………………ああ、中途半端な話だな…。 赦汲牟 「中途半端! 中途半端! 話も中途半端なら、題名も中途ハンパァ! 」 ッうるさいなッッ! 苦手なんだよっ! だったらおまえがつけろよ! 赦汲牟 「『ドキv トキメけ初めてのハツコイv 』。」 嫌です冗談じゃないですふざけんなですドタマかち割って漂白剤で洗ってやろうかですていうかハツコイと始めてが被ってますダメですチクショー おまえのせいで、思わず本文の地の文でv を使いそうになっただろ?! 赦汲牟 「あはははは、五十歩百歩じゃん。×××××なら、どうつける? 」 灰色の 「私にふるな。」 赦汲牟 「あれ、待ってくれ。×××××? あはは、いかがわしいな! ×××××! ×××××! 」 灰色の 「『マカラに喰われるまで』に名前が出なかったので、措置としてらしいな。無闇に赦汲牟を喜ばすのは問題と思うが。」 赦汲牟 「本文では、その呼び方は、出なかったけどね。」 灰色の 「あの呼び方では、不信感を持つだろう。だから、使えなかったんだ。」 いやほんと、何度シャームって呼ばせたかったか。 赦汲牟 「この話の結論て何? 魔剣士? 」 灰色の 「鬼ごっこだろう。」 赦汲牟 「へーえ、じゃあ、×××××には誰か逃げてる人が見えたんだ。」 灰色の 「見えたぞ。赦汲牟に追い立てられてる群衆が。」 あ、あの、一応、赦汲牟と灰色の人との出会いなんですが。 灰色の 「では、ペース配分を間違えてるな。」 赦汲牟 「ああ、ダメダメ。あれにペースなんてないってば。」 灰色の 「そうか。」 納得されても…、いや、いいです。 灰色の 「これから、生身での初対面があるのだが。」 赦汲牟 「視覚と聴覚しか使えなかったから、今度は五感で堪能する予定。楽しみだーね。」 え…、五感? あじ……? 灰色の 「…………。」 赦汲牟 「ファターブスの「門」での再会かー。」 灰色の 「…………。」 赦汲牟 「あ、あの話が挿話されてるから、それより前になるのか。×××××? 」 灰色の 「…………(溜息)。」 赦汲牟 「……×××××? 」 灰色の 「これからの、衝撃を考えると、な。」 赦汲牟 「酷くしないから! 」 灰色の (情報とはかなり違っていただけなのだが。それと時々、話がすれ違っている気が? ) 赦汲牟 「それよか、最強の魔術士って何? おれは決定的にちがうし。」 あ、ただ、常人を凌駕しているからね。10歳で確実に魔道士なんて、類を見ないし(但し、20超えたら唯の人)。 気になるんだけど、自身を見付けてくれるんだったら、犬でも良かった? 灰色の 「わたしは、犬の代わりか。」 赦汲牟 「犬にして? それで辻妻合うわけ? あんたの話の造り方で? ×××××に会せないつもり? 」 何か、話を書くのが恥ずかしくなったんだよ。赦汲牟が女の子バージョンも考えたけど、話は進まんし、灰色の人がかわいそうでねえ。 赦汲牟 「女の子?! ×××××が女の子! なのは? 」 灰色の 「却下。」 却下。おっさんキャラは心のオアシスだ。 赦汲牟 「ちっ! しょうがないな〜。じゃ、今度会う実体ん時、パンツが見える美少女キャラの、持ってってあげよー。」 灰色の 「勘違いしているようだが、フィギュアはわたしの趣味ではない。」 赦汲牟 「うっそお! 」 |