「頼もう」
昼休み、葉佩はサッカーボールを脇に抱え皆守の席まで行くと一言
対する皆守はと言うと
「……どこの道場破りだそりゃ」
「サッカー部員としては帰宅部相手にシュート一つ決められないなんて名折れだからな」
「お前ほとんど部活出てないだろうが」
「それでも名折れなんだよ。で、もう一回シュート対決を――」
「断る」
全部言い終わらないうちに拒否
「何で」
「勝手にお前が特大ホームラン打ったんだろうが」
「ありゃちょっと油断しただけだ、本当の俺の力はあんなもんじゃ――」
「お前が本気だろうが本気じゃなかろうが、とにかく俺はやらない」
「ハッ!逃げるってのか、弱っちぃなあ」
「挑発しても無駄だ、俺はやる気はない」
わざと煽ってみたがどうやら読まれてたらしい
その様子をみていたクラスメイト達が
「いいじゃん、面白そうだし。やってやれよ」
「お前らまで口出してくるなよ……、俺はやらないって言ってるだろ」
呆れたように返す
「じゃあさ、こうしたら?負けた方が勝った奴の言うことを一つ聞く
それなら少しはやる気出るんじゃね?」
「でもどうせそれ皆守が勝ったらカレー奢れとか言うだけじゃん?」
「あぁ、確かにそんな感じになりそうだよな」
「お前ら人の事どう思ってんだ……」
「俺は別にいいよ、その条件で」
葉佩は友人の提案を受ける気でいるようだ
「ま、どうせ俺が勝つだろうし。甲ちゃんがビビんのわかんなくもないけどね」
「大した自信だな」
「基づくものがあるから自信があるんだよ」
そう言ってニヤリと笑う
あの授業では結局どこにも隙がなくて狙いを定めるのは無駄だと思い
無心に思いっきり蹴っただけだったが今回は違う
葉佩の自信が気になったのか
「……それじゃあ見せてもらおうか、その基づくものってやつを」
皆守もその気になったようだ
「お、皆守受けんの?じゃあ俺皆守に200円」
「俺葉佩に300円な」
「それじゃあ俺はどっちにするかなぁ……」
対決が決定するや否や賭けはじめるクラスメイト達
それをみて当の二人は
「……お前ら」
「最初から賭け目当てかよ!」
別に賭けられてようが対決に関係はないが何故か納得いかない



「さて、じゃあどっちから蹴る?」
グラウンドに降りてきてすぐゴールの前にボールを置いてそう聞く葉佩に
「一発勝負でいい、お前が蹴って俺が止める」
「止めさせねーよ」
「どうだかな」
お互い勝負となると譲らない
葉佩は元より皆守も何故か葉佩相手にだけは手を抜かない
クラスメイトの連中もそれを知ってるから賭けまでして盛り上がる
今は教室の窓からこの様子を見ているからこの会話は聞こえてはいないだろうが



「よっ、なにか面白いことになってるな」
「夕薙クン」
教室に顔を出した夕薙が何事かと一緒になって覗いてくる
「九チャンと皆守クンがシュート対決だって」
「九龍と甲太郎が?それは確かに見ものだな」
「皆守クンなんでか知らないけど九チャンとの対決だけは真剣にやるんだよねぇ
普段はあんなにダルダルなのに九チャンと対戦する時だけは手を抜かないって事は
皆守クンがやっぱり九ちゃんを親友って認めてるってことかな?」
「まぁそれも一理あるだろうな……、ただそれだけじゃ無いとも思うが」
「他にも手を抜かない理由があるってこと?」
惚れた相手を守るにはやっぱり相手より自分の方が強くないと格好が付かない
だとしたらやっぱりこういう直接どっちが強いか分かる勝負は手を抜けない
その対戦相手が守りたい相手なら尚更である
「男の意地、かな」
自分が葉佩と対決するとしたらきっと今の皆守と同じ心境だろう
あいつも大変だな、と思うがその大変さが羨ましくもある



「じゃ、早速決めさせてもらうか」
葉佩がボールの前に立ちゴールの皆守を見据える
