「芸術作品か・・・」

「開発」中、何度もイったエッチなゆっこ。
そんな私をみつめながら、おねえちゃんがつぶやいた。

「なぁに、それ?」
私が聞くと、
「えっ、いや、別に。独り言だけど・・・」

私のおまんこを再びいじり始めるおねえちゃん。
「あぁん。まだやるのぉ?おねえちゃぁん・・・気持ちいいいよぉ」
四月も中旬に差し掛かっていたこの日。まだお姉ちゃんは私を「開発」し続けていた。

お姉ちゃんは根っからのSなんだ。あたしを「開発」して心の底から楽しんでるのが分かってきた。
「開発」とかいって、最初は私を「エッチなゆっこ」に育て上げることに責任感を感じてやっていたと思うのだけれど、
今はもう、単純に楽しいとしか思えない。

それを受ける私も、実はお姉ちゃんに「開発」されているのが大好きなのだ。
男とセックスするのとは全然別のよさがある。

避妊とか、相手がイったあとのこととか、めんどくさいことを考える必要がない。
阿吽の呼吸で何度も何度もイカせてもらえる。それがうれしい。

大学の入学式以来、2週間。実に私は8人の男とセックスした。
もちろん、毎日だ。
毎日、お姉ちゃんは淫乱女子大生にいろんな命令をする。

サークルの先輩で一番かっこいいと思う人とセックスしてきなさい。
別の童貞クンを一日で最低ふたり食べてきなさい。
ナンパされて、いいなと思った人とやってきなさい。

一日のうちに、近藤くんと、宏樹さんと、それからおねえちゃんの彼氏と一日で3人とセックスした日もあった。
「エッチなゆっこ」はそれを一つ一つこなしていった。男とセックスしないのは、今日が入学式の日以来だった。

次の朝。
今日から、大学の授業が本格的に始まる。
「あっ、今日からだったっけ」
毎朝、朝食のあと、お姉ちゃんが私に今日の指示を下す。
どんな指示を下されても私は楽しみながらそれをこなす。それが淫乱女子大生のプライド。

お姉ちゃんの言うことを聞いて、快楽を貪る。
そして、ココロとカラダに「エッチなゆっこ」としての女を刻み込む。
男だったことは、淫乱女子大生のセックスにすごく役立っている。
その経験こそが、「エッチなゆっこ」の生活を何倍も楽しくして、エッチを何倍も気持ちよくしている。

少しずつ、私は男だったことを「エッチで淫乱なゆっこ」の一部として受け入れて、消化している。
「今日は・・・授業は何時まで?」
「えっと、4時半までね」
「じゃあ、そのあと電話かメールして。ちょっと、今日はあって欲しい人がいるの」

「だあれ?」
多分、その人と今日はセックスするんだろうな、と思いながら聞く。
「まだ秘密」

午後四時半、授業が終わって、駅の方へと私は歩き出す。
お姉ちゃんにメールを送る。今終わったって。
返事が返ってくる。

「○○ホテルのロビーに、今からそのまま向かってください」
という指示がやってきた。

○○ホテルって・・・ラブホテルじゃなくて普通のいいホテルだ。
一体何の用事があるんだろう。
電車を3回乗り換えないと行けない場所に、○○ホテルはあった。

ホテルに着いて、正面の入り口から入る。
「もしもし、お姉ちゃん?」
「あ、ゆっこ、着いた?」
「うん。どこにいるの?」
「うーんと、あれ、もう見えてるよ。あなたから見て・・・左側のほう」

そっちの方向を見ると、お姉ちゃんが手を振っている。
駆け足で近づいていく。一緒にいる人は・・・30代後半くらいといったところか。
上品な感じのするおじさんだった。

「そこに座って、ゆっこ。えっと、こちら、京都の先端技術研究所の、秋月博士」
「あっ。どうも、はじめまして。優美子です」
お姉ちゃんと、その秋月さんが顔を見合わせた。

「はじめまして、だって」
「まぁ、しょうがないさ、優美子さんは私の顔は見ていないからね。はじめまして。秋月です」
立ち上がって、深々と礼をする秋月博士。気品のある人だ、と思った。

