守って僅差負けが正しいのか、点を取りにいって玉砕が正しいのか・・・
5バックの功罪

サルバをチェックにいく中田浩二

26日、早朝。ゴルドバでの「スペインvs日本」を観戦するため、TVのスイッチを入れる。
FIFA(国際サッカー連盟)の世界ランキング第7位、スペイン代表チーム。
”無敵艦隊”の異名を誇る、攻撃重視の代表チームである。
前回ボロ負けを喫した、フランス代表チームとは違って西ヨーロッパでは珍しい、
南米のような個人技主体のサッカーをするのだ。

この試合、トルシエ監督は両ウイングバックの位置にDFの服部(ジュビロ磐田)と
波戸(横浜Fマリノス)を採用するという、事実上の5バックを採用してきた。
オマケに中盤は伊東、稲本、名波のトリプルボランチ。
5−4−1という、「サカつく」でもプレイしているような方でもないと知らないような、
”超守備偏重”フォーメーションである(笑)。
ま、フランス戦ではこれまでにないようなこっ酷い負け方をしたんだし、仕方ないか。
別にオレの場合、日本人だからといって日本代表を応援するつもりなんてサラサラ無い。
この試合のお目当ては若き天才、”スペインの至宝”ラウル・ゴンザレスと
現在世界最高のボランチと評価されるグアルディオラである。

試合の方は確かに5バックにトリプルボランチというシステムだけあり、
よく守ったと思う。ロスタイムまでは(苦笑)。
前半のラウルの左足ダイレクトボレーなんて絶対に決まったと思ったし。
もっとも川口のファイン・セーブ以外は”見所の無い”試合でもあったが。
サッカーでGKのファイン・セーブが目立つ試合というのは、
それだけDFラインが突き破られている証明である。
「予想通り」ラウルとグアルディオラが前半で下がり(もう少し見たかったな〜)、
後半から登場したホセ・マリ(ACミラン)もいいヘディングシュートを2本。
それにしてもシドニー五輪のエース・ストライカーであるホセ・マリが控え。選手層が厚いね。

パンピーの友人が運営しているサッカーサイトではあの”5バック”が論議の的である。

「点を取らなきゃサッカーは勝てない。1トップじゃ得点できない」
「アウェーでは引き分け狙いも重要だ」
「ボロ負けしてもいいから点を取りにいって欲しかった」
「いや、フランス戦のような”醜態”はもうゴメンだ」

大体こんなところである。
岡田ジャパンだってフランスW杯ではSBの名良橋と相馬をWBとして登録していた
実質的な5バックだった訳だし、あれはあれでいいと思う。
岡田の5バックを「堅実」と誉め、トルシエの5バックを「勝つ気が無い」などという
日本のスポーツ新聞はどうもよく分からん。
ただ「サカつく」や「Lサカ」でも必ず3−4−3を採用した攻撃重視なサッカーが
大好きな人間だし、オレ的にもやっぱり点は取りにいって欲しい。
高原はいい選手だと思うが”所詮は”Jリーガー。

Jリーガーのレベルで1トップはキツイ。

ロナウド、ヴィエリ、シェフチェンコ、バティといった、
「一人でもフィニッシュまで持ち込める」ストライカーがいれば話しは別なんだけどね。

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