今月の本    1001号 名探偵は最終局に謎を解く 戸松 淳矩


今回ご紹介する本は、推理小説です。 謎解きもおもしろいのですが、 それ以上に軽快な江戸弁の感覚が 味わえてとても楽しめましたので ご紹介します。

私のイメージの江戸っ子は 頭のてっぺんから高い声を だして、機関銃のように言葉が つむぎだされるという感じです。 そして、ダジャレのような 調子のよい言葉が混じっている という感じです。

ですから、私は落語家では渋い人ではなく 円歌や円鏡さんなどが好みです。

最近はそのような高い声を聞くことが 少なくなりました。 昔は魚屋や八百屋にいけば、 売る人たちの賑やかな掛け声が 聞こえたものです。 最近はスーパーやコンビ二が主になったので そのような声を聞く機会が少なくなっています。 (昔はデパ地下でも聞こえたのですが。) また、マイクが発達したので、 そのような声を工夫しようとする動機がない のか、あまり綺麗な声を聞くことも少なくなりました。 店頭でもそうですが、ラジオやテレビでも昔は 落語家の方の賑やかな声が聞こえたものです。 最近は、若手の方の声でよい声の方が 少ないからか、あまりそういう番組もなくなりました。 最近聞いていると、ラッパーの方々が 比較的声を訓練しているようで 聞きやすい声をしているように思われます。 商店街などの雑踏の中では、 低音では声が通りません。 おそらく昔の賑やかな寄席でもそうだったのでしょう。 だから高音の声を(おそらくヨーデルのようにして) 開発していったのだと思います。 地声が低い方も太棹のようにベンベンというような 倍音を含んだ共鳴音を発生させていたものです。 そうなると低い声に高音の成分が混じるので、 雑踏のなかでも声が通るようになるわけです。 若手の落語家さんたちも声の鍛錬をしてみたら いかがでしょうか?円歌さんの噺を聞くと 鍛錬であそこまでの噺家になられたようです。 誰でも訓練で目指せるのではないでしょうか。 そうするとまた賑やかな 声がメディアから聞こえてくるように なるのではないでしょうか? (あとついでに要望をいうと、えーが多すぎる ように思われます。私のような素人はどうあがいても そうなってしまうものなのですが、 話し手のプロの方々はぜひ、さんまさんのように、 一度口を開いたら口を閉じるまで 立て板に水の感じに延々と話していただきたいです。 [わざと間をとるために入れるのなら 別にかまわないのですが。])

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では、また来月に。






             
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