「ボンゴレ、これ差し上げます」
「・・・・・・・・・六道骸」
「バレンタインのときは予想外の妨害に遭って渡しそびれました」
「いったい」
「やはり私たちふたりの関係をよく思わない者は大勢いるようですね」
「いつ」
「そんな顔しないでください、ボンゴレ」
「から」
「私たちの愛は輪廻を超えますよ」
「そこに」
「ほんの1時間ほど前から」
「リボーン!!お風呂場の天井裏にろくど「それではさようならボンゴレまた会いましょう!!」



骸ツナ
本当にまたすぐ会った。  
 
2006.03.16.















ジャンプ捏造  



228ページ4コマ
「よう恭弥」
「…遅刻なんだけど、何様のつもり?」
「わりー、わりー、昨日の夜ツナと話し込んじまってな、寝坊した」
「…、聞き捨てならないね、何で沢田が出てくるのさ」
「あれ、言ってなかったか?
俺日本ではツナの家に世話になってんだ。
あいつもがんばってるみてーだし俺むぉおおおあ!?!」
「死になよ」
「(しまった…;!)」
「沢田の家にお泊りだって?…原型留めておけると思うなよ(超低音)」
同ページ5コマ
「(ツナ!お前の彼氏恐えーよ;;!)ま、まあ待て、
今日は戦う前に指輪の話をしてえ。
騙してるみてーでスッキリしねぇからな」
「いいよ、興味ないから。
あなたをグチャグチャにすること以外」


逆鱗に触れる/ヒバツナ+ディーノ
ディーノさんの運命や如何に。
 
2006.03.20.















囲まれた。
獄寺隼人の額に汗が浮かぶ。
三寒四温の寒の真っ只中、
髪を絡ませる風は昨日とはうって変わって冷たい。
敵の数は、10人。
守りきれない数じゃない。っつーか絶対守る。
そのために俺はここに居るんだ。
…何処だ、何処から来る?
焦るな、落ち着け。
−−その時、空気の流れが変わっ
「危ない!!十代目ーーっ!!!」

バーンッ!!!

すさまじい音が衝撃となって、
思わず耳を押さえる者、顔を背ける者。
しかし誰も口を開く者はいなかった。開くべきではないと直感的に感じていた。
永遠に続くかと思われたその静寂を破り、ツナが慌てて駆け寄る。
「ごっ、獄寺くんっ!大丈夫!?」
「十代目・・・っ!ご無事ですか・・・!?」
「う、うん、俺は大丈夫だけど・・・」
「そうっすか・・・、よかった」
ほっと胸を撫で下ろすと骨が軋んだ。
・・・やられたか?
だが、死ぬわけにはいかない。
この人を残して死んだりするものか絶対に。
「十代目・・・」
手を伸ばすことを許していただけますか?
まだまだ未熟な俺ですが、それでも・・・!
「獄寺くん・・・、
顔だからセーフだけど、
何ていうか、そういう問題じゃないっていうか、
いや、かばってくれたのはすごく嬉しいんだけどさっ」
「あなたを残したままでは死んでも死に切れません!」
「いや、うん、あのね、
獄寺くんはあっちチームだから
俺を守ったりしちゃ試合になんないっていうか、その」
「獄寺アァァァ!!さっさと自分の陣地に戻りやがれ!」


ドッジボール/獄寺とツナ
彼はいつでも十代目。
 
2006.03.23.













 




「ヒ、ヒバリさん、あの、ヒバリさんの鳥が」
『もしかして沢田のところにいる?』
「は、はい」
『悪いんだけど明日学校に連れ、』
「チチ、さわだとおなじ、」
『、!』
「へ?えっ、あ、この鳥喋れるんですか!?」
『今すぐ取りに行くから』
「えっ、でも外大雨ですよ!」
『そんなの知らないよ。あと出来るだけその鳥から離れて』
「ええっ!?」


鳥の手触り/ヒバツナ
賢い鳥はヒバリさんの呟きもしっかり記憶。

2006.04.07.

















いつものように群れてる連中をのしていたら
どうも毛色の違う子どもが紛れていたらしい。
他の屍と同じように地面の上で寝ている姿には見覚えがあった。
並盛指定のセーター、パンツ、転がる鞄。
少し色味の薄い如何にも軽そうな頭。
弱いくせに群れて強くなったような気分に浸らない子ども。
弱い子ども。
わざわざ屈むのも面倒なので
うつ伏せに倒れているその身体を硬い靴の爪先でひっくり返す。
あまり手ごたえもないまま、ころんと転がった。
目を閉じていた。
口はだらしなく半開きだった。
顔が白かった。
尋常じゃない程白かった。
見やれば、汚いコンクリートを赤黒い染みが汚していた。
「・・・沢田?」
死んでしまったの?
弱い子ども。
気が付けば、手が何かを握っていた。


今すぐ119番を/ヒバツナ
死なせない。 

2006.04.11.
















