『ん? 何をボーーっとしてるんだ?早く洗えよ。髪も洗えよ』
動きが止まっている晋也に気付くと首だけ後ろを向け指示する。
『あ…う、うん。ごめん』
晋也は見取れていた事に気付くと慌てて前を向くと体を洗い始めたが、今の光景が気になってなかなか体が洗えない。
そんな晋也に気付いた悠はシャンプーを手にとると後ろから晋也の髪を洗いはじめた。
『なに、のんびりしてるんだ? 髪は洗ってやるから、お前は体洗えよ』
『う、うん』
「シャカシャカシャカッ」
軽快な音を出しながら髪の毛を洗ってやる。
しかし、手間を省く為に頭と体を洗おうとしたわけだが、
頭を洗われ固定されている上に振り向けば目の前に先ほど少ししか見えなかった乳房があると思うと、
晋也の体を洗う速度はいまいち速くならなく、悠の方が先に洗い終えてしまった。
『たくっ、何をそんなゆっくり洗ってるんだ? ほら、貸してみな』
そういうと悠は晋也の手からスポンジをとると肩をつかみ体を自分の方に向かせる。
『わっ……あっ!』
咄嗟に体の向きをかえられ驚きつつも、すぐに目の前にある豊満な二つの桃に目が向けられた。
すべすべとして柔らかそうな肌、シミ一つ無い白い肌は上気し、ほんのりとピンク色になっており、その先端には朱く染まったサクランボがついていた。
『あっ…あっあっっ!』
(なんか大きくなっちゃったよ、元に戻れよ)
目の前に広がる光景をみた瞬間に股間が膨れ反り上がった。
下半身の異常に声とともに腰を引き両手で股間を押さえたが、手の中にあるモノは晋也の気持ちとは反対に膨れ上がり硬度を増していった。
『あっ……』
悠は晋也の様子に気付くと何故か自然と頬を染め腕で胸と股を隠し腰をひいた。
『な、なに勃たさせてんだよ!』
恥ずかしながらも必死に声をだし晋也を怒ると困った様子でいた。
『よくわかんないよ、なんか姉ちゃんを見てるとこうなっちゃうんだもん!』
いつもと違う自分の部分を見られるのが恥ずかしいのか、手で隠しながらしゃがみ込んでしまった。
『わ、わかったわかった。俺も悪かったらから泣くんじゃない。別にそうなるのは変なことじゃ無いから』
責められ今にも泣きそうな顔で困り果ててる晋也をなだめた。
『晋也、とりあえず後ろ向いて、ちょっと待っててくれる? そうならないようにするから』
『うん、わかった』
晋也に後ろを向かせてると気休め程度にはなるだろうと思い脱衣所からバスタオルを手にとると体に巻き付け隠した。
しかしそこまで大きなタオルでない為に、隠せたといっても胸は乳首がギリギリ隠れた程度で胸の谷間は見え、
下も超ミニ状態で前を隠せば後ろは見えてしまう程であった。
(かえってエロくなった気もするが、直接見えるよりはいいかな…)
軽く自分の姿を見直し大丈夫そうだとわかると晋也に声をかけ振り向かせた。
『まあ、少しはマシになっただろ? ほら、お前も恥ずかしいなら腰に巻いとけ』
『う、うん』
手で隠しておいても仕方が無いのでタオルを腰に巻かせ終わると、ささっと体を洗わせた。
『それじゃあ、髪切ってしまうか〜』
『う、うん』
晋也を座らせると立ち膝状態で悠は髪をクシで整えながらハサミで切り始めた。
正面に立ち刃物を使っている為、真剣に前髪を短くしていく悠とは違い、
晋也は目の前にある胸の谷間を見てはいけないと思いつつも誘惑に負けちらちらと見続けていた。
(せっかく元に戻ってきたんだから見ちゃ駄目だ!!……でも、姉ちゃんのおっぱい見てるとドキドキして、見ていたいんだよな……)
悪いことだと考えながらも、タオルに隠されている部分の光景が頭に浮かび上がってしまう。
(駄目だ、違うこと考えなきゃ!)
