですから それらの人が詳しく考えたとしたらどれだけ増えるかを 計算して示せば0%を選択するしかありえないということです。 にもかかわらずそういう操作をおこなわないで 0%以外を選んだ人が過半数いるというような 報道がなされているようです。当然、そうではなくて 深く考えたときの結果 (ただでさえ多い0%指示が通常のアンケートよりさらに0%指示が増えた状態) を基準にして政策をきめるべきでしょう。 深く調べるほど即時全炉杯炉しかないと考えるのが普通だからです。 そして再生可能エネルギーの普及と低価格化を推し進める政策を とるべきです。(この重要な時期にシャープの業績が悪いことこそ 政府の再生エネルギー普及活動の怠慢を示しています。 一気に原子力から再生エネルギーへ転換 するならば本来であればシャープのような会社は 工場増設にいそがしいはずなのです。 特に問題なのは今後重要な技術である薄膜太陽電池の生産をやめる ような報道がなされていることです。 薄膜太陽電池は窓ガラスなどのかわりにつかえるものであり、 都市部のビル街などで今後必要性が高まる将来性の高いものです。 政府がビルの窓すべてに薄膜太陽電池をつかうことを義務化すべきでしょう。 そうなると、工場の数年分の注文が入るので生産もつづけられますし、 工場の生産限界まで生産できるので値段も下がって国際競争力もつきます。 さらに現在無駄に熱として吸収している太陽光を電気エネルギーとして つかうことによって都市部の温暖化を抑えることができて 快適となると同時に冷房の必要が減るので省エネになります。 (剣山のような都会のビル群のすべての壁に太陽電池をつけたら ほとんどの太陽エネルギーを吸収できて街としての太陽光吸収効率が高まります。) )

では、また来月に。

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