あの夜も人々の流れに逆らっていた 人ごみを掻き分けて 目指すのは家だけで 堪えきれない切なさで自分の首をしめて むせび泣けば助かると逃げ場求め迷い始めた さよならは早すぎるよ いつまでも待っているよ 勝手な思いを胸に抱いても この町に君はいない いつまでも抜きけれない思いに苦しんでいた 思い出のあの場所を横目見てまた走る 抑えきれない衝動をぶつけるあてもなしに これからくる悲しみに怯えながら笑い転げた さよならは辛すぎるよ もう一度そばにきてよ 突然の悲劇二人引き裂いて この町に君はいない さよならは早すぎるよ いつまでも待っているよ 必ずまた会えるとそう信じても この町に君はいない |