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「ここの生活にも慣れてはきましたけど、正直早く帰りたいっスよー!ここじゃテレビは見れねーし、夏だってのにアイスも食えねーしー!」 山側合宿所の食堂。 「まあまあ真田さん、切原くんもいつもと違う暮らしが続いて疲れがたまってきてるんだと思いますし、少しぐらいの泣き言は大目に見てあげても…」 真田を宥めようとするつぐみに、フォローの体を取りつつも赤也に便乗してやんわり愚痴を漏らす柳生と仁王。 「何かこの環境で出来る、気軽なストレス解消法があればよいのだがな」 そこまで言うと、柳はテーブルを挟んで相対している真田から視線を外し、自分の隣に座っているつぐみの姿をじっと見つめた。 「蓮二…何故そこで小日向を見るのだ?」 柳が言い淀んでいると、つぐみは合点がいったとばかりに両手の平をぱんと打ち合わせた。 「あっ、解りました!ソフトテニスですね!」 疑問符連発でつぐみに絡む赤也に、柳生が解説を入れる。 「ああー!ナルホド!!確かにあのぷにぷに感は絶妙だもんなー!」 「(………背負った時の背中の感触から察するに、軟式ボール以上のボリュームと弾力を持ち合わせる確立が99%以上……………いや、そんな事を推察してどうするつもりなのだ柳蓮二!!)」 和気藹々と柔らかい物談義に花を咲かせる他のメンバーをよそに、一人胸の内を悶々とさせる柳であった。 |
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