彼の抵抗の意思は有限だったが、彼の脚の間の感覚は無限に感じた。
将軍と、女の体が与える快感に降伏し、シーツを強く握り、快感に喘ぐだけだった。
将軍は、彼の奥深くまで擦り上げた。
ランジェリーを着て、女の悦びを感じることに比べれば、将軍に体を弄ばれる屈辱などはどうでもいいことだった。
男の下に横たわり、彼の女陰を愛撫されていると、無力な女になったことを強く意識させられた。
彼はぼんやりとした意識のまま、将軍が彼の新しい名前を言う様要求しているのを聞いた。
絹のランジェリーを着て、ストッキングを履き、艶かしい体を持つ彼は、美しく、官能的なエラナ姫だった。
彼は、喘ぎながらエラナであることを認めた。
彼は、彼の新しい性を認めた。
エラナは自分から動きだし、将軍の物を彼女の膣で締め付けた。
彼女は白く、ほっそりとした手を伸ばし、将軍に抱きついた。
将軍の舌は、エラナの口の中を自由に動き、彼女は悦びをもって熱い吐息をもらした。
将軍は、彼女の両手首を彼女の頭の上に押さえつけた。
そのまま、将軍は彼女と共に、大きく動き出した。
将軍が深く出入りすると、彼女は無力な女性としての快感を感じた。
より深く将軍を感じようと、ストッキングを擦りつけるように将軍に脚を巻きつけた。
将軍は、彼女の脚を大きく広げ、片手で彼女の両腕を押さえつけ、もう片手で胸を愛撫した。
彼女は全身を完全に将軍に支配されていた。
抵抗が全く出来ない事が分かると、彼女は支配される背徳的な快感に酔った。
エラナは、彼女に打ち寄せる絶頂に耐えられず、涙を流した。
これほどの快感に耐える準備は彼女に出来ていなかった。
少しでも動くと、彼女はなめらかな絹に愛撫されているような快感を覚えた。
将軍に犯されているだけではなく、彼女に触れている服にさえも犯されているようだった。
男根が彼女を削り取るように出入りするたびに、彼女は身悶えし、快感に嬌声を出した。
彼女は無理矢理に女の体を与えられ、今では無理矢理に女の快感を与えられた。
将軍はエラナに更なる快感と屈辱を与えようと、大きく動いた。
かつての憎んでいた敵を、こんな風に好きにしている事を考えると、彼の物はより一層硬さを増した。
彼の終わりが近い事を知ると、将軍は口紅の味がする彼女の柔らかい唇にキスをし、
押さえつけていた彼女の両手を放すと、将軍は尻を掴み、これまでに無いほど強く打ち込んだ。
アルタンは、女の体に捕らえられたまま、逃げようのない快感に泣き、悦んでいた。
アルタンと将軍は、ほぼ同時に声を上げ、絶頂へと至った。
エラナは、彼女の中で将軍が大きく膨らみ、体の内側に熱い物を注がれるのを感じた。
将軍が引き抜いた後も、収まらない快感に、彼女は朦朧としていた。
彼女は将軍の太い腕を撫で、小さくなった将軍の一物を撫でた。
彼女は胸を押し付けるように将軍にキスをし、将軍は彼女の口の中を舐めまわした。
キスをしながら、将軍が彼女を愛撫すると、彼女は嬌声で答えた。
アルタン王子の意思を完全に服従させた事を知り、将軍は満足そうに小さく笑った。
彼が撫でるように彼女を愛撫すると、彼女は小さくうめき、将軍の手を受け入れた。
将軍の手が内股に達すると、彼女は再び小さく震え、快感を表現した。
情婦のように将軍にキスをし、愛撫されている彼女の姿はアルタン王子とはかけ離れた姿だった。
彼はじらすように彼女の秘部の周りに触れた。
それはエラナにとって快感だったが、彼女が満足する刺激ではなかった。
将軍は彼女から快感をねだる言葉を待っていた。
彼女が耐えられなくなり、将軍にねだると、直接秘部に触れ、報酬を与えた。
将軍の命令に従い、彼女は将軍に跨るように乗り、体をゆっくり舐めて降りた。
男根に行き着くと、ゆっくりと亀頭まで舐め上げた。
彼女の長い金色の髪は、彼女の肩から、将軍のそれを隠すように垂れ下がった。
将軍が再び大きくなってくると、彼女は口の中にそれを招き入れ、舌で愛撫した。
