犬夜叉がね、犬飼っていいってvvvv

だってね、一人でポツ〜ンと居たから可愛そうで・・・

なんだかんだ言って、優しい所もあるんだねvvv





        











むっすぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ。



「「「・・・・・・・・・・・・」」」





只今、機嫌極悪な人一名。




その極悪男の傍にお馴染み3人組が座っていた。


(いつまであの顔が続くんだろ・・・)

(早く機嫌治さないと、我々の命が危ういですよ)

(おら、今の犬夜叉怖くて近寄れん)



(かごめちゃん呼んでこようか・・・)

(そうですね)

(おらも行く)



いそいそとかごめ探しに出かける3人組。









「おいっっっ!!!!!!!」











突然かけられる声。
明らかに機嫌が悪い。


「何処行くんだ・・・・」


「えっ!!!!!!!犬の様子見に・・・・・」

珊瑚が答えるが、段々語尾の声が小さくなっていく。

「弥勒・・・こい・・・」



はいはい・・・・




弥勒は珊瑚たちに先に行っててくださいと告げると、犬夜叉のほうに行く。

珊瑚たちは外に出て、弥勒を待っているとニヤニヤしながら弥勒が出てきた。



「どうしたんだい?」

ニヤニヤぶりを不思議に思う珊瑚と七宝。

「なんでもありませんよvv」

笑顔で答える。

「ささっ行きましょうかvv」
「う、うん」


疑問が残るが前に歩き出した。


























「い〜ぬやしゃ♪呼んだ?」

珊瑚たちに言われたのか、かごめがやってきた。

ひょこっと顔を出すかごめ。
その愛らしさにいつもはメロメロの犬夜叉だが、今回ばかりはそうは行かない。




「・・・・・・・(怒」


「ねぇねぇ、どうしたの?」

犬夜叉に駆け寄って隣に座った。

それを見てから犬夜叉は、重い口を開けた。


「・・・あの犬は・・・・・何処行ったんだ・・」




「あっポチの事?」







ピクピクピクピク





犬夜叉の耳が怖ろしいほど前後に動き、顔には怒りマークが数個ついた。
そして、怖ろしい程の笑顔でかごめの方を向く。


「かごめちゃん。『ポチ』って誰ですか?」

犬夜叉の笑顔に座ったまま後ずさりするかごめ。






なに?この笑顔!!!!

しかも敬語??

もしかして怒ってんの?

でも、怒られる事してないし・・・





鈍すぎるかごやん。





「えっと・・ポチは犬の名前・・・・」

「名前付けたんだ〜」





怖いっっっ!!!!!!!!!!!!!!






じりじりとかごめに寄っていく犬夜叉。

「なんで寄ってくんの??」

「今まで何してたの〜?俺をほっといて!!!!」





怖い怖い怖い怖い怖い!!!!!!!!!!!

しかも私の質問に答えてないし!!!!!!!!!!!!!!!




「あのね、ポチが汚れてたから体を洗ってあげてたの・・・・・」

「ふ〜ん・・・」



それでもかごめに迫る事を止めない。



「そ、それにね、犬夜叉の事、別にほっといた訳じゃないし・・・」


「あっそ」


とうとうかごめの後ろは壁。


ど、どうしよう

これっていつものパターンじゃん!!!!!

何とかして逃げないと!!!!!!!!




「あっ!!!!もうそろそろご飯の用意しなきゃ!!!!!!!!!」



バッと立ち上がる。
が、そんなこと犬夜叉が許さない。

バシッとかごめの腕を掴む。




しまった!!!!!!!!!!





「あの〜犬夜叉?手、離して・・?」

かごめの問いかけに無視して、自分も立ち上がる。

「あ、あの〜〜〜??」

片手はかごめの顔に、もう片手はかごめの腰へ。


そしてそのまま顔を近づける。











「!!!!!!!!!!〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」







長〜く、深〜く犬夜叉得意の口付け。

あまりに突然の事なので、かごめは犬夜叉の腕をスルリと抜けてペタンと座り込んだ。

犬夜叉もかごめの前に座り込む。
しかし、すぐさま自分の手をかごめの腰に回し、かごめの体を自分の所に寄せた。




「きゅぅぅぅぅ〜〜〜〜ん・・・・」




後ろの方から問題の犬が鼻を鳴らしていた。

どうやら、ご飯が欲しいそうだ。


犬夜叉はその犬の方を向く。




「あっち行っとけ。」



犬夜叉の言葉が分かったのかそのまま出て行った。


「犬には少し、刺激が強いからな。」

かごめはボーっとする頭で必死になって言葉を出す。



「早く・・離れないと・・・・・弥・・弥勒様達が・・・・帰ってきちゃうよ?・・・」



犬夜叉の腕の中から顔をだすかごめ。
かごめの声に振り向く。

「弥勒達は帰ってこねぇよ。」

そう言って犬夜叉は、再びかごめの顔に近づいていく。





結局、犬のご飯は次の日までおあずけをくらったそうな。























しぴの戯れ言
ちなみにここに出てくる犬は柴犬だと思ってください。
管理人も犬飼ってます。
コーギーね。
朝と夕方の散歩が面倒です。
まったく犬夜叉と関係ない話題・・・



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