このために久しぶりに部活に出てシュート練習までしてたんだから絶対決めてみせる
皆守の利き腕の逆、つまり向かって左のサイド。そこを狙う
そう心に決めてシュート体制に入り、思いっきり――蹴り飛ばす
ボールはゴールへと向かっていきそこで皆守が反応しようとするが
「なっ――?!」
ボールは皆守がキャッチしようとする手前で曲がりかわされる
そのまま葉佩の勝ちに思えた――が、ボールはそのままゴールポストへと当たり
弾かれ戻ってきたボールは皆守が難なくキャッチ
「――一瞬マジで抜かれるかとおもったが、詰めが甘かったな」
そう言って皆守はガックリと肩を落としてる葉佩に寄ってくる
「あーちくしょー、カーブかけすぎた!」
練習では上手くいってたのにどうやら無意識にカーブをかけ過ぎたらしい
「お前って何気に本番に弱いよな、そのおかげで俺は助かった訳だが」
「うっさい、悪かったな!どうせおれはビビリだよ」
「誰もそこまで言ってないだろ……」
「いーや、言葉でなくてもお前の目が言ってる」
「そいつは悪かったな」
「……今度は否定しねぇし、まあいいけど」
「じゃあ、今夜ヨロシク」
そう言われて肩をポンッと叩かれる
「は?」
「言うこと聞くんだろ?お前負けたんだから」
「え、ちょっと待て。カレーじゃ――」
「それはクラスの奴らが勝手に俺が勝ったらカレーを奢らせるって思い込んだだけだろ」
「違うの?」
葉佩もてっきりそう思い込んでいた
「だから今夜だって」
「なんだよ、今夜って……」
今その用件を言わないとこに限りなく不安を感じる
「今言ったら逃げる可能性もあるからな」
「し、失礼な!俺だって男だ、有言実行くらい……」
そう言いつつも腰が引けている
「そうか?じゃあなんでそんなに及び腰なんだろうなぁ?」
「逃げないけど嫌な予感はするんだよ」
「へぇ?じゃあ今夜答え合わせといこうか」
からかうように笑いながら言う、結局罰ゲームは夜まで言う気はないらしい



「――で、俺は何をすればいい訳?」
寮の皆守の部屋、電気は消えたままだしなんとなく予想はつくが一応聞いてみる
立って聞いてくる葉佩に対して皆守はベットに腰掛けている
「お前にたまには俺の苦労を分からせてやろうと思ってな」
「なんだよ、お前の苦労って。普段苦労してることなんてあるか?」
「苦労してるだろ、マグロのお前と違って」
「マ、マグロってお前……」
何となく皆守が自分に何をさせる気なのか見当がついて来た
夜に呼ばれた時点でこういうことなのだろうとは思ってはいたがやはりそのようで
「お前暴れて嫌がって最後は寝てるだけだろ、やっぱりマグロじゃねーか」
「マグロって言うな、まるで俺がなにもしないみたいじゃん」
葉佩が文句を言うと皆守がその言葉を待っていたとばかりに意地の悪い笑みを浮かべ
「だから今日は全部お前にして貰おうと思ってな」
「は?」
「いつも俺がイかせてるんだからたまにはお前が俺をイかせてみろよ」
「ど、どうやって……」
「さぁ?方法はいくらでもあるしな」
「じゃあ俺が甲ちゃんに突っ込んでも――」
期待した目で提案する葉佩だが
「それはなし」
即行で却下される
「何でだよ!いいじゃん」
「それじゃお前に対する罰にならないだろ
もしそんな素振りを見せたら明日起き上がれなくなるまで犯してやる、覚悟しとけよ」
淡い期待は恐ろしいセリフの前に消え去った
「……とりあえずイかせればいいんだよな?」
諦めた様に溜息をついて聞く葉佩に
「ああ、俺を満足させられたらな」
皆守は楽しそうに笑って答える
葉佩は覚悟を決めたようにベットへ腰掛けている皆守の足の前で膝を付き
躊躇いがちにズボンの前を開け下着から皆守のモノを取り出した
「うぁ……」
