「河上今日ヒマ?」







明日から2学期・ってゆう日曜日。

三井が、宿題終わってねーんだろ?とか勝手に

決め付けた言い方で電話してきた。(しかも朝っぱらから)




もちろん終わってなくて、

終わらすつもりもあんまなかったんだけど

一緒にやろーぜー♪なんてゆうからウカレポンチでルンルンで

気持ちよく寝てたのに〜とか嫌な気持ちはとんでって

しゃきりまくりで準備して(ベッピンになった!)

お互いの家は遠いから学校に1時集合。



































普通に40分も待たされた。

いったいどーゆうことよ、遅いじゃないのー




「俺のほうが遠いんだからしゃーないだろ」




走ってきたんだ!って言い切るけど

そのわりにはなんだか涼しそうな顔ですねェ兄さん。




「まぁ今日は機嫌いいから許したげる」







だって、スキな人が誘ってくれた。












































自分たちのクラスに入ったら

締め切られてたせいで空気はムワムワだった。







「はーなんだコレ、やばくねー」

「暑すぎる!無理だよ!」




わたしは暑がりなんだから!

こんなんじゃ汗かいてクサイ女になっちゃうって!(最低)




「なんでクーラーないんかねー」

「でも来年ぐらいから付くらしいよ」

「マジかよ!俺らいねーじゃんか。意味ねー」

「え、三井はいるでしょ」

「むかつく」











天井のちっぽけな扇風機(ほぼ威力なし)を強にして

三井持参のうちわを奪ってガシガシあおいだ。




「明日から毎日ここ来るんだよね〜つらい」

「な〜。暑いと寝る気すらうせる」












だらだら机に突っ伏したり





扇風機の回転に合わせて2人で教室をまぁるく歩いたり





黒板にクラスの子の似顔絵描いたり



















宿題は机の上に広げられただけで触れられないで

気づいたら4時過ぎだった。











「何も進んでないよーそろそろする?」

「んー、あー、うん」







気のない返事をして







「俺、日本史のプリントだけやったから何かと交換な〜」

「わたしも日本史やったよ。他に何か」

「他なんかねーよ」

「えっそんだけ?」

「おう」







宿題は英語2つと日本史と生物。

わたしは日本史(これはチョゥ簡単)と

英語を自力でわかるとこちょこっとやっただけだったのに。










三井はわたしの英語をせっせと写してる。

6割ぐらい間違ってると思うよ!







「ま・三井がわたし以上やってるわけないよね」

「どーゆう意味だ」

「イヤミよー」

「俺が写すまでに生物終わらせろよな」

「できるわけないじゃん」







結局自分らで、ってゆーかわたしがやらなきゃだめなのね。


























20分もたたないうちに三井は

やる気ゼロって感じにあくびして席を立った。





「どこ行くの?」

「べんじょ」

































それっきり、しばらく三井は帰って来ない。







外はひとりぼっちが寂しいほどやけにきれいな夕暮れ。











三井はどんなつもりで今日過ごしてんのかな。

わたしは嬉しくてドキドキしてるけど……











もしかしたら告ってくれるのかも

だから誘ってくれたのかも











それは自分勝手な思い込みに過ぎない?











「わたしが言おっかな……」











思わず小さくため息みたいな声が出たとき

廊下をぺたぺた歩く音が聞こえて

ほとんど誰もいないであろう校舎にチャイムが響いた。




「じゃ〜ん食う?」




夕日の光を浴びてまぶしい三井が

キラキラ光った黄色いアイスキャンディーを差し出した。




「廊下歩いてたら窓から売ってんの見えてさぁ。

 珍しくね?こんなとこでチャリで売ってんの。

 優しいから河上のために買ってきたぜぇ」




三井のガキっぽい笑顔がかわいくて笑けた。





「ほら早く食わんと溶ける」



「ありがと」





受け取って、一口。甘くて砂糖のかたまりみたいだった。































棒に残り2センチぐらい。

なんとなく三井のほうを見たら目が合った。







「な、なによ」

「あー?」

「ほしいの?三井自分のも買ったらよかったのに……」

「ここ着く前に食っちゃった」



















溶けて手に流れてきた。





残りを食べようと口をあけたら、突然右手をつかまれた。







「いただきー」



「あ」







ほしいならほしいって言えばいいのに。

やけに近づいてビックリする。







「……何ニヤニヤしてんの」





「ニコニコしてんだよ」





「うっそ、見えない」



























「かんせつちゅーだな」











「は」























そ、そうだけど、今どき(?)そんなん言う?







「顔赤すぎ」







「何ゆってんのっ」















振りほどこうとした手はますます力を込めて























「カナ」























「!」



























「はずいけど、ゆうから聞けよっ」











わたしは三井の目を見てたけど

三井は深く下を向いてしまってて表情がわかんない。











「今日はな、お前に会いたかって、だから誘った」







「……うん」







「で、……会いたかったんは」











そしてわたしを見た。





先の言葉は聞けてないのに嬉しくて嬉しくて



























繋いだ手を握り返した。





































「河上がすきだ」





































真っ赤になって、まっすぐわたしを見て、

三井の左手はきっと汗ばんで、















「わたしも好き」















ほんとに嬉しそうに笑った三井は





わたしを腕から引き寄せて











かんせつじゃないちゅーをした。







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みみみみみほこしゃんへ!!!です!!!
リク内容に答えきれてないですね……(- -;)

超カッコ悪くってゆう。いやカッコ良くは決してないけど。
せめてもの思いで汗ばむってのでカッコ悪さを満載してみました!(爆)
2人はもともと付き合ってたわけじゃによってのが
冒頭部分じゃあんまわかんないですなぁ。
名前がね、名字から下の名前に変化したってのがミソ。
(ここもちょっとリクに反した・汗)
アイスキャンディー自転車で売ってるおっちゃん数年前公園によくいたんやけ
最近はその公園にもぱったり行かないし地元では見ないです。
でもあぁゆうのは好き。
子どもらが群がってたりしたらなんか嬉しかったり。

またまた今回も急展開ボンバーですが、マイド!って感じで。

大変遅くなりました、みほこしゃんありがとうございました!!


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あいしゃん!!どうもありがとう・・・☆
あまりの三井の素敵っぷりに我を忘れてしまったよ!!どひゃー!
この素敵ぶりは、あいしゃんならでは。もう三井ラブなのは言うまでもなく
あいしゃんラブです。ラブ!
どうしてこんなピュア☆になるんですか。ドッキドキですほんと。
こういうの待ってました。家宝にするね!
自転車で売りに来るアイスキャンディーって微妙に
安っちぃ味するのが逆に懐かしい感じがして、あたしも好きでっす!
急展開ボンバー、ばんざーい!!
それにしても、あたしは、あいしゃんの描かれる三井の大ファンで
ほんと呆れちゃうくらいトリコです!!大すき1
そして、あいしゃんの人柄も。絶対にキュートな方なんだ、と、あたしは
確信してます・・・・・・・・・!!クーッ!!たまらないです!!
これからもなにと、みほこをよろしくおねがいします!

遅れながら、kamechansの10000hitおめでとうございました。





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