スクリプトのダウンロードと設置手順
スクリプトのダウンロードは、SourceForge.jp内プロジェクトページのリリースパッケージへ。
ライセンスや設置手順などは以下。不具合や要望はこちらへ。質問や苦情などはこのへんで。
現在このスクリプトは、評価用のベータリリースです。お間抜けなものから致命的なものまで、あれこれ不具合を抱えている可能性があり、また、仕様変更とかで、せっかく設定ファイルを編集しても使えなくなっちゃう可能性もあったりします(そんなことにはならないよう、鋭意努力はしてますが)。
なお、このサイトのRSSをアンテナとかリーダーとかに登録しておくと、バージョンアップとかわかっていいかも。
ライセンスについて
- このプログラムは、Free Software FoundationによるGNU General Public Licenseのバージョン2あるいはそれ以降のバージョン(以下「GPL」と言う)に基づきライセンスされます。このプログラムの全利用者は、必ずGPLの全文を確認してください。GPLの全文は、ウェブサイト http://www.gnu.org/licenses/ にて、あるいは、Free Software Foundation, Inc., 59 Temple Place - Suite 330, Boston, MA 02111-1307 USAに請求文書を送付することで入手できます。
- このプログラムは、いわゆるPublic Domainなどではなく、著作権は放棄されていません。
- このプログラムは、GPLの定める条件に反しない限り、商用利用を含むいかなる目的での利用も制限されるものではありません。また、このプログラムは、GPLの定める条件、すなわちその全ての派生物が、同様にGPLに基づきライセンスされなければならないという条件下で、頒布や改変などを行うことができます。
- このプログラムは、有用なものであることを願って提供されるものではありますが、商品性や特定目的に対する適合性などの黙示保証を含む、いかなるものも保証するものではありません。すなわち、その利用は、全て自らの責任において行ってください。
動作要件
PHP 4.3.9/5.0.1以降の標準的な構成+ふたつのPEARパッケージ(PHPの機能を拡張するライブラリ)で動作するようになってます。以下はその詳細ですが、これは読み飛ばして、リリースパッケージに含まれる動作要件の確認スクリプト(_check.php)で、実際の環境を確認するのがお勧め。
必須のもの
- PHP 4.3.0/5.0.0以降(ただし、4.3.9/5.0.1以降を推奨。それ以前のバージョンは、付属しているGDライブラリはGIF形式をサポートしていません)。
必須だけど、インストールが不能でも対処可能なもの
- mbstringモジュール。
国外のレンタルサーバなどで、mbstringがインストールされていない場合は、代わりにmbstringエミュレータが使えるかもしれません。ただしこの場合、動作は随分遅くなります。 - PEARのHTTP_Clientパッケージ。
インストールの手順はPEARパッケージのインストールを参照してください。
あると望ましいもの
- GDライブラリ 2.0.28以降でGIF(読み書きとも)及びJPEGとPNGに対応のもの。
ないと画像は表示しません。PHP 4.3.9/5.0.1以降には、この条件を満たしたものがバンドルされています。 - PEARのXML_RSSパッケージ。
ないとRSSフィードの表示は行いません。PEARパッケージのインストールについてはPEARパッケージのインストールを参照してください。 - OpenSSLモジュール。
ないとHTTPSスキームによるリモートサイトへの接続は行いません。
設置手順
- ダウンロードしたリリースパッケージに含まれる、各ファイルをサーバにアップロードします。パーミッションの設定などは、通常は不要です。
- ウェブブラウザで_check.php(動作要件の確認スクリプト)を表示します。注意を促すメッセージの類が表示される場合は、その内容を確認の上適宜対処してください。PEARパッケージについてはPEARのインストールを参照してください。
確認が終了したら_check.phpは削除してください。 - ウェブブラウザや携帯端末でpc2m.php(メインスクリプト)を表示し、期待通りに動作するか確認してください。
- お好みでスクリプトをカスタマイズしてください(ファイルの編集にはEUC-JPに対応したテキストエディタが必要です)。
pc2m.php(メインスクリプト)のファイル名は任意のものに変更することができます(設定などは不要です)。
