happy birthday!! dear mikami
Happy Brithday!!
「Happy Birthday!!」
そんな騒音と共にガタンと戸が開いた。
ドアの向こうに立っていたのは
藤代と笠井。
「はぁ!?」
「だーかーら、誕生日おめでとうございます。って言ったんスよ♪」
「三上センパイ。はい、コレ。」
笠井が差し出したものは白い箱。
「何だよ。」
「俺と竹巳で作ったんスよーーー!」
作った!?藤代が!?
取り合えず恐る恐るその箱を開けてみる。
「・・・・・ケーキ?」
見た目はすっげぇ美味そう。
だけど・・・・。
チラリと藤代を見る。
「何っスか?」
その様子を見た笠井はクスクス笑いながら
「センパイ。大丈夫っスよ。」
と言った。
「・・・・・・笠井が言うなら平気か。」
「何々?何の話だよー竹巳ーー!」
一口ケーキを口に運んでみる。
白いケーキにのったイチゴ。
チョコレートで出来たプレート。
プレートには"Happy Brithday"の文字。
「どう!うまいっスか?」
「・・・・・・まぁまぁだな。」
自分の誕生日なんて忘れてた。
自分でも忘れていたようなコトを覚えて
もらえるのは少し嬉しかった。
でも少し恥ずかしくもあった。
「センキューな。」
下を向いてそう呟いた。
「あー!!センパイ、照れてる??」
「バーカ」
「バカって言ったほうがバカなんですぅー。」
「笠井。」
「何ですか?」
「コレ(プレート)書いたのって、バカ代だろ?」
「そうっスよ?」
「Birthdayってスペル違うぞ。」
「ええ!?」
「 バ カ 代 」
クスクスと笑い合う。
たまにはこんなものも良いと思う。
fin.
↓作者コメント→
Happy birthday!!
三上
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うわーーー///
海ぃvvv(興奮しまくり
三上サンがっ、三上サンが!!
照れてるvvv
下を向いたところがスッゴク想像できたv
すっごい幸せv(あたしが|笑
もどる。