バッチ ファイルで環境変更のローカライズを開始します。SETLOCAL を実行した後で
変更した環境設定は、そのバッチ ファイルだけで有効です。前の設定を復元するときは
ENDLOCAL を実行しなければなりません。バッチ スクリプトの終わりに達したとき、
暗示的な ENDLOCAL が、そのバッチ スクリプトによって発行されたすべての未完了の
SETLOCAL コマンドのために実行されます。
SETLOCAL
コマンド拡張機能を有効にすると、SETLOCAL は次のように変更されます:
SETLOCAL バッチ コマンドは、オプション引数を受け取ることができます:
ENABLEEXTENSIONS / DISABLEEXTENSIONS
は、コマンド処理機能を有効または無効にできます。詳細に
ついては、CMD /? を参照してください。
ENABLEDELAYEDEXPANSION / DISABLEDELAYEDEXPANSION
は、遅延環境変数の展開を有効または無効にできます。詳細
については、CMD /? を参照してください。
これらの変更は、SETLOCAL コマンドの実行前の設定にかかわらず、対応する
ENDLOCAL コマンドを実行するまで継続されます。
SETLOCAL コマンドに引数を指定すると、ERRORLEVEL の値が設定されます。
2 つの有効な引数が指定された場合は 0、そうでない場合は 1 になります。
この機能をバッチ スクリプトで使って、拡張機能が利用可能かどうかを判断
することができます。それには、次のように入力します:
VERIFY OTHER 2>nul
SETLOCAL ENABLEEXTENSIONS
IF ERRORLEVEL 1 echo 拡張機能を有効にできません
この方法が使えるのは、古いバージョンの CMD.EXE では、SETLOCAL は
ERRORLEVEL の値を設定しないためです。VERIFY コマンドに誤った引数を
指定すると、ERRORLEVEL の値は 0 以外の値に初期化されます。
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