成る程確かに彼の話は私を不幸せにしなかったが、
それと同様に幸せにもしなかった。
要するに実の無い話であった。

概して久方ぶりの挨拶というのは互いに手探りなのが定石で、
よほどの共通のビッグニュースでも無い限り
其処は盛り上げるべきところではない。

だから敢えて弁明する必要も無かったし、
弁明したところで、重ねて質問されて答えに窮するのはこちらであったので
やはり口を閉ざして正解だったと思う。

それでもこうやってうだうだと言い訳を考えざるを得ないほど
正体不明の苛立ち(のようなもの)を感じているのは、
結局のところ、彼に言いたいことがあるということに他ならない。

それは認めよう。

しかもとても真新しく感じるこの会話は実際にはもう終わっていて、
自分だけがまだ其処で立ち止まっているだけで
今更蒸し返して粘着質な面をお披露目する必要性はゼロである。

あまりの不毛さに笑えた。

私をこのような思考の渦に投げ込んだ元凶、純粋な。

「本当はサボってたんじゃねーの?」
「ほらまた登校拒否でズル休みじゃねーの?」
「なんたってダメツナだもんなー」



「殺してさしあげましょうか」

久しぶりに鼓膜を震わす外界の音が自分の発したものだと気付く
と同時に、
一斉に浴びせられる驚愕の視線。

こうなってしまっては後の祭り。

一際大きく目を見開いている小柄な少年に向かって柔らかく微笑む。

ちょっとした快感と高揚に肌が震えた。





窓の外で立ち聞き/骸ツナ+α 
ご立腹のストーカー骸さん。元凶は純粋な愛。

2006.04.18

















突然殴られたので何事かと思ったら
何のことはない、いつもと同じようにヒバリさんだった。
最近は群れていなくても目が合っただけで殴られてる気がする。
すごく理不尽だと思う(口が裂けても言えないけど)
先週は運の悪いことに毎日出くわしてしまったから毎日殴られた。
どうせ殴るなら前の日とは別のところにして欲しい。
まだ治ってないところに一撃もらうと本当痛いし。
(あれ?これおかしくない?)
でも別にヒバリさんは俺だけを狙って殴ってるわけじゃないし、
むしろ殴ってこそヒバリさんだと思った方がいいのかもしれない。
人間性ってやつ?
この間も群れてた柄の悪いおにーさん達をボッコボコにしてたし。
実はその群れの中に俺も居たんだけど(っていうか絡まれてた)、
何でかそのときは殴られなかった。
多分殴り飽きたか満足したかなんだろうなぁ。
「大丈夫?」なんて聞かれちゃったし。
何か最近はひとりでいるときの方が殴られてる気がするから
出来るだけ獄寺君とか山本とかと一緒に行動するようにしたら
凄い剣幕で殴られた。
いつもの五割増くらい。
まだ痣残ってるし。
やっぱり群れてるものを見るのは嫌いらしい。
でもじゃあ一体どうすればいいんだろう・・・。
溜息を吐いたら唇の端あたりがピリッと痛んだ。
ああやっぱり口の中は治りが遅い。


青少年の苦悩/ヒバリと綱吉
気にせず殴られときなよ。 

006.04.19

















「沢田の声はどんなのだろうね」
「え、」
「僕が聞いてる声と君が自分で聞いてる声と
赤ん坊やファミリーの奴らが聞いてる声は全部違うじゃない」
「ああ、」
「耳の形もつくりも脳も」
「みんな違いますもんね」
「ふふ、分かってきたじゃない。
初めの頃君は本当物分りが悪かった」
「今も良くはないです」
「わお、自覚あるんだ」
「まあ一応、あれだけ散々ボロクソ(ボソッ)言われれば。
でもじゃあ俺が聞いてるヒバリさんの声も
みんなが聞いてるのとは違うんですね」
「うん。あ、でも、そうだ」
「?」
「つまるところこの声は僕だけのものってことでしょ」
「、・・・それは」
「悪くないね、とても」


クオリティ・オア・クオンティティ/ヒバツナ10年後  
そっと耳をすます。 
2006.04.30.










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