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【見えない敵。右へならえがスタンダード】
男性向けは総体的におそろしく保守的です。

イベントをやって企画を考える上で一番思ったのは他の人物の影響力でした。例えばコスプレを許可しようとするだけでも
「どこそこの誰が何と言うか」「前例が無いから」と非常に消極的な意見しか出てこないのです。イベント内で単純にそれは可能か不可能かという議論ではなく、第三者にどう言われるか怖いからやめましょうという意見が目立ちました。

ちなみにライブ、企業誘致、入場方法と色々と似た事例が多かったのですが、わかりやすいコスプレに関して例をあげます。D-Summitは参加数は少ないと言えども総動員数は1500〜2000人クラスの規模のイベントです。オンリーよりは規模が大きく、スタッフが当日管理する面積は広いです。ATCホールで第1回目を開催する時にコスプレをどうするか、次のインテックスでどうするかの議論がありました。

そこで出された意見は
『ここ数年男性向けで例が無い』『○○さんの逆鱗に触れるかも知れない』『××というイベントではやってない』といった内容ばかりでした。前例が無いのでやりにくいはまだいいとして、直接イベントに関係ないうえにイベント会場の関係者でもない人間の顔色を何故うかがわなければならないのか非常に苛立ちを覚えました。

その人物のすべては古参であったり主催を経験したりして業界ではかなり有名な人たちです。他のイベントとの協調はもちろん大事ですがその人や他のイベントを必ずしもデファクトスタンダードにする必要があるのか疑問でした。確かに古参の人は経験が抱負で学んだからこそこうするべきだというガイドラインは持ってると思います。ですが
時代の流れは早く、いつまでも同じガイドラインは通じません。まして同人はデビューから引退までのスパンも短いし、世相や条例、法律等の取り巻く環境も著しく変化してます。それに合わせて進化をしないイベントはおかしいというのがSummitの持論でした。

そこで打ち出した解決策はコミックワールドでコスプレ担当をした事のある人物を引っ張ってくるという方法でした。ワールドはいわゆる男性向けイベントと違い、男性向けイベントとの接点は当時ほとんどありませんでした。規模や会場も似ている点からなんとか数名招聘し、Summit内部から責任者を育成させる編成でコスプレを許可する方向で採決しました。

ワールドでなければならない理由は無いのですが、コスプレが盛んだった点は大きかったと思います。当時は男性向けイベントのスタッフは初歩的な事もろくに認知しておらず、とにかくコスプレ対応がわかる人間の招聘が急務でした。更衣室で起こりうる問題だけでもスプレー、忘れ物、破損、盗撮があり、会場でもセクハラ、拘束、盗難、盗撮があり、盗撮もどういうものが死角になるかカメラもどういう物が怪しいか、なぜレンズの規格に制限があるのか。今でこそかなりスタッフ間で認知されてますが、当初はそれがわかってる人間が僅かしかおらず、広範囲のコスプレをカバーするにはそれすらもレクチャーを受ける必要があったのです。

ちなみにD-Summitより先にオンリーのGameSummitでもコスプレを許可してますが、規模が小さいという点と、類似したイベントが多く模範回答がなんとなくあったという背景があります。今思うと実際はかなり危ない管理でしたが…

誰々が何と言うか、みたいな話はおそらく他のイベントの組織で融通が利かず、直列つなぎのやりとりがメインだったからと思います。ちなみにSummitが前例になったので、「Summitでできたし可能かと思います」てな具合に、他のイベントでコスプレが許可されだしてます。皮肉な話ですね。

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