あんな人に会うなんて思ってもみなかった・・・

結構いい所があるのねvvv

やっぱり人は見かけによらないのね









     意外な人











「もうやだぁ〜・・・」


今は夜。
一人で井戸の前に座っている。
危険なのは分かっているけど、一人にならずにはいられなかった。




こっそりと桔梗に会いに行かなくてもいいじゃない!!
せめて一言ぐらい言ってくれたって・・・



そんな事を考える。



実際こんな所にいても来てくれないし・・・
なんか私って束縛しすぎ



かごめは空を見上げた。
空には無数の星。




綺麗・・・・・
犬夜叉と見たかったなぁ〜
















「何をやっている。」















突然、前から声が聞こえた。
かごめがばっと声の主を見たが、それは意外な人 殺生丸だった。

「どうしてこんなところにいるの?」

かごめの問いに無視をしながら、こちらに寄ってくる。



「ね〜ぇ!!!」


かごめは座ったまま、殺生丸に答えるように促す。
すると殺生丸はピタッと立ち止まった。




「私がここにいてはならぬのか?」





表情を変えずに淡々と話す。

「・・・別にそんな訳じゃ・・・・」

かごめは殺生丸から目をそらす。


「犬夜叉は一緒じゃないのか・・・?」



「一緒じゃない」



小さな声で答える。
その声が聞こえたのか、殺生丸はかごめの前に座った。

その事に少し驚くかごめ。




この人どういうつもりなんだろ・・・・・?




そんなかごめを知ってか知らずか、殺生丸は話しかけた。

「・・・犬夜叉は桔梗とか言う女のところか・・・・・」
「そうよ。」




「お前は、犬夜叉が別の女の所に行ってもなんとも思わないのか?」



なんなのよっっっ!!!!!!!




「言ったってどうしようもないじゃない。犬夜叉は結局、桔梗の元に行っちゃうのよ。」

かごめの目から涙が流れてきた。
犬夜叉が見たらオロオロするような光景も、殺生丸は微動だにしない。






フッとため息をつくと、殺生丸はスクッと立ち上がった。
そしてかごめの元まで歩いていき、ポンポンと頭を叩き



「あまりためない事だな。」



と言ってそのまま森の中に消えていった。










ポツンと残るかごめ。






なんだったんだろう・・・
殺生丸ってあんなことするのね

しかも『あまりためない事だな。』って・・・・・・


そういえば殺生丸の傍にはいつも小さな女の子がいたような・・・
もしかしてその女の子と同じ扱い!!!???



かごめは顔の涙をぬぐい、勢いをつけて立ち上がった。


なんかスッキリした。


かごめが立ったまま空を見上げていると、遠くのほうから声が聞こえた。
その声を間違えるはずが無い。


「犬夜叉!!!!!!!こっちに来て来て!!!!!!!!!」

森の茂みの中から息を切らして走ってきた。

が、かごめの近くで立ち止まる。
そんな犬夜叉を知らずにかごめは上を向いたまま話しかける。



「空見て!!すごい星の量だよねv」



「・・・・・・」


返答は無い。
不思議がってかごめは犬夜叉のほうに目を向ける。
犬夜叉は周りをキョロキョロしていた。



「・・・なにしてんの。」



かごめの質問でも顔を合わせずにあちこちを見ている。

「・・・ここに殺生丸がいたのか?」

犬夜叉はやっとかごめの顔を見た。

「あっ。さっきまでね。」

犬夜叉はズカズカとかごめの前来た。





※ここからは音声だけで〜☆



「何してたんだ?」


「何してたって・・・・・普通に話していただけ」


「なにを?」


「・・・いろいろと・・・・」


「・・・・・・・」


「疑ってるでしょ。」


「当たり前だろ!!あんな奴と話せる奴なんているかい!!!!」


「話したもん(怒)」


「・・・・・・・・」


「自分だって桔梗と会ってたくせに!!!!」


「!!!!!!!!!!!!!!!!」


「もう!!いい!!!!信じてくれないのならそれでいいもん!!!!!!!!!!!」


「おいっっっ!!!どこ行くんだよ!!!!」


「殺生丸の所に行くの!!!!」


「なんでだよ!!!!」


「犬夜叉が信じてくれないからでしょっ!!!」


「〜〜〜〜〜〜〜〜分かった!!!!」


「なにが!!!???」


「信じるから、殺生丸なんかの所に行くな!!!」


「本当に信じてんの???」


「ああぁ・・・信じてる・・・」


「ほんと〜に〜?」


「・・・今度はこっちが疑われているな。」


「!!!!!!!!!!疑ってない疑ってない。」


「あんまり疑われると俺も傷つくんだけどな〜」


「傷ついてないじゃん!!!!!!!」


ガシッッッ!!!!!


「ちょっっっっっ!!!!なんで持ち上げるの!!!!????」


「〜♪」


「聞いてるの!!??」


「俺、傷ついたんだけどなぁ〜」


「絶対傷ついていないじゃないの!!!!!!」


「気にしない気にしない♪♪♪」


「気にするーーーーー!!!!!!!!」











森の中に消えていった声。
その後2人を見たのは、朝になってからだった。


















しぴの戯れ言

今回は殺生丸×かごめじゃないですよっ。
あくまで犬夜叉×かごめです。
管理人はこのカップリングしか書きません。
管理人は犬かごを応援しています!!!




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