頭に残る記憶を振り払おうとするがなかなか消えてくれず、頭を大きく左右にふって掻き消そうとすると、
いきなり首を振られ驚いた悠が声をあげる。
『うわっ、なんだよ急に。危ないから動くなよ!』
『あ、ごっ、ごめん…』
自分が髪を切ってもらっている最中なのを思い出し、謝ると元の姿勢に戻した。
(うぅ、駄目だ。どうしても気になっちゃうよ!! 違うこと考えなきゃ!)
せめて見ないようにと目をギュッとつぶり浮かび上がる光景と戦い続けること数十分、ようやく苦しみから逃れる声がかかった。
『よ〜し、OK!最後に髪洗っておしまいな』
悠の声を聞いて少しずつ目をあけると、極力姉の姿を見ないようにして頭を洗い始める。
悠も自分の体に付着した切った髪の毛を洗い流そうとバスタオルをはずしシャワーを身体にかけた。
晋也の頭に先程の悠の後ろ姿が思い浮かびあがり、もう自分の下半身を見なくても硬く反り返っているのがわかる。
(なんで、こうなっちゃうんだよ…)
いつもと違う自分の体の変化に耐え切れず、髪を洗い流すと口を開き姉の方を向く。
『姉ちゃん…なんか僕変だよ…』
『ん?……あ』
既に体を洗い流しバスタオルを巻き付けていた悠は晋也の呼び掛けに振り向くと、すぐに何処のことを言っているのか理解した。
腰に巻いたタオルを押し上げ、立派にテントを勃たせている姿に苦笑いしかできなかった。
『姉ちゃん、これ、どうしたら治るの?』
『う、う〜ん…晋也、お前は今どうしたい? どんな事考えてた?』
同世代の友人ならば、ふざけながらも話せるが、本気で困惑して泣きそうな晋也に自分も真面目な顔付きになる。
『……よくわかんないけど、姉ちゃんの事考えてると、こうなっちゃう。お母さんとお風呂入ってもなんともならなかったのに…』
『なるほどね〜それで?』
『…うん、なんか姉ちゃんのおっぱいが頭から離れなくて…見たい気がする…』
おどおどしながらも、自分の気持ちを語っていく晋也を見て、なんだか複雑な気分になった。
いつも一緒で、いつまでも幼いと思っていた弟も女性の身体とかに興味がわいてきたと考えると、なんだか手元を離れるようで少し寂しかった。
『そっか…見たいのか〜』
『うん…』
『…わかった、じゃあ少しだけ見せてやるよ』
『え! ほんと?』
『ああ、ただし今回だけだからな!』
『うん、わかった。ありがとう』
俯いたままだった弟を見て、まあ少しくらいなら別に構わないかなっといった軽い気持ちで了承してあげると、
先程までの暗い雰囲気も消しとばしいつもの元気な晋也の笑顔に戻った。
げんきんな奴だな、と少々呆れつつバスタオルに手をかけると落ちないように引っ掛けていた部分を外し、身体から取り離した。
『わ〜〜』
なに一つ包み隠すものが無くなり、望んでいた禁断の果実が目の前にあらわれ、晋也は思わず喜びから声がでてしまう。
また悠もその声と兄弟とはいえ異性の強烈な視線が胸に注がれているのに恥ずかしくなり自然と顔を背けてしまった。
『し、晋也。恥ずかしいからそんなにじっと見るなよ』
『う、うん…』
もう乳房にくぎづけで何を言われた事もあまりわからず気の抜けた返事をする。
『……』
(やべっ、なんかドキドキしてきちゃったよ)
黙ったままジッと見られている雰囲気にいつのまにかトクントクンと心臓の音が自分でもわかるほどの大きさになっていた。
チラリと目線だけ動かし晋也の方を見ると、食い入るような目で見ており、軽く息遣いが荒くなっていた。
そのまま視線を下に降ろすと下半身は先ほど以上にテントを高く持ち上げているのがわかった。
