「貴方についていたもの汚物を取ってあげたわ」
切り落とされたペニスを 鋏で掴むようにして目の前にかざす。
そのとき男達が見せる様々な態度。青ざめた顔でジッと見つめる者、泣き叫び悲鳴を上げ続ける者、気を失う者。
女医はそんな男達の表情が好きだったそれは彼女に最高のエクスタシーを与えるのだった。
股間に湿気を帯びる。
「ヒドイ怪我……今からキレイにしてあげる」
彼女のセリフは男達には届かない。麻酔が効き始めて意識を失ったからだ。
「飲みなさい。貴方達がやってきたように」
切り落とされたペニスから赤い血が混じった白い樹液を搾り出し、男の口内にボトボトと垂らす。
「どう? どう、おいしい? おいしいでしょ? 女はザーメンが大好き……貴方はそう言っていたわね」
女医はグリグリと男の口中にペニスを押し込み、男の股間に視線を移す。
「……手術を続けなくちゃね」
ペニスを奪われた男達は例外なく従順に変わった。その男も例外ではなかった。
もはやこの『女』を従わせるのに、ムチや電気は必要なかった。
『彼女』は怯えたような目で、女医の言うがままに従うようになった。
『彼女』は整形手術を施され、まだ赤い跡が残る顔に、娼婦のような濃いメイキャップを自ら施す。
全身に回った特殊ホルモンが『彼女』を完璧な女性の姿に変えていた。
厚い胸板、硬い皮膚、太い手足はなく、白く柔らかで、丸みを帯びたふくよかな肢体にブラやショーツを通す。
その仕草は官能的に振舞うように細かく指摘された。
『彼女』は黙って頷き、それに従った。
喉の手術は終わったばかりで、声はまだ出せない。
「ここに座りなさい」
女医は威圧的に『彼女』に命じた。
分娩台。
『彼女』の胸の大きなふくらみの先で、ピンク色の小さな蕾がゆらゆらと揺れている。
何をされるか分からない恐怖にカタカタ小さく震えていた。
「何をしているの?! さっさと座りなさい」
強い口調に『彼女』縮みあがった。
普通の分娩台ではない。
上半身を固定する革のベルトが付いている、明らかに特殊な物だ。
足首と太ももが固定され、手首も革ベルトで締め付けられる。
強引に股を広げられた。冷たい風が広げられた股間に当たる。
「まずは おめでとうをいわなくっちゃね。今日から貴方は正式に女になるの」
女医の手に、女の手首程の巨大なディルドーが握られていた。
「すああぁぁあ……はぁぁぁぁ」
まだ声を出す事が出来ないはずの『彼女』の喉から、蚊の泣くような細い声が漏れる。
『彼女』は必死だった。
「貴女は幸せよ、最初の相手がこんなに立派なモノだったなんて……うらやましいわ」
女医は優しく彼女の頭を撫でた。
『彼女』には体内で人工培養されたクローン子宮、膣……オマンコが備わっていた。
『彼女』近い時期に初潮を迎え、やがて生理痛を覚えるだろう。
その前に『女』を奪うのだ。
「ふぁぁぁぁ、ひぁぁぁぁ、ひぁぁぁ、ひゃめぇぇてぇぇ」
高く甲高い悲鳴が『彼女』の喉から擦れるように漏れる。
一度も使用された事がない、濡れてすらないオマンコに剛直が押し当てられる。
「ひゃぁぁめぇぇぇぇぇ、ひぃぃはぁぁぁあ」
そのヒヤリとした感覚に『彼女』はさらに甲高い悲鳴を上げた。
瞳に涙を湛え、激しく体をゆする。
『痛い痛い痛い』
ローションで黒光りするディルドーが、狭い胎内に侵入を試みようと力を加え始めた。
『痛い…ひいぎっぃっぃ、痛いぃぃ千切れる』
痛みで全身が玉の汗が滲む。涙が頬を伝って零れ落ちた。
「きゃぁぁぁぁぁぁああああ」
『彼女』の喉から甲高い女の悲鳴があがった。
女医は『彼女』の悲鳴を心地よく感じていた。
彼女にとってそれは、新たな雌奴隷誕生の産声だった。
ペニスを滅し、体を女に変える、そして奪う。
女医は目の前の女を奪う行為に激しいエクスタシーを感じていた。
