お兄様は作戦上手

「アー、こんなことで楽しい夏休みが消えていくなんて。」
口を開くとつい愚痴が出てしまう俺。 
「諦めなよ。あと少しで解放されるんだし。」
冷静にこう答える健一の声。こいつ本当にクール。 
中2の夏休み。なんの因果か弟のおたふく風邪を
貰ってしまった俺達2人。この間まで弟2人も 
同じ部屋に隔離されていたがもう全快し、一足先に
解放されて夏休みを満喫中。年をとってから 
罹る方が重くなるというのは本当らしい。
俺達も頬の腫れはひいたもののまだ医者から
お許しを貰えないために監禁状態。俺はまだ
自宅だからいいけど健一は姉さんがまだ
罹ってないからと弟共々俺の家に強制収容
されてしまった身の上だし。 
おまけに俺達の母親ときたらテニススクールだ
料理教室だと俺達を置き去りにしてるし。 
だがこれはチャンスだ。誰も俺達のいる部屋に
近寄らない今がいい機会かもしれない。 
俺は1人ほくそ笑んだ。後は行動あるのみだ! 

「なあ健一、風呂入らないか?」さりげなく誘う俺。
風呂好きの健一が発病以来風呂を我慢して
いるがそろそろ限界だろう。 
「でもいいのかなあ?先生にまだOKもらってないけど。」
こう言うってことは脈ありだな。 
「平気だよ。もう熱も下がっているしさ。
こっそり2人で入っちまおうぜ。」
健一の手を引き部屋についている風呂へ行く。
さっさと浴槽に湯をため自分から服を脱いでいく。 
横目で見ると健一も服を脱ぎだした、しめしめ。
思った通りだぜ。久し振りだな一緒の風呂も。 
「洗ってやるよ。背中向けて。」
素直に背中を向ける健一。泡をたっぷり手にとって背中を 
撫でる。その手を段々下に移動していき
・・・一気に後ろから回した手で健一の下半身をつかむ。 
「健一ももうこんなにしてる。
嬉しいな、俺達両思いだなんて。」
笑いながら耳たぶを嘗める。 
「い、厭。やめて」
小さい声であらがう健一。
でも健一の物はもう破裂しそうに膨らんだまま。 
「大丈夫。優しくしてあげる。ずっと一緒の
部屋で寝ててもう毎日狂いそうな位おまえのことが
欲しくてたまらなかった。熱にうなされてこのまま
死んだら絶対化けてでると思ったよ。」 
右手はあれをつかんだまま、そろそろと左手を動かす。
まずはここを慣らしておかないと。 
湯であったまったとはいえ、そこはまだ狭くて
とても受け入れてもらえそうもない。 
いいさ。時間はたっぷりある。慣らして溶かしてやろうじゃないか。 

「あっ、厭。そんなとこ見ないで。」
すすり泣く健一。無理やり四つん這いにさせて
こちらに後ろを向けさせる。そっと風呂場に持ちこんだ
潤滑剤を指につけ健一の蕾に指を入れる。 
湯で人肌に暖めたそれのおかげですんなりと
1本は入った。だがこれではだめ。 
1本を2本に、2本を3本に。指を増やして慣らして
いくが2人とももう爆発寸前。 
「あっ、そこ。イイッ!」
健一の声も次第に甘くなる。そろそろいいかな? 
「健一、いい?俺おまえの中に入りたい。だめ?」
健一は小さくうなづいてくれた・・・ 

あくる日、健一も俺もまた熱が上がり医者は
首をかしげていた。でもお互い筋肉痛でまともに 
動けないからいい骨休めさ。もっとも健一の奴は
ふてくされてしばらく俺のことを無視していたけど。
なんでも初めては海辺の白いホテルが
良かったそうでふててたらしい。 
まあ、親切な俺はやっと解放された後、
すぐさま健一をつれて海の近くの家の別荘に連行 
してやったけどな。恋人思いだからな俺は(笑) 

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