『姉ちゃんのおっぱい綺麗…』
『………』
ぽつりと呟いた一言を聞いて、自分の胸を見てみる。
まるで血管が見えてしまうのではないかと思わせる程白く透き通っている肌に、
大きくも型崩れしていない膨らみを見ているだけで暖かみを感じられ、綺麗と言わせたくなる気持ちがわかる。
『…その、ちょっと触ってもいい?』
『え!?…ちょっ、ちょっとだけなら…』
場の雰囲気に流されたのか自分でもなぜだかわからないが、すんなりとOKしてしまった。
咄嗟とはいえ、自分が答えた内容がどんなもの意味を持つのかを理解すると鼓動が更に早くなる。
しかしもう拒否するには遅く、晋也の右手が悠の左乳房に触れる瞬間だった。
『ぁっ』
指が触れた瞬間、消え去りそうなほど小さな声がもれる。
その反応に気付かぬ晋也は指で乳房をプ二プ二と押して、柔らかさを噛み締めていた。
(姉ちゃんのおっぱい、やっぱり柔らかいな〜)
自分の指先から感じとれる温もりとに軟らかさに先日の夜の光景を思い出しながら、再び触れる喜びを感じた。
ツツーーッと指を動かし乳房のうえに円を描く。一周、二周と円を描く事に悠の身体がピクピクと反応する。
『うぅんっ…晋也、くすぐったいよ…』
『あっ、ごめんなさい』
即座に指を離し、手を引っ込めてしまう。
このまま終わりにしてもよかったのだが、無意識のうちに心の片隅にある、なんとも言えぬ物足りなさが悠を行動させた。
『触るなら、男らしくこうやって触りな…』
そう言うと自分の手と晋也の手を重ねると、胸に導き両乳房を掴ませた。
『わっ、わぁ!!』
ぐにゅんともぷにゅんともとれる感触が両方の掌から脳に伝わって来る。
『ぅんっ…どう?』
『う、うん。すっごくやわらかいよ』
マシュマロのように白くやわらかい感触が掌全体、指の一本一本から同じ感触が得られ、
またただ軟らかいだけでなく弾力があり、力をいれた分だけ、しっかりと指を押し返してくれる。
一回では無く二回、三回と、もっともっと揉みほぐしたくなる気持ちにさせた。
(姉ちゃんのおっぱい気持ちいいよ、とっても大きくてやわらかいよ)
大人の手でも覆いきれるかわからない大きさの乳房に、小学生の晋也の手で包み込むのは当然無理なはなしで、
手のひらを思い切り広げても乳房を隠す事ができるのはほんの一部であった。
『…っ…ん……んふ…んっんっ…』
すでに悠が手を添えていなくても自分から乳房を揉んでいる状態になっており、
悠は手を握り締め、少しずつ感じ始めた疼きに耐えつつも吐息が我慢できず零れ始めていた。
(ちょ、ちょっと気持ちよく…なってきちゃった……声、でちゃいそう…)
『んっ…ぁ……んんぅ…くぅん…はぁ…はぁ…ぅん』
晋也の揉むリズムにあわせ息が鼻から抜けていく。
『はぁ、はぁ……はぁ』
微かに聞こえる姉の甘い鳴き声に興奮が高まっていく、最初は一目見れれば良いと思っていた考えも今は無くなり、
正面から揉み続けるだけでは満足できなくなっていった。
乳房を下から持ち上げるようにしながらこねたり、外側からよせたり離したりとやりたい放題にした。
(もっと触りたい、姉ちゃんのおっぱい気持ちいい)
もう目の前でプルプル揺れ動く乳房しか見えてなく、興奮のあまりにギュッと強く握る過ぎてしまった。
『いっ、いたいっ!焦らなくてもいいから…もう少しやさしく…ね』
悠の反応に首をブンブン縦に振り、もう一度丁寧に揉みほぐし始めた。
『んんっ、ぅん…そ、やさしく、んぅっ…してね……そうすると…ぁん…ぃい…うぁん……気持ちいいから……ぅんんっ』