その大きさ驚き、つい情けない声があがる
「何だよ、その声は」
「な、なんでもない。手……で、いいんだよな?」
「たまには口でしてみろよ」
「えぇ?!」
「有言実行なんだろ?」
「うっ……」
確かに昼に自分でそう言ったのだから拒否することはできなくて
覚悟を決めたように両手でモノを包み込み亀頭の先端にチロチロと舌を這わせた
上目遣いに見ると「良く出来ました」とでも言うような笑いを浮かべた皆守と目が合う
その瞬間自分がしていることがとてつもなく恥ずかしくなり
目を逸らしたのを誤魔化すようにまた皆守のモノへと視線を戻す
棹を指で扱きながら亀頭を口に含んで吸うと硬度が増すのが分かった
皆守本人があまり反応を顔に出さないせいか
自分の奉仕で感じてくれてると分かるその正直な反応に嬉しくなる
「……嬉しそうな顔しやがって、本当はこういうの好きなのか?」
その様子に気付いた皆守が熱を帯びた声でからかうように言う
「んっ…そんなこと……ない」
そう否定して頬張り口を窄めて裏筋やカリ首を重点的に舌で舐め回す
と、また口に中で大きくなるのが感じられた
「そう…か?……お前結構人に尽くすのすきだろ」
葉佩の前髪を優しく梳きながら聞いてる
確かに葉佩は仲間達に頼られるのが好きだし、仲間達の為に尽くしたいと思う気持ちが強い
だけどこの行為がその延長かと言われると葉佩自身にもわからない
その考えから打ち消すようにモノを口から離し今度は舌先を尖らせ裏筋を舐め上げる
「…くっ……」
皆守が堪えた声を出すのが珍しくて、つい舐めるのを中断して
「なんか……、久しぶりにそういう声出すの聞いた」
嬉しそうに言うと
「それだけお前が今まで俺に対してマグロだったってことだろ?」
「お前そのネタ引っ張るね……」
「だからイかせられたら撤回してやるよ」
そう言って前髪を梳いていた指をうなじに這わすと葉佩の体がビクリと強張る
「……っ…それ……やめっ」
「相変らずここが弱いな」
「触んなっ……バカ」
皆守のモノを両手で掴んだまま快感に耐えている姿は苛虐心を煽るには十分で
それを見ているだけで自分のモノの体積が大きくなっていくのが分かる
「いつまでも口休ませてないで続けろよ」
「分かって…っん……」
いつまでも指を止めてくれない皆守に諦め、またモノに舌を這わせた
鈴口から零れる先走りをちゅるっと音を立てて吸い取り
そのまま亀頭を口に含んで鈴口に舌を押し付けるように舐める
同時に葉佩の唾液で滑りが良くなってる棹を全体的に指で刺激を与え続けていく
「お前……どこでこんな事覚えた?」
「う…っん……?」
フェラなんてあまりやらせた事無いのに的確に自分の感じる場所を舐めあげ
舌を絡ませ指で扱いてくる、やらせる前はここまで上手いとは思っていなかった
もしかして自分以外の奴にもした事があるんじゃないかと疑ってしまう
「どこって、AV見たときの思い出して。大体同じ男だから感じる場所見当つくし
……もしかして、俺が他の奴とヤった事あると思った?」
口に含みながらからかうように笑ったその顔には普段喘ぐのとはまた違った艶っぽさがあって
這わせる舌と責め立てる指の快感に加えいつもとは違う挑発的な色気に堪えきれなくなり
そのまま葉佩の頭を押さえつけると口内の最奥へと自分の精を放つ
「…んっ……!」
葉佩は苦しそうに唸ると皆守のモノを口から離し、口内に放たれた白濁を自分の手に吐き出す
「マズっ、飲んじまったじゃねーかっ」
「顔に掛けた方が良かったのか?」
「……良くない」
「じゃあそれくらい諦めろ」
「なんか納得いかないんですけど……」
「気のせいだろ」
上手くはぐらかされた気もしないでもないが、約束は果たしたので
「まぁ取りあえずイったし、これで終わりでいいんだよな?」
「何言ってