T.始まりの話
「くんしゅろん?」
「政治学の起点だよ」
「ふむふむ、なるほど。セイジガクノキテンね。なるほど」
「読んだことある?」
「あると思うか?」
「あってもおかしくはないよ。アスベルの家の執務室にもあったからね」
「ヒューバートなら読んでるかもだけどなー。執務室は鬼門だ」
「ふふ、何だいそれ」
「お説教くらうときは大抵あそこなんだ。問答無用で連れ込まれて小一時間」
「一時間も!」
「なっがいだろー。よくそれだけ言うことがあるもんだと毎回思うよ」
「一時間も…アスベルがじっとしていられるなんて」
「そっちかよ!一時間くらいは耐えられるさ!…それ以上は無理だけど
「ははは。お父様はその辺りを分かった上で毎回一時間にしているのかもね。ふむ、なかなかの策士だ」
「うげーっ!何だよそれ!」
「最初に一時間我慢しちゃったのが敗因だね」
「1分で逃げりゃよかった!!」
「早すぎ」
/2010.02.24

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