(なに言ってんだよ、俺は!……でも、もっとさわってほしい、あぁんっ)
この場の雰囲気と悠から発っせられる甘いフェロモンの香りが浴室に漂い、思考が低下してきていた。
頭で考えるより先に口が開いて喋ってしまう。悠も首を傾け自分の乳房をじっと見ていた。
小柄な手が腫れ上がった双丘を休む事なく揉み続けている、その度に乳房は様々な形に姿をかえている。
こねくりまわされる自分の乳房を見ていて恥ずかしく頬が染まる。
恥ずかしくて仕方が無いが、視線を反らすことができず、とろ〜んとした瞳で見ていた。
『ぅあん、んん…んっんっ、やっ……くぅんっぅん』
(こえが…声が我慢できなく、なってきた…あぁん)
段々と身体中の細胞が喜びの声をあげ、感度が増して来る。白い肌も興奮から薄桃色になってきていた。
そんな悠の躯に起こりはじめた変化に、晋也も気付いた。
『…ん? あれ?姉ちゃん、ここ硬くなってるよ?なんで?』
掌に感じるやわらかさの中に硬い部分があることに気付き揉むのをやめ、指をさした。
『ふぇ…?あっ…そ、それは、ね…ひゃっっっ、んんんーーーっ!!』
指を刺された場所、双丘のてっぺんにある突起物は長く続けられた胸への愛撫に反応し、硬くしこっていた。
答えようとした刹那、回答を待たずに晋也が指先でグリグリと押し潰してきた。
今までとは比べられない程の刺激が躯を巡りまわった。
『姉ちゃん、気持ちいいの?乳首弄くられるの好きなの?』
悠の反応に嬉しくなったのか、グリグリねじりながら押し潰していく。
『ひゃぁんっ…あっあっあっ、あぁぁんん……やめっ、くぁん…ら、らめぇっ』
(勝手に声がでちまう…乳首触られてこんなに気持ちいいなんて…)
必死に堪えようとするが胸の先から流れて来る刺激に耐え切れず口が開いてしまう。
乳首がひりひりとしている気がしたが、それも脳内には甘美な刺激に感じる。
急に声をあげ、喘ぐ姉に驚いて手を胸から離す。
『ご、ごめんなさい、もう触らないから……おっぱい…さわっていい?』
『はぁ…はぁ……』
息を整えながら、黙って首を上下に振る。
咄嗟にでた嫌がる声に痛がっていたのだと思い、弄くるのをやめなくてはいけないという晋也の純粋な優しさが、逆に悠を苦しめる結果となった。
再び乳房を揉むのを開始したが乳首を触ることは無く近いとこまでいくのに弄くることはなく、せいぜい撫でるくらいである。
『んんっ、ぅん……んっ』
(晋也…いじわる……乳首弄ってよ)
乳房を揉まれ気持ちいいのだが、先程の刺激を受けてしまったあとではなにか物足りなさを感じてしまう。
脳内も理性を保とうとはするのだが、微妙な刺激の連続にだんだん平静を保てなくなってきていた。
『んんっ、あっっ。ぅん』
たまに乳首が擦られると、気持ちのいい刺激が得られるのだが、一瞬しかない心地よさはかえって苦痛になるばかりである。
それでもその一瞬を味わおうと瞼を閉じて胸に、さらにその先端に神経を集中させる。
(ああんっ…んぅん……あっ…ぁあ…)
とはいえ朝から度重なる刺激を受け耐えてきた悠に、もう一度我慢しろというのも限界だった。
気持ち良くすっきりしたい。小さな刺激だけでは我慢できなくなってきていた。
(こ、これ以上触られたら…我慢できそうもない…やめさせなきゃ)
『はぁぁん、んんぁん、ぅんんっ、あっあっ、くぅん…いぃ』
心の声も虚しく、口から出るのは悩ましげに喘ぐ鳴き声ばかりである。
(だ、だめだ!言うんだ、今言わなきゃおかしくなりそうだ!)