その動きに満足した将軍は、彼女の脚の間への愛撫を再開した。
その快感に反応し、彼女の腰は将軍の手に押し付けられるように動いた。
彼女は将軍の物を口や舌で愛撫し、将軍は彼女の秘裂の中まで指で愛撫していた。
この時代、女性には選択権はなく、命令されたように動き、主人の淫らな欲望に従うことが全てだった。
自分もそんな無力な女の一人だと認識すると、背徳感でより一層快感が高まった。
将軍とのシックスナインを続けていると、彼女は快感を抑えられなくなってきた。
将軍への愛撫は止まり、将軍の思うように声をあげ、体を震わせることしかできなかった。
アルタンが快感で嬌声を上げているのを将軍は黒い喜びと共に見ていた。
将軍は腕を伸ばし、アルタンの胸に触れた。柔らかなその感触を楽しみながら、彼は指をゆっくりと動かした。
エラナは、ゆっくりと女性器を愛撫する将軍の手を感じた。
将軍はエラナが達しないようにじらし、エラナは快感のことしか考えられなくなっていった。
そして、もっと快感を得ようと腰を将軍の手におしつけ、男性器をより情熱的に愛撫した。
将軍はエラナの反応に満足すると、じらすようだった愛撫を急に激しくした。
十分に高まっていた彼女の体は、あっという間に絶頂へと導かれた。
エラナが達したにも関わらず、将軍は愛撫を続けたので、彼女は体を震わせて快感に耐えた。
彼女は女の体がここまで感じるとは思っていなかった。
男の頂点は一瞬だったが、女の体は、快感の頂点が断続的に襲ってきた。
彼女は苦痛にも近い快感を感じ、将軍に止めるよう訴えたが、彼は聞かなかった。
彼女の体は、完全に力が抜けてしまっていて、抵抗できなかった。
将軍は彼女を仰向けに寝かせ、脚を開き、愛撫を加えた。
もう片方の手では、彼女の痛いほど勃起した乳首を愛撫した。
将軍は、アルタンに掛けた魔法が、どのように働いているかをウィザードから聞いていた。
女性として性的な経験をすればするほど、女性として長く過ごせば過ごすほど、心も女性化していく。
今のアルタンの心は、かなり女性側に近づいているようだった。
将軍は彼女に圧し掛かると、彼女を貫いた。
彼女の脚は、大きく広げられていて、彼女の力では閉じる事ができなかったので、彼女はその恥ずかしい姿勢に耐えなければならなかった。
彼女をしっかりと押さえつけ、将軍は何度も強く、深く彼女に入った。
自分の口から、艶かしい喘ぎ声が出るのを止められないまま、彼女はあまりの快感に苦しんだ。
将軍の物が中に入っていると、体中をいっぱいにされたように感じた。
彼女は以前、将軍と剣での一騎打ちを互角に戦った事もあった。
しかし、今では将軍の下に押さえつけられ、将軍を体に受け入れていた。
突然将軍は、彼女の中で達した。
彼女の中にはポンプで注がれているかのような勢いで子種が注ぎ込まれた。
彼女の中から引き抜かれると、彼女は大きく息をしながら横たわった。
何も考えられえないまま、快感の余韻にひたっていた。
少し休むと、将軍はもう服を整え始めていたが、彼女は疲れ果てていた。
これからのことに思いを馳せながら、将軍が部屋から出て行く音を聞いた。
アルタンの体を覆う熱が引き始めると、いつものように男の心が戻ってきて、結局将軍とのセックスを楽しんでしまった事への後悔が彼を苛んだ。
彼は座りなおし、部屋に置いてある服を着るためにベッドから降りた。
将軍の気を損ねないように、先程と同じピンクのドレスを身に付けた。
将軍に体を好きにされるのは屈辱だったが、女性の衣服を着る事は、むしろ楽しみでもあった。
簡単に身なりを整えると、彼は何も指示されておらず、するべきことが無い事に気づいた。
ドアから廊下を覗くと、驚いた事に、番人は全くいなかった。
彼は慎重に廊下に滑り出し、歩き始めた。
廊下を曲がると、外へと開け放たれているドアがあった。
周りに人がいないことを再度確認すると、彼の心臓は一際大きく跳ねた。