子供の成長って早いんだな・・・・

前まであんなちっこかったくせに・・・・・

俺は育て方を間違えたのか!?









     間違いな親子









トントントントン・・・・・


台所から規則正しい音が聞こえる。
犬夜叉と結婚し、子供が出来てから楓が用意した家に住んでいた。

楓が用意した家は少し小さいが親子三人で暮らすにはちょうどいい。



「よしっ。今日も出〜来たvv」

いつもより早めに出来た朝ご飯に満足のかごめ。




(犬夜叉起こさなくちゃね。)



パタパタと犬夜叉の元へ走っていく。



こんなに音を出しても起きないのは昨夜、龍馬が犬夜叉の隣でばたばた暴れてなかなか寝付けなかったのだ。

いつもはかごめを挟んで川の字で寝ているのだが、その夜だけは違った。
龍馬はわざわざ犬夜叉の隣まで行き、犬夜叉の布団の中に入ったと思えば足で犬夜叉を蹴り始めたのだ。
もちろん犬夜叉も反撃したが、子供相手に本気を出せるはずがなかった。

そんな事が起きていたなんてまったく知らないかごめ。




「犬夜叉〜。起きてよ〜〜。朝ご飯できたよ〜〜〜〜。」

犬夜叉を横に揺らす。


「んっっっ・・・・・」

犬夜叉はまだ眠いのか、目を擦りながらボーとしている。


「ほらっ起きて。朝ご飯冷めちゃうよ。」

かごめは叉、犬夜叉を揺らす。
犬夜叉は面相臭いそうに体を起こすと、かごめに話しかける。

「・・・起きたぞ。」
「おはよう。」





「で・・・この手は何?」




犬夜叉はかごめに手を握っていた。

「何って・・・朝のやつ。」


顔を前に突き出す。


「えっ・・・ここで・・・・?龍馬も見てるって・・・・」
「龍馬寝てんじゃん。」


かごめが犬夜叉の隣を見ると、確かに龍馬は寝ている。

「早くっっっ」

早く早くと急かす犬夜叉。

「もうっ!!!」

かごめは犬夜叉の顔に近づいていく。










「んんんんんんんんんんん・・・・・・・・・・・・」











バッと犬夜叉の傍を離れるかごめ。
犬夜叉はもしやと思い、おそるおそる声のするほうを見てみると・・・


「お母〜。お母〜・・・。」

(この声は!!!!)



「はいはい。今起きたのね。」

かごめは犬夜叉から龍馬へ。

「ほらっ。起きて。」

かごめは龍馬の背中に手をあてて、体を起こさせる。

「もう朝ご飯できてるから、行こvvv」
「うん・・・。」

目を擦りながら、かごめに手を引かれ移動する。




(あいつ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!
 俺とかごめの一時を!!!!!!!!!)




すると、向こうからテクテクと龍馬がきた。
龍馬は犬夜叉の前で止まると不敵な笑みを浮かべた。

「僕のお母をとろうなんて考えないでね。」




そう言うと再びかごめの方に歩いていった。





ポカーンと居残る。



が、すぐに我に返る。


(あいつ!!!!!!!!!!
 まだ5歳のくせに!!!!!!!!!
 龍馬が生まれてからかごめは龍馬に付きっ切り。
 一緒に寝たり、抱っこしてもらったり、挙句の果てにはぼ・・・母乳・・・・




かごめを取り戻してやる!!!!!!!!!



妥当、龍馬ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!)






自分の子に密かに復讐の計画を立てる犬夜叉であった。

















しぴの戯れ言

龍馬は名探偵○ナンの○ナンの悪がき版だと思ってください。
めがねはかけてませんよ(汗
かごめの傍だと子供になり、敵(犬夜叉)の前だとフンっみたいな。
この話はまだ続かせようかと・・・
龍馬は管理人的に大好きなキャラです。




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