『し、晋也……もっ、もうやめ………ひゃあぁぁんんんっっっ!!!』
高まる快楽の波を押さえ付け、やっと言いかけたところで、タイミング悪く乳首が爪でひっかかれた瞬間脳天まで電気が走り抜けた。
もう一瞬にしてほんの少し残っていた理性は吹き飛ばされ快楽の波が脳を支配した。
ビクンと跳ねた悠に驚き動きのとまる晋也に話し掛ける。
『晋也……お姉ちゃんの乳首触って、いっぱい弄くって』
『え…でも、いいの?』
『うん、お姉ちゃん乳首弄くられると、すごく気持ち良いの。だからたくさん、好きなだけさわっていいよ』
浴槽の縁に腰掛けると色香を漂わせながら潤んだ瞳で懇願する。その姿に晋也はドキドキがとまらない。
視線は紅く充血し硬く尖っている乳頭にくぎづけになり、ゴクリと唾液が喉をならす。
『お願い……弄ってよ…おっぱいが、乳首が疼くの……』
長く耐え続けていた分、一度折れてしまった精神は歯止めがなく、
男の気持ちも考えるという事も無くなり躯の本能が快楽を求める女とさせてしまった。
下半身はずいぶん前から濡れそぼっており、今も枯れる事なくトロトロと湧き出て来ている。
室内中が甘くエロティックな香りで充満してピンク色にみえそうである。
『姉ちゃん……』
今までに見たことないほど無いほどにしおらしく、また色気の漂う姉。
悠の姿に晋也の瞳に兄弟としてでは無く一人の女性にしかうつらなかった。
まるで悠に指示されるように手が乳房に吸い寄せられていく。
両乳房を鷲掴みにする、ムニュッとした感覚が手に残る。
数回やわらかさを再び確認すると指の力を緩め親指を乳首に重ねるとゆっくり円を描くようにこねはじめた。
周りの軟らかさとは違い硬く突起し主張しているのがすぐにわかる。
『ぅあぁぁん、んんっ、んぁんん……んぅん』
待ち侘びた刺激におのずと笑みがもれ、喜びの声があがる。
耳にこだまする柔らかみのある喘ぎ声をもっと聞きたくなり、乳首を刺激してやることに没頭していく。
片方は二本の指で乳首を掴みコリコリと捻り、もう片方は顔を近づけるとペロぺロ舐めてあげた。
『きゃんっ、やっやっ、だめぇ…ゃあっあっあ……くぅん、うんっぅん…いぃ、きもちいぃよ、ぁっん』
左右の乳房の先端から舌のザラザラした感覚と指で摘まれコリコリ圧迫される二つの異なる刺激に声をあらげながら身をよじる。
ぷっくりと膨れた乳頭を舌先で舐めまわされるだけで次々と下半身から熱い液が溢れ出す。
『はぁはぁ、お姉ちゃんの…おっぱい、美味しいよ、大きいし、とってもやわらかいよ』
『ひゃあああん、んっんっ、んはっ、あっあっあ』
責め続けられる行為に必死に耐えようと目をつぶり、唇を噛み締めるが気付くと口はひらき自然と喘ぎ声がでてしまっていた。
(あぁん、だめっ…気持ち良くて、声出ちゃう)
晋也は歓喜の声をあげながら悶え、身をよじり続ける悠を逃がさぬように乳房をしっかりと掴みぺちゃぺちゃと舐め続ける。
自分の顔より大きな乳房に顔を押し付け乳輪をなめ回し、押し潰し、弾く。舌先で充血してる突起をいたぶってやる。
責め方を変えてやるたびに姉が面白いくらい喘いでくれる状態に満足感が満たされていく。
唾液でべたべたになった乳首を軽くくわえると思い切り吸いあげると倍くらいの大きさの声がこだました。
『ああん…あんっ……ひゃっ、んっ、あああぁぁん!!!あっ、やっ…すっ、すっちゃ…あっあっ、すっちゃだめーーーーー!!』
ビリビリくる刺激に弓なりに反り返り子宮がキュッとなるのがわかった。
(……いっ、ちゃっ…た)
笑みをもらしながら、脱力感から晋也から離れ、ずるりと浴槽の壁に沿って滑り落ちタイルの上に寝転んだ。
『…はぁ……はぁ…ふぅえ? え、えっ? やっ、やっ、そんな、あんっ、すぐには、んぁ、あっあっあっ』
イッてしまった悠に構う事なく倒れ込んでいる姉の上に倒れ込むと再び乳房を弄くるのを開始した。
おさまりかけていた快感がまた悠を襲いだす。
『ひゃうっ、はぁふぅ、やぁ、あぁ、いぃよ、んあんっ、あんっ、きもちいぃ』
チュパチュパと音をたて乳首を吸い上げグリグリと指で押し潰され、あっというまに快楽の渦にのまれてしまう。
『あぁんぅ、ぅあんん、あぅ………ん!?…んっんっ、ぅんんん、ぅんぅん』
不意に胸への愛撫がとまり、呼吸をただしながらうっすら瞳をあけようとした瞬間、口を塞がれ驚きに目を見開く。
目の前には晋也の顔があり口元で自分と繋がっている事が瞬時に理解した。
しかし拒むことはせず、自ら舌をのばし相手の舌と絡めて二人の粘液をミックスしてやる。
温かくヌメヌメした舌触りがする。絡み合わせたまま流れて来る晋也の唾をコクンコクンと喉を鳴らしながら少しずつ飲み干してあげる。
『んっんっ…んふっ、はぁはぁ…んぁん、ぅん、あんっ』
唇が離れ二人の舌先をツーーッと糸がひく。
離れると晋也は体を起こし悠の横に座ると片手で乳房を弄くりなが、もう片方の手で自分のイチモツを握り動かし始めた。
『はぁはぁ、はぁはぁ』
まだ皮を被り成長しきっていないとはいえパンパンに大きくなった自らのを握り動かすことで気持ち良さを感じることに気付き手を上下に揺すってやる。
意識がそちらに向いたせいか、動きがとまった乳房の上に置かれた手を悠は自らの秘所地に導いてやる。
晋也の手を掴み指先を重ねると止まる事なくあらたな蜜を吐き出す蜜壷を刺激してやる。
『ひゃうん、ああっ、あああっ、んっんっん』
蜜を指に絡ませながら花びらを愛撫してやる。ぬるぬるした感触が心地よく感じる。
縦筋にあわせ上下させ、より強く気持ちの良い刺激を探す。
しかし探す必要も無いほどすぐに指先は充血し神経が集まる淫核を捜し当てる。
『ぅああんっ、あんっあん、んーーっ、あっあっあっあっ』
触れただけで達してしまいそうになる程、甘く鋭い刺激に魅せられ、惜しむ事なく指の腹で擦ってやる。
愛液が潤滑油となり擦る速度が加速する。
『あっ、あっ、あっ…クリが…クリがいいの……ああんっ』
皮をめくっては被せ、被せてはめくる。秘芯を弄くる事に中から熱い液が滲み溢れてくる。
綺麗なサーモンピンクの肉孔はヒクヒクと動き膣を広げたり塞いだりしている。
ひぃんっ、あっあんっ、はぁんっ、いっちゃうん、あっあっ、いっちゃうよっ』
『はぁはぁはぁ、はぁはぁ』
触ればさわるほど切なくなり胸の奥が締め付けられ苦しくなっていく。
二人とも限界は近く快感の波を押さえておくのも時間の問題だった。手の動きが早まっていくのがその現れだった。
『ぁぐっ、あっあっあっ、駄目、いくっ、いくっいくっいく、ああああぁぁぁ!!!』
弓なりに反り返り達するとビクッビクッと数回身体が跳ね動いた。放心状態に陥る悠を見ながら晋也もフィニッシュを迎える。
『あっあ、なんか、なんかくるよ……んっ、んっんっ』
ビクンビクンと震えると白い精液が中からトロトロと垂れてきた、そのまま疲れからかペタリと座ってしまった。
二人とも体で呼吸を整え疲労感を癒していく。脳に酸素が送られ思考がまともに戻っていく。
『…あ、ねっ、姉ちゃん、先にあがるね』
『……うん』
体をシャワーで軽く洗い流すと恥ずかしくなったのかそそくさと出ていった。
『ふぅ…気持ち良かった……って俺は何してるんだーーーー!!!』
冷静に考え直すと自分がとんでも無いことをしていたことに気がついた。
自ら晋也を誘い喘ぎ喜んでいた姿を思い出すと叫ばずにはいられなかった。またやってしまったと、がっくりとしょげる。
(今日は耐えられるかと思ったのに……しかも晋也相手に…なんてこった……)
もう肉体的にも精神的にもヘトヘトになってしまった。肩を落としながらのろのろと立ち上がるとベトついた身体をもう一度洗い流した。
(はぁ、ほんとに俺は何やってんだか…この身体は乳首が弱いみたいだな〜弄られるとマジ、力抜けちゃうんだもんな〜)
『ぅふっ』
身体を洗いながら乳首を撫でると今だにおさまりきれてない肌は感度がよく、ピリッとした刺激に鼻から息が漏れる。
自らのいやらしい躯に呆れてなにもいえない。
明らかに下がったテンションを上げるためにポジティブに、せめてもの救いが最後の行為までしなかったことが助かったと考えることにした。
(まだ晋也が胸にしか興味無いガキだったのが幸いだよな…とはいえ口止めはしとかなきゃな)
身体についたベトベト感を無くすと浴室からでた。
髪を切るのに使ったはさみ等を片付けバスタオルで身体や髪に付着した水分を拭き取っていく。
張りのある肌は、サッと拭くだけで余分な水分を拭き取ってくれ、いつものツヤツヤでスベスベな肌にしてくれた。
『う〜ん、微妙に汗くさいし取り替えるか〜でも着るものが…ま、いいかっ』
部屋から着て来た衣類を全て洗濯機に放り投げると身体にバスタオルを巻き付け脱衣所からでた。
『ふんふ〜ん、ふふふ〜ん♪』
先程までの事を忘れようと鼻歌を歌い、別のバスタオルで髪を擦りながらリビングに入るとソファに脚を組んで座った。
『悠! あんた、そんな恰好でうろうろしないの、誰かに見られたらどうするの!!』
わかってはいたが当然の如く母からの指摘がはいる。
『誰かって、誰だよ! 大丈夫だよ、すぐ服着るから。暑いんだし、すぐ着たら蒸れちゃうだろ』
呆れる母を流し、晋也を手で呼ぶ。
『な、なに?』
さすがに先ほどの事を意識しているのか声が上擦っていた。
『あのな、さっきの風呂での事は二人だけの内緒だからな、絶対誰にも言うなよ』
『う、うん。わかった誰にも言わないよ』
頭を寄せると耳元で話した。母にあんなことしていたなんてバレたら怒られるだけではすまなそうだからである。


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