イ・ケ・ナ・イお稽古

「くそお 何で俺に配達なんかさせるんだよ。」
正月早々地図を片手に見知らぬ街をさまようはめにな
るなんて! こんなことなら実家になぞ顔出しするん
じゃあなかったよ。
そもそも半年ぶりに実家の和菓子屋『亜留都堂』に顔
出ししたのが間違いだ。俺に甘い婆ちゃんからお年玉
を貰いさっさとずらかる予定が兄貴につかまり、新年
早々店の手伝いをやらされた。うちの店は年中無休が
モットーで、元旦も朝10時には店を開ける始末。
まあ店はおやじと跡継ぎの兄貴がいるから俺はたまの
休み位顔出ししたら手伝うのは当たり前。
しかし正月早々働かせることはないだろうに。
慣れない店番をやらされたあげくに配達までやらすと
はうちの家族は鬼か 全く。。
それにさあ、いくらなんでも正月からお茶の稽古か。
まあ そんな変人がいるからうちの店が続けていかれ
る訳だけどねえ。あっ あった この家だ。

「ごめんください。亜留都堂です。」裏口で声を張り
あげるが返事がない。
「あのお ご注文のお初釜用の上生菓子を。。。」
「あっ 和菓子屋さん、こっちに運んでよ。」
奥から聞こえる子供の声。
人使いの荒い家だ。俺は和菓子の入った木箱を抱えて
家にあがった。
声のあった方向へ行くとそこには振り袖を着た華奢な
感じの女の子と、同じく着物を着た若い男性がいた。
「あの、ご注文のお菓子です。」
下を向いたまま男性が答えた。
「あ、有り難うございました。」声が震えているぞ?
「お兄さん 初めて見る顔だねえ。亜留都堂さんって
バイトの人もいるんだ。」女の子がこましゃくれた事
を言う。女ってやつはこんな小さい頃から生意気な口
をたたくんだなあ。
「じゃあ 俺はこれで。」そそくさと帰ろうとすると
女の子が俺の腕にすがりつく。
「もう帰るの。お茶飲んでいってよ ねっ」
「えっ、俺作法とか全然知らないし。。。」
「平気 平気 そうだよね家元?」
へえ この若さで家元か。すげえなあ。
いきがかり上、俺は一服お茶をご馳走になることに。
正座って大の苦手なんですけど(泣)

苦いお茶を飲み干し、さて帰ろうとすると案の定足が
しびれて立ち上がれない始末。
困っていると女の子が俺に近寄り、こうささやいた。
「お正月だから特別なお点前見せてあげる。」
何だと思うと女の子は家元に近寄り、突然家元の着物
を脱がせはじめた。あっという間に全裸になった彼の
股間には、屹立したまま根元を縛られ先から涙の滴を
こぼす彼自身。そしてすらりとした白い足の間に見え
るのはピンク色の。。しっぽ?? そんな馬鹿な!

「家元は感じやすくてね。あなたの視線でさっきから
何度もいきそうになっていたんだ。」
女の子は自分もするりと振り袖を脱いだ。
えっ 女と思っていたらこいつ男だよ。
「特別なお点前はね、、家元自身を茶筅にするんだ。
ほら ちゃんと自分で持って掻き回してよ。大丈夫。
お湯はさましてあるからやけどしないよ。」
子供の声で彼は自分の屹立した物を震える手でつかみ
茶碗の中に入れようとする。でも手がガタガタ震えて
とても出来そうもない。
「だめだなあ こんなだめ家元はお仕置きだ。」
男の子が家元をこづく。前につんのめる彼の背後に回
ると尻に手をかけ何かを引っ張った。
「蒼 そんなに乱暴にしないで。」ずるりと出てきた
物は男性器の形をした淫靡な張形だ。ぶるぶるとして
するソレを部屋の隅へと放り投げ自分の身体を家元の
足の間に割り込ませ、子供とは思えない位立派なアレ
をゆっくりと沈めていった。。
「あっっ やめて蒼、人がいるのに。。」
「ギャラリーがいた方が燃えるんだよね 京介は」

はうようにしてその部屋を出て、どこをどう走ったの
だろうか、気が付いたら俺は家に戻っていた。
あれは何だったんだろう?
正月が見せた悪夢? そうに違いない。。。
混乱する頭を左右に振り、俺はそう自分に言い聞かせ
るしかなかった。
そう その時はそれで悪夢は終わったと信じて。。。
《コメント》
>鬼畜全開です。(笑)いいんか こんな話。。
こうやってネタを振って思い切り弾けてくれる 貴女が好きよ、のりぞおさん。 しかも元ネタ提供者の名前まで確り織り込むとは流石! あるとお姉さま、読んでいらっしゃる? さあ、葡萄瓜も書いて見ましょう。 ああ、こうやって又深みに嵌って行くのね。

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