「かわいい、貴女……素敵よ」
女医のグッショリと濡れた股間にも、両手に握り締めた黒いディルドーとシンクロするようにビクビクと波打つ剛直が挟まっていた
「犯してあげる」
犯し犯される背徳感でウットリと目を潤ませる。蕩けたような表情でさらに剛直を押し込む力を込める。
その下で『彼女』は両目を硬く閉じて、涙を流し、貼り叫ぶような悲鳴を上げた。
「いっぱい、いっぱい犯してあげる」
痛みと苦痛で真っ白になった『彼女』の頭の中に、以前強姦した女達が現れた。
男にとって女は『性欲処理道具』に過ぎなかった。
若干20歳、株で大成功した彼はトラブルは全て金で解決した。
「女性は起訴を取り下げると言っています」
弁護士は書類に目を通しながら説明する。
彼はオフィスのデスクに肘を載せ、深く腰掛けて話を聞いていた。
机の下では、彼の専属秘書がペニスを愛しく舐め続ける。
弁護士は時折漏れ聞こえる女の喘ぎ声に眉をしかめていた。
彼はいつもの通り、小生意気な女に乱暴をするつもりでホテルに部屋を取った。
だが彼が次に目を覚ました時は全てが異なっていた。
見覚えのない部屋。ベッドに手錠で固定された体。
白衣の女が彼を見下ろしていた。その右手には太い注射針。
ゆっくりと屈むと、袋を持ち上げて脱脂綿で消毒を施す。
「おい?! 何だよ? おい、答えろ!」
「暴れないで!」
注射針が袋の中に突き刺さった!
「ぐはぁあ」
「マイクロチップを埋め込んだわ」
白衣の女は言った。
彼は激しく痛む睾丸に歯を食いしばる
「私は自分のペットに必ずコレを埋め込むの。
説明するわ。まず、貴方に埋め込んだチップは私と貴方を結ぶ見えない鎖。
貴方が私から10m以上はなれたり、電波の届かない場所に移動したらそれを貴方に教えてくれるの」
「何を知らせるかって? こうよ」
女医がキーホルダーのボタンを押した。
睾丸に電気が流れた!目の前に火花が飛び散る。彼は一際大きな悲鳴を上げた
「よくわかるでしょ? もう勝手に私から離れちゃダメよ」
彼は手錠につながれている事も忘れて、女に掴みかかろうと身を起こそうとした。
その瞬間、再び激しい衝撃に身悶えた。
「ペットが私に逆らってもダメ。主人に噛み付くペットは厳しく罰せられるわ」
白衣の女はカチカチとボタンを押す。
「貴方は私のペット。さあ私を主人と認めなさい」
女はボタンを押した。
「やめてくれえ、俺に何の恨みがあるんだ」
「お許しください、ご主人様でしょ?」
女はボタンを押す。
「ぐあじゃ、わかった、お許しくださいご主人様」
彼は白衣の女医と主従の関係を結ぶしかなかった。
手錠を外され、彼はゆっくりとベッドから体を起こした。
「誰が勝手に立っていいって言ったの?」
男の体に激痛が走った。
「私のペットに相応しい躾を施さなければね」
白衣の女医は床に裸でうずくまる男をハイヒールで踏みつけた。
女医は彼に常に女性の下着を見につけるように命じた。
服の上から胸が盛り上がって見えるように、ブラにはパットを詰め込ませた。
今後の日常生活も髪を長く伸ばし、無駄毛は徹底的に処理するよう、
自分と四六時中共に行動できるよう秘書として自分を雇うように命じた。
そして、この秘密を外部に漏らそうとした場合、待っているのは激痛によるショック死、睾丸破裂だと言うことを伝えた。
翌日から女医は彼と一緒にオフィスに出勤した。
表向きは彼の新しい部下、女性秘書だ。
彼女は職場に、彼が実は女性化願望があるという噂を広めていった。
彼女の自宅に戻ると、彼はメイド服に着替えて掃除、洗濯、食事の準備、後片付けを強いられた。
ハイヒールとコルセットは彼の動きを大きく制限していた。
彼がメールで助けを求めた事はすぐに彼女の知る所となった。
女医は彼に罰を与えた。
