「お父さん 朝ごはん出来たよ。起きてよお。」
耳元で繰り返される声。
失礼だな 俺は独身だぞ。お父さんと呼ばれる覚えは
ない。誰だ この失礼な奴は。
眠い目をこすりながら起きてみるとそこには。。
「やっと起きた。お父さん、おはよう」
「あ。。蒼?」
目の前でほほ笑むのは蒼。ただこいつの頭には妙な物
がついていた。まるで猫の耳だよ こりゃあ。
「なんでそんなもんつけてるんだ?」
「お父さんまだ寝ぼけてるの? お父さんだって耳が
ついてるじゃない。」首をかしげてこう言う蒼の言葉
につられ、俺は頭を触ってみると。。
「な 何だこりゃああ」
あわてて洗面所の鏡を覗くと俺の頭にも猫の耳が2つ
ちゃんとついていた。
「へんなお父さん。早くこないとお母さんに怒られる
からねえ。」俺の後をついてきた蒼はそう言い残して
洗面所から去っていく。その蒼の尻には。。。
立派な長い猫のしっぽがついていた。
「ぎゃあああ」 あわてて俺も尻を見るとそこには蒼
と同じような猫のしっぽがついていた。
「これは悪い夢だ。そうに違いない。」
そうつぶやきながら洗面所を出ると、そこには京介が
立っていた。
「深春 ごはん出来てるよ。」そう言う京介を見ると
こいつの頭にも猫の耳。
「蒼がお腹空かせて待っているから早くしてくれ。」
俺の手を引く京介の後ろ姿は。。
「うぎゃああ」こいつの尻にも猫のしっぽが。
いや それどころじゃあない。
こいつ裸に白いレースのエプロンしかつけてないぞ。
これが俗に言う『裸エプロン』ってやつか?
鼻血出そう。。。。
「お母さん お腹空いた。」蒼の不満げな声。
「深春が起きてきた。すぐご飯にするから。」
「うーん その前にお母さん食べたいな僕。」
「もう蒼はわがままだなあ たんとおあがり。」
テーブルに両手をついて尻を蒼に向ける京介。
お、お前達、その姿じゃあ獣姦だろうに。。。。
「おい 何をしてんだ!!」
「あっ お父さん仲間外れにしたから怒ってる〜」
「じゃあ2人で深春を食べようか 蒼」
「うん お父さん大好き!」
あっという間に2人に押し倒された。(こ、こらあ)
俺の胸で乳首を吸うのは蒼。うっ 舌先でつつくな!
京介は俺のアレをおいしそうになめているし。
「あん うっ」快感に思わず声が出てしまう。
やばい このままだと俺が獣姦される。た、助けて〜
「こらあ やめろお〜」
飛び起きた俺に2つの寝ぼけ声がかかる。
「ふわああ どうしたの深春?」
「深春。。。もう少し寝かせてくれ。。」
「ゆ・・夢か。。」
なんていう夢なんだよ。
おまけにこれって初夢っやつじゃないか。
とほほ 俺の今年って一体。。。(泣)