私を見つめる。秋月博士、なんだか・・・くらっとする。
たぶんこの人と今日はセックスするんだ。
「ふふふ、ゆっこ、秋月博士はね、あなたをゆっこにしてくれた人なのよ」

「えっ、それって、つまり・・・」
「ははは、これ以上は、あちらで話しましょう」
私達はホテルのレストランの個室に通された。

「一ヶ月ちかくたって、ちゃんとゆっこが生活しているかどうかを見たいとおっしゃるから」
ワインで乾杯したあと、私の誕生の秘密を少しずつ明かしてもらった。

「どうですか?もう、女性の体には慣れましたか?」
「はい。もうすっかり」
笑顔で答える私。今ならそう、はっきりと言えるのだ。

「愛さんには感謝していますよ。私の考えた技術を使わせてもらって。
それにしてもまったく、早く女性になりきっているみたいで、よかった」

博士の技術は、意識と記憶を残して、そのほかの身体の構成要素を、
全てDNAレベルから入れ替えて、全く新しい人間に生まれ変わらせる、というものだった。

「動物で実験して、100%うまくいく自信はあったのですが、倫理的にはとてもまずいことなので、
この技術を使ったのは優美子さんが初めてなんですよ」
ディナーの席で、そんな話を聞いていた。

色々と難しい話だった。私が寝ている間に、京都に運ばれて、そこであらかじめ用意してあった、
新しい体の構成を、プログラムどおりに組み立てていったという。

そして、最後の仕上げに、18歳の女性にふさわしい体のバランス・・・脂肪の量や、髪の毛の長さ、筋肉のつけ方などを調整して、
ようやく私を起こすことが出来たという。

「愛さんは、どうやらはじめからあなたに目をかけていらっしゃったようですね。
ずっと、私に頼んでいたのです。私は、髪の毛一本を受け取って、優美子さんを作る計画をたてていた。
その計画に愛さんからゴーサインがでたのが、1ヶ月ちょっと前ですね」

「博士、それも言っちゃうの?」
要するに、お姉ちゃんは、ずっと、私を妹にする計画を持っていた、ということだった。

生命倫理の話とか、意識と体の分離とか、とにかく難しい話がつづいた。
会話の途中で、私は、こういう人が出てきたら、聞いてみたいと思っていたことを切り出してみた。

「あの、先生・・・ちょっとお聞きしたいことが」
「はい、なんでしょう。」
「ということは、私は、男だったのを、意識だけ残して全然違う身体に入れ替えた、っていうことですよね」

「はい、そのとおりです。」
「じゃあ・・・たとえば・・・」
ここで、私は少し質問の内容を・・・緩めてしまった。本当に聞きたかったことよりも。

「たとえば、お姉ちゃんを女の子のまま、突然、あたしそっくりに作り変えたりとか・・・できるんですか?」

本当は、自分が男に戻ることが出来るのかどうか、聞きたかった。
でも、そんな、お姉ちゃんを裏切ることは出来なかった。

「はい、出来ますよ。たとえば、お姉さんをこおんな大きなお相撲さんに作り変えることもできます」
「いやよ、お相撲さんなんてぇ」
食事の席が笑いに包まれた。

食後にコーヒーが出てきたところで、お姉ちゃんが切り出した。
「ゆっこ、今日はこれから、先生にからだを見てもらってね。
上に先生の泊まってらっしゃるお部屋があるそうだから、そこで」

「優美子さん、私からも是非おねがいします。あなたが健康かどうかを確かめたい。それが私の責任です」

お姉ちゃんの命令には逆らえない。要するに今日はこの先生とエッチしろということだ。
でも、このひと上品だし、なにより、お姉ちゃんが連れてきた男にハズレはいない。
「はい。わかりました。お姉さん」

ロビーで、お姉ちゃんだけが先に帰るとき、耳元で、
「かわいがってもらってくるのよ」
とささやかれた。

部屋に入ると、先生はネクタイまではずして、椅子に座って、ベッドをさして、
「まぁ、座ってください」
という。私は言われたとおりに座る。

「どういうことかは、わかってらっしゃいますよね」
わたしは、こくんとうなずいた。

立ち上がって、私に近づく先生。言葉遣いは変わらなかったが、
態度はすこし変わった。先生は左手で私のあごを持って、上を向かせて、私の顔をじっと見つめて「美しい」と一言つぶやく。