十分に電気ショックとムチを与えた後、蹲って許しを請う哀れなペットに彼女は言った。
「豊胸手術を受けなさい。そうねDカップくらいで許してあげる」
「……」
「返事は?」
「お願いですご主人様、奴隷のあたしに豊胸手術をしてください」
悔しさの涙声で彼は哀願した。
「終わったわ鏡を御覧なさい。 釣り鐘型に整えて、乳輪はピンクで小さめにしておいたわ
どう、キレイでしょ? 感謝の言葉は?」
「あ…ありがとう…ございます」
手術が終わると彼は自分の乳房を実感するようになった。
肩に掛かる重量。歩くと揺れて、仰向けになれば胸の上に圧し掛かる。
乱暴に触ると激しく痛み。そっと触ると 優しい快感がフワっと広がる
そんな姿になってしまったこと、そしてその姿で職場に通う事、人前に出る恥かしさが彼を苦しめた。
実際のところ、いままで詰め物の胸をしていた事と、職場に広がった女性化願望の噂の為、彼が心配するほど回りは何も騒がなかった
しかし彼の心に沸きあがる激しい羞恥心は、主人への畏怖と奴隷の卑屈さを刻み込んでいった。
彼にはたった一つ希望があった。
以前から雇っていた女性秘書。彼の下の世話をしていた女性にこっそり連絡を取っていたのだ
今度この計画が漏れたら彼の命はないかもしれない。
彼は慎重に、慎重に計画を進めていたつもりだった。
だが彼は知らなかった。
彼女は女医の雌奴隷だった事を。
数年前までは男性だったという事を……
全ては女医の掌の上だったのだ。
女医は彼の体細胞から培養したクローン子宮、卵巣、膣が十分移植可能な状態まで育つ時期を待っていたのだ。
当然の事だが計画は女医に筒抜けだった。
彼は女医に絡め取られていた
何も知らない彼は、その日も自宅に戻るとスーツを脱いだ。
黒いレースのブラに包まれた形の良い乳房が現れる。
ダイエットとサプリの影響の為か、細くなった腹部をコルセットでさらに締め付けるメイド服に着替え、ハイヒールを履く。
「ご主人様、何なりとお申し付けください」
いつもの挨拶だ。
「私が何も知らないと思っているの?」
突然の激痛で彼は崩れ落ちた。
扉の奥から 女性が現れた。
「ご主人様、お願いします。この男も、あたしと同じにしてあげてください。
ご主人様、悪いのはペニスなんです。男が愚かなのはペニスという汚物が付いているからなんです」
彼の女性秘書は女医の足元に跪いた。
「主人を裏切るペットは殺す。命乞いするなら、お前がコイツの面倒を見るのか?」
女医は女性秘書の髪を掴んで凄んだ。
「……出すぎたマネをお許しください」
女性秘書は涙を流して謝る。
女医は蹲る彼をヒールの底で蹴飛ばした。
「貴方の命、助けてあげるわ。この女に感謝するのね。ただし麻酔は無しよ」
(ああああっ……うまく行ったわね……ふふ震えてる。いいわぁあ、ペニスを失う前の男の顔)
女医は股間がシットリと湿りを帯びるの感じていた。
手術ベッドに固定されるまで、彼は恐怖で女医の言葉の殆どが理解できていなかった。
◇◆◇
場面は戻る。
「きゃぁぁぁあああ」
女の手首程もあるディルドーを突き刺され、『彼女』は首を激しく左右に振って泣き叫んだ。
激痛と屈辱で火花が走り意識が真っ白に飛ぶ。
……
……
見覚えのある女だ。医学部志望の秀才、俺の事など歯牙にもかけない生意気な女。
目の前には俺が立っている。俺はいつのまにかその女になっていた。
体の上に圧し掛かる。
『やめてぇええ』
俺は悲鳴を上げた。
……
……
破瓜の血が黒いディルドーを伝って女医の手を赤く汚していた。
裂けた膣から血が滴り、『彼女』の白く丸いお尻に赤い筋を描く。
女医は蕩けた表情で『彼女』に突き刺さったディルドを激しく捻った。
「ああああイクゥ、イクゥあああああ、貴女も、イクノヨッォおおお」
女医がディルドーの付け根を握り締める!
