節分キリジャ】
 
 
「ちぇんちぇー、豆まきしゅるから鬼になってぇ」
「ちょっと待て、ピノコ。鬼は呼んである。もうすぐ来るからそのときに容赦なく豆をぶつけてやれ」
「あらまんちゅっ」

コンコン。

「来たぞ、ピノコ!行くぞっ」
「わーい」

バタン

「おにはーちょとっ!!」
「鬼はーー外!!」
「な、なんだ!?」
「おにはーちょとっ!!」
「鬼はーー外!!」
「ちょっ、やめろ、痛っ」
「おにはーちょとっ!!」
「鬼はーー外!!」

ビシバシビシバシ

「ふうvたのしかったのよさ」
「よかったな、ピノコ」
「こよしやのおじちゃんも鬼役ごくろうちゃま。お茶いれるからしゅわってて」
「・・・・・・」
「・・・どうした」
「珍しく家に来いというと思ったらこんなことか」
「お前さんが来なければ私が鬼役だ。子供は遠慮なくってしつこいからな。なかなか大変なんだ」
「だからって俺か」
「鬼も死神も同じようなもんだろ(ニヤニヤ)」
「それにお前さん、思いっきり豆投げたろう?お嬢ちゃんよりお前の攻撃の方が痛かったぞ」
「当たり前だ。ストレス解消だからな(ご機嫌)」
「・・・・・・」
「夕飯くらいは食わせてやるからいつまでも怒るな。大人げない」
「・・・そのあとは?」
「なに?」
「もちろん、お泊り付きだろうな」
「は?なにを言って・・・」
(ぐいっ)
「俺は、今夜豆まきじゃなく、お前の『内』に『種まき』をさせてもらおうかね(ニヤニヤ)」
「なっ!!(////)」
「ハハハ、日本行事ってのも楽しいもんだな」
「ふざけるなっ、ヤラないぞ、キリコッ」
「ああ、大丈夫。お前さんは何もヤらなくっていいぞ。俺がヤルから」
「!?!?」
「あ、お嬢ちゃーん。今日泊まってもいいかな?」
「ちょっ、待て、キリコッ」
「うーん、鬼役しちぇくれたし・・・夕ご飯のじゅんび手伝ってくえるならいいのよさ」
「夕飯くらい、任せろ」
「ちぇんちぇいと違ってたよりになる〜v」
「ということで、覚悟しておけよ。ブラック・ジャック」
「〜〜〜〜〜」
 
 
 
 
 
 
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夜は豆まきならぬ大人のタネマキですv<下品
 
 
 








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