俺にも家族が・・・vvv
今まで一人だったからな・・・・・
かごめに会えてマジで良かったvvvv
注意事項
「こらっっっ!!!!一人で散歩に行くなって言ってんだろ!!!!!!」
「だってぇ〜・・・大丈夫だってぇぇ・・・」
かごめが犬夜叉に子供が出来たと告げて数日が経った。
お腹にいる子供が心配なのか、かごめが心配なのか・・・
犬夜叉は以前にもまして過保護になっていた。
「散歩に行くんだったら、俺に一言言えって言ってるだろ!!!」
「大丈夫だよぉ〜・・・そこをちょちょいと歩いてくるだけだから・・・」
「だめだ!!!!!!!!散歩中にすっころんだらどうするんだ!!!!」
言い終わるとすぐにかごめの手をとり、そのまま前に進んでいく。
いきなり手を引かれたので、少し小走りになるかごめ。
今の方が危ないじゃん!!
が、今のかごめは犬夜叉には何も言えない。
この頃の犬夜叉、なんか恐い・・・
ピリピリしてるって言うか・・・・・・
やっぱり子供の事、言わなかったほうが良かったのかも・・・・・
そんな事を考えているともつゆ知らず、ズンズンと前に進んでいく。
「寒くねぇか?」
「うんvvv大丈夫vvvvv」
川原まで来た2人。
此処までくるのに、必要以上の保護を受けながら。
散歩ぐらいでこんなに疲れたの初めて・・・・
顔は笑顔、心は疲労。
そんな事を思っていると犬夜叉から声をかけられた。
「あ・・・あの・・・・な・・・・・」
「?なに???」
これ・・・と言いながら差し出したのは、一枚の紙切れ。
「????これ何?????」
「いいから中、開いてみろ。」
カサッと音を立てて開いてみると、びっしり字が書かれている。
「????????????」
「俺からの注意だ。」
な・・・なにこれ・・・・・・
飛ぶ意識を必死になって捕まえる。
「字・・・なんで知ってんの?」
「・・・・・・・」
「おじいちゃんね・・・」
「内容は俺が考えたぞ。」
はいはいっと言いながら書かれている字に目をやる。
その瞬間、かごめ絶句。
『以降の事を守ること
1,段差に行かない・登らない
2,常にお腹を冷えないようにする
3,一人で勝手に行動しない
4,嫌なら嫌とはっきり言う
重要注意事項
1,男が寄ってきても相手にしない・触らせない
2,しんどかったら、早めに言う 』
「・・・・・・・・・・・・・」
言葉も出ない。
「それ、増えていくからな。」
さらに言葉が出ない。
「もうそろそろ、日が沈むな・・・帰るぞかごめ。」
「・・・・・・・・はい。」
おとなしく手を引かれる。
犬夜叉はかごめの前を歩き、そして幾度となく後ろを見て安全性をチェックしている。
もう何も言うまい。
オレンジ色が綺麗に目に映る。
愛しい彼は今、変態に変わりつつある。
これから頑張らなくちゃね・・・。
再度、心に誓ったかごめであった。
〜しぴの戯れ言〜
これ書きたかったの!!!!
犬夜叉→かごめって感じが好きvvv
そうさ!!管理人はこんなのしか書かないさ!!!!
切ないのはあまり書きたくないのさ・・・
せめて、管理人の妄想の中ではラブラブになって欲しいのよ