じゅわあぁあ
ディルドーの先端から『彼女』の胎内に液体が放出された。中毒性の高い媚薬。
それが傷口から染込んでいく。浸透と共に、『彼女』の中から痛みの感覚は消えていった
ウツロな表情の女が、身動ぎもせずに分娩台に腰掛けている。
「はぁ、はぁ……はぁ」
小さく開いた口の隙間から、甲高い切ないため息がもれる。
股間には巨大なディルドーの付け根が覗いて見える。
ポタリポタリと赤い鮮血がディルドーを伝って、床に丸い血のシミを広げていた。
女医は、ふぅ……と大きな深呼吸をすると、分娩台に視線を下ろした。
『彼女』の様子に満足しているようだった。
「あんっ」
ゴトリとディルドーが床に落ちる。
大きな黒い口を広げたオマンコから、血や薬品とは明らかに異なる透明な粘液がトロトロと零れた。
ピンク色の襞が名残惜しげにヒクヒクと動く。
『彼女』が逃亡を決意したのは分娩台の上で正気を取り戻した時だった。
戒めは既に解かれていた。
「ニゲなくっちゃ、にげなくっちゃ…逃げなくっちゃ」
小さな声で何度も反芻する。
『彼女』はヨタヨタと起き上がる。股間にまだ何かが挟まっている感覚が残っていた。
『彼女』の足は自然に自分に宛がわれた部屋へ向かう。
涙でクシャクシャになった顔のメイクを整えなければと、何の疑問もなく思ったからだ。
アイシャドウを塗りなおし、ルージュを引きなおす。
『彼女』が手術を受けてから、男だった頃の物は全て処分されてしまっていた。
パタパタとスカートにキャミソールを羽織ると、女医の財布を失敬してヒールを履いた。
当然の事だが、睾丸に埋め込まれた戒めは既に無い。
あっけないほど簡単に脱出する事が出来た。
ついに『彼女』は女医の元から逃げ出した。
自宅は必ずマークされる、自宅に逃げ込む事は危険だった。
今の『彼女』に身元を証明する物は何も無い。
顔や声どころか性別まで違って見える『彼女』の話を誰が本気にするだろう?
病院や警察の保護を受けるには自分の身元を証明してくれる人間が必要だった。
思案の挙句、『彼女』はタクシーを捕まえて旧知の友人宅へ向かった。
『彼女』は重大な過ちに気が付かなかった。
類は友を呼ぶと言う。
友人も女性を性欲処理の道具としか思わない男だったという事を忘れていた。
「おい 俺だよ、大変な目にあったんだ、話しを聞いてもらえないか」
インターフォンに甲高い声で叫ぶ。
『彼女』は自分の高のトーンに、改めて友人の説得に少々不安を抱いた。
「ああ、わかった とりあえず部屋に上がれよ」
あっけなく部屋に通され、『彼女』はホッとする。
必死に彼を説得する『彼女』だったが、友人は『彼女』を 捨てられて頭が変になった女だと思い込んだのは無理も無い。
今まで彼らがして来た事、『彼女』は薬の入った飲み物を飲まされたのである。
理性は麻痺している。
服の上から優しく愛撫を受け続ける。
やがて体の力は抜け、心地よい感覚に身も心も蕩けていった。
「はぁはぁはぁ」
キャミソールを捲り上げると、豊満な乳房を湛えた黒いレースのブラがゆっくりと上下にゆれていた。
「はぁはぁはぁああああっ」
弄んで欲しいばかりに、乳房は誘うように揺れて、乳首はキュルと立ち上がる。
ブラをずらし、吸い付くように、両手がゆっくりと乳房を愛撫する。
指先が乳首の先端に届くと、胸の先にペニスが付いている様な強い刺激が広がった。
「あっきゃぁぁん、うううう……」
胎の中が疼いていた。
卵巣が、子宮が……この男と交わりたいと訴え始めた。
『彼女』が友人にしがみ付いたのは 理性が無かった為だ。
そうでなければ 男の友人の首の後ろに両手を絡ませて唇を重ねる行為など出来るはずも無い。
体全体で目の前の男を欲し始めたのだ。強い女の性欲に『彼女』は支配されていた。