私は緊張に体をこわばらせる。しかし、先生の視線と、その一言でおまんこからはいやらしい汁が流れ出した。
これから起こることに期待して。

「あなたは、私の芸術作品なのです」
先生はそういうと、再び椅子に座って、話し始めた。

早く抱いて欲しかったエッチなゆっことしては、ちょっとじらされたが、先生の話はそれ以上に衝撃的なものだった。
「あなたは、私の思う限り、最高の女性としておつくりさせていただいたのです。
愛さんと何度も話し合って、あなたという芸術品を作り上げることが出来た」

「芸術品・・・この私が・・・」

胸が、きゅん、となる。私を作り上げた先生の芸術品・・・最高の女性・・・

「顔も、カラダも、最高に美しくて、かわいらしくて、そんな女性を目指したのです。その結果は、大成功でした」
「なんだか、照れますね・・・」

「さっきは言えなかったが、あなたのカラダにはたくさんの秘密があって、いろんな仕掛けがあるのですよ。
たとえば、あなたはいくらセックスしてもほとんど疲れない」

先生はなおも続ける。

「美しい体を求めて研究したのです。理想的なバランスのカラダを。
ただ、愛さんの希望で、エッチな女の子にして欲しい、といわれまして。それは私も納得しました。
男であったことを忘れるほどの快楽を覚えるような優美子さんでなければ、自分が女であることを受け入れることすら難しいでしょう。
だから、徹底的に研究しました。
美しくかわいく、それでいて、いくらセックスしても疲れない、普通の女よりも感じやすいカラダで、
絶頂を迎えやすい、つまりイキやすいカラダを目指しました」

私は、自分が生まれながらにしてエッチな女だということを知らされていたのだ。
カラダの奥が熱くなってくる。

「あなたの筋肉は、いくらエッチしても疲れないように出来ているのです。
いわゆる48手、どの体位でも。それから、たとえば騎乗位のときに、腰をグラインドさせても、ひざ立ちして上下に動いても。
それに、いくらセックスで腰をうごかしても、腰は痛くならないはずです。もう、あなたの女性器は濡れているでしょう。
そういう、男を受け入れることを悦び、男もあなたのカラダを愛してやまない。最高の女、だから芸術品なのです」

先生は立って歩きながら私の耳元で、そうささやいた。

「あぁん・・・」
何もされていないのに、自然と喘ぎ声がこぼれる。
なぜ? なぜかは分からないけれど快楽がカラダを突き抜けていくのだった。

「ははは。男を見て、甘くささやかれて、エッチしたくなるような、分泌物が出やすいようにしてあるのです。
そして、その、男のサンプルは、この私なのですよ。
この世のどんな男よりも、私があなたに深い快楽を与えることが出来るように、あなたのカラダは出来ているのです。
だから、私にこうやって甘くささやかれるだけでも、性的快楽を得ることが出来る」

「はぁ・・・せん・・・せい・・・」
先生は私の胸に手を入れてきた。二本の指で、すでにぴん、と立った乳首をいじった。

「あぁ・・・いやぁん」
乳首をちょっといじられただけでこんなに感じるなんて。もう、おまんこはとろとろにとろけきっている。
「そして、男に愛撫されて、最高に感じるように作りました。その、サンプルはもちろん、私のこの手です」

先生の手がスカートの中に入ってくる。パンティを脱がせて、とろとろのおまんこをいじくり始める。
くちゅくちゅくちゅ、どんどんエッチな汁があふれる。
「あぁん・・・あぁん・・・きもちいい・・・」

「気持ちいいでしょう。あなたはセックスするためのカラダを持っている。
そして、そのセックスの、理想の相手はこの私なのです」
先生は、ぐちょぐちょのおまんこから指を抜いて、私の目の前に濡れたままの差し出した。

「それに、あなたの愛液。これには媚薬が入っています。においはしませんけどね。
あなたが濡れれば、パンティの中でもそれが空気に乗って、男を誘う。
こうやって実物を指につけて、口にして、我慢できる男はいません」