設定などを変更する場合は、Config.inc.phpを編集します。各設定項目の説明はファイル中のコメントを参照してください。
アクセス先のURLが指定されていない場合に表示するページの内容は、Frontpage.inc.phpです(あるいは、特定のURLをデフォルトのアクセス先とする場合は、Config.inc.phpで、定数DEFAULT_URLを定義します)。
HTML出力のひな形はTemplate.inc.phpです。
各ファイルの詳細は構成ファイル一覧を参照してください。
ありがちな設置のトラブル
- ウェブブラウザで_check.phpやpc2m.phpを表示しようとすると、HTTP 500 Internal Server Errorが表示される。
- CGI版のPHPを使用している場合で、不適切なパーミッションやパスの設定、あるいはファイルを誤って編集してしまったといったような、よくありがちな原因のほかに、リリースパッケージ中の.htaccessファイルをサーバにアップロードしている場合は、この.htaccessの記載内容による設定変更が許可されていないことが原因でこの症状が発生している可能性があります。いったん.htaccessファイルを削除して、再度試してみてください。ただしこれが原因であった場合は、もし_check.phpが注意を促すメッセージを表示していて、その回避策が.htaccessの設置しか採れない場合(php.iniの編集ができない環境の場合)には、残念ながらそのサーバでは、このスクリプトは期待通りには動作しないことが予想されます。
- RDF(RSS 1.0)の変換表示で、content:encoded要素があるにもかかわらず、description要素しか表示されない。
- PEARのXML_RSSパッケージの、バージョン0.9.2はcontent:encoded要素をサポートしていません。バージョン0.9.9以降に更新してください(XML_RSSパッケージのバージョン0.9.9はbetaです。betaのパッケージをpearコマンドでインストールするには、半自動インストールを利用してください)。
構成ファイル一覧
| ファイル名 | 必須 | 文字エンコード | 説明 |
|---|---|---|---|
| pc2m.php | ○ | EUC-JP | メインスクリプト。ファイル名は任意のものに変更できます(設定などは不要です)。 |
| im.php | △ | - | 画像変換スクリプト。ファイル名と設置パスはConfig.inc.phpで定義します。画像を表示しない場合は、このファイルは不要です。 |
| ClientDetect.class.php | ○ | - | 端末判別クラス。単独で利用することもできます。 |
| DevInfo_DoCoMo.inc.php | ○ | - | ClientDetect.phpが使用する、NTTドコモ端末の情報。新機種が発売された際には、NTTドコモの端末スペック一覧を参照してアップデートする必要があります。 |
| Template.inc.php | ○ | Shift_JIS | HTML出力のテンプレート。画面デザインを変更したい場合は、このファイルを修正してください。 |
| Config.inc.php | △ | EUC-JP | スクリプトの動作設定。設定の詳細はファイル内に記述してあるコメントを参照してください。このファイルがない場合は最小限の機能で動作します。 |
| ErrorMessages.inc.php | △ | EUC-JP | エラーメッセージ。エラーの発生時に表示するメッセージを変更したい場合は、このファイルを修正してください。このファイルがない場合はデフォルトのメッセージが表示されます。 |
| Frontpage.inc.php | - | EUC-JP | アクセス先のURLが指定されていない場合の表示内容。Config.inc.phpで定数DEFAULT_URL(デフォルトのアクセス先)を定義する場合は不要です。 |
| .htaccess | - | - | Apacheモジュール版PHPの場合に、スクリプトから制御できないPHPの設定を変更する場合に使用します。_check.phpの表示内容を参考に、必要に応じて設置してください。 |
| _check.php | - | EUC-JP | 動作要件の確認スクリプト。確認が終了したら削除してください。 |
2005/08/10
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