世界が消えてしまうその瞬間
貴方はどのような目で、私を見るのでしょうたった一つの温もりを手にして
たった一つの生命を腕に
たった一つの所有物を抱きかかえて
たった一つの罪を背負いたった一つの希望を願い
この夕日が沈む瞬間には
私達は溶けて消えてしまうのでしょうか
そんな事私は知る由もなくて
ただ、貴方のそのひかる水が
私の頬へと落ちる瞬間を、私は息を殺して待ったたった一つの願望を胸に
たった一つの思い出を抱いて
数え切れないほどの無力さを吐き捨てて
それでも捨てられないほどの後悔を手にぶらさげてそうして、貴方は私を見るのです
世界が消えてしまうその瞬間
貴方はどのような想いで、私を見るのでしょう
今まで、有難う御座いました。