そういうと、先生は自分の指をなめた。
セックスするためのカラダ・・・エッチなゆっこのココロに、その言葉が甘く・・・ひびく・・・

「服を脱いでください」
先生に言われるままに私は裸になった。息は激しく荒れて、おまんこのとろとろは収まりそうにない。

「さぁ、これをしゃぶってください」
先生も裸になり、私の目の前に勃起したチンポを差し出す。

「もうおわかりですよね。この、ペニスのにおいも、少しならあなたには性欲を刺激するようになっているのです。
だから、あなたはあまりフェラチオにも躊躇を感じないはずなのです」

わたしは、我慢できずに先生のチンポを手に取り、口の中にほおばる。
先生のチンポが私の舌にふれる。舌にすら快感が走る。
口でピストン運動を始めると、その快感が口中に広がった。

「おぉ・・・これは気持ちいい」
先生はそういいながらも、強引に私の口からチンポを抜いた。

「まだありますよ。ほんの少しだけ、あなたの口の中は性器と同じように性的快楽を得ることが出来るように細工がしてあるのです。
フェラチオをしてるだけで感じるようにね。もちろん、私のペニスが一番気持ちいいはずです」
「はぁ・・・はぁ・・・」

つまり、私はこの先生の前では発情期のメスのようになってしまうのだった。

「せん・・・せい・・あぁ・・・ん」
私のフトモモの間を先生の指が割って入ってくる。
ぐちょぐちょになっているおまんこをかき回される。

「すごい・・・すごい・・・」
「ここが一番気持ちいいでしょう」
そのとおりだった。私のGスポットを刺激し続ける先生。

「私の中指がちょうど、一番奥まで入ってそれを曲げたまま抜こうとすると、そこにあなたの一番気持ちいいところがある。そう作ったのです」
私のココロは陵辱されているはずだった。セックスするための奴隷だ。
そう言われているのと、同じことだ。

そんな陵辱を感じるより速いスピードで、エッチなゆっこのカラダは、官能を受け入れることを選ぶ。
いつも、ココロに刻み込んでいる「エッチなゆっこ」を刻み込む余裕もなかった。

「あぁん、あぁん、いっちゃう、だめぇ、だめ、あぁぁん」
ぶしゅーーー、っとすごい音が鳴った。
私はすごい勢いで潮を吹いた。もちろん、同時にイってしまった。
「はぁ、はぁ・・・」

ベッドに崩れ落ちる私を抱き上げて、先生は言った。
「先ほどはフェラチオを急に中断して申し訳ありませんでした。私もすぐに達してしまうので。分かってください」
もう、そんなことはどうでもいいのに先生はあやまった。

あやまられると、陵辱されたと感じていたはずの私のココロが、あっという間に先生を許してしまう。
そして、エッチなゆっこのココロとカラダは、進んで快楽を貪るようになっていく。

先生は倒れた私の上に乗っかって、胸をもみしだいて、なめはじめた。

「あぁん、あぁん。」
イったばかりなのにすぐにカラダは高みに押し上げられた。
「すごいでしょう。もう分かりますよね。私がなめると、最高に気持ちよくなるように出来ているんですよ」

「はぁん。こんなに、すごい・・なんて・・・おかしくなっちゃう・・・」
「さてと・・・」

先生が動きを止めた。
「いよいよペニスの出番です。これを入れたら。どうなっちゃうのかな? エッチで淫乱なゆっこは」
「せんせい・・・」

私はもう、恥ずかしいと思う気持ちもないほどになってはいたが、
「お姉ちゃんが・・・しゃべったのね・・・」

「この3週間で、何人の男とセックスしたのですか?」
「あぁん・・・11人・・・です」

「すごいですねぇ。まさにセックスするために生まれてきた、芸術品だ。どんどんセックスしてください。
もっとエッチなゆっこになってください。それじゃ、そろそろ」

「あぁん、せんせい。はやくいれてぇ」
「ふふふ。そんなにあせらないで。本当にいいのですか。今までの話で分かるでしょう。
このペニスをあなたのおまんこにいれると・・・」
「いいの、おねがい。早くいれてぇ・・・」

私は心のそこから哀願する。精一杯の切ない目で訴える。
ずぶっ、と何も言わずに先生は私のおまんこにチンポを差し入れた。

「はぁ・・・・ん」
先生のチンポがゆっくりと入ってゆくだけでも信じられないほどの快楽が襲ってきた。
正常位で先生が動き始める。私は絶叫するしかなかった。

「あはぁん、あはぁん、いぃ、いぃ、あん、あぁん」
演技のかけらもない喘ぎ声。涙が溢れ出す。

体の中に走り抜ける快楽の出口は口と、両目しかない。
そして少しくらいは外に出さないと、狂ってしまう。そのくらいの官能。
いや、もう狂っているのかもしれない。

「あぁ・・・あぁん、あぁん、はうぅん」
先生が一突きするたび、イってしまいそうになる。
先生は一度チンポを抜いて、私を四つんばいにした。

「あなたはバックから突かれるのも好きでしょう。知っていますよ。もっとも、これは偶然の産物ですけれど」
耳元でそうささやかれると、とろとろと熱いものがモモの内側をつたった。
ぶすり、と後ろから先生が私を突き刺した。そのままピストン運動をはじめる。さっきよりも気持ちいい。

「あぁん、あぁん、あぁん、くふぅん、あぁん」
目の前の視界が狭くなっていく。
「あぁぁん。あはぁん。いいぃ。きもちいい。イクぅ・・・・・・」
そこで私の意識は途切れてしまった。

意識が戻ったとき、私の目の前に現れたのは、お姉ちゃんだった。
「あっ、気がついた」
さっきのベッドの中で、裸のまま寝かせられていた。

「先生、ゆっこおきたよ」
「えっ、本当に?」
先生が近づいてきた。

「おねえちゃん・・・せんせぇ・・・」
「気絶しちゃったのよ。しょうがないわねぇ。先生の身体にあわせてゆっこのカラダはできてるんだものね」
「申し訳ありませんでした。かなり丈夫にして。相当な官能にも耐えられるようにしたのですが・・・」

「あはは、それよりも感じちゃったんだ。さすがは、淫乱女子大生ね」
「あたし、気絶したんだ・・・でも」
「どうしたの?」

「すごく気持ちよかった・・・」
「ふふふ、かわいいゆっこ」
お姉ちゃんが微笑みかけて、ゆっこの頭をなでた。

「そうだ、先生。先生はイったの?」
「あぁ、気絶したままの最後まで続けてしまいました。といっても、すぐ終わってしまいましたけれどね」
「よかったぁ」
イカせてもらえないまま終わったら、セックスはなんとつらいものだろう。
そんな仕打ちを先生に与えてしまったかと思った。だからほっとした。

「ねぇ、ゆっこ」
「なぁに、お姉ちゃん?」
「一ヶ月たったら聞こうと思ってたんだけど」

そういうと、一瞬お姉ちゃんは話を止めた。
「もし、男に戻りたかったら、教えて。あなたに選ばせてあげる」

「えっ?」
私は突然のことに驚いた。
「戻れるの?」
お姉ちゃんはつらそうに言った。少し泣きそうだった。

「ゆっこをこんな淫乱にしたのはお姉ちゃんだから。
嫌ならやめてもいいんだよ。それに、こうしてゆっこを女の子にしたんだから、戻すのも簡単なんだよ。ねぇ、先生」

「はい。簡単とはいかないかもしれないですが、可能ですよ」
「だから、もしゆっこが戻りたいのなら、戻してあげる」
「でも、戸籍とか・・・学校とか・・・」
「そんなことはなんとでもなるの」

私は一瞬考えた。戻ろうかという気持ちがないわけではなかった。
最初のころに聞かれたら、戻して欲しいといっただろう。

でも、いつからか・・・私はすっかりと「エッチで淫乱なゆっこ」である自分が好きになっていたし、
淫乱女子大生としての生活も楽しくなってきている。
何より、このカラダが感じる快感を、捨てることなどできない・・・

「ゆっこは、お姉ちゃんの妹。エッチで淫乱なゆっこだよ。
お姉ちゃん、ゆっこのこと幸せにしてくれる、って言ったじゃない」

お姉ちゃんは涙を流しながら私を抱きしめた。
「そうだね。お姉ちゃん、かならずゆっこを幸せにするね。ゆっこ、大好き」
「エッチなゆっこ」の淫乱女子大生としての生活は、まだ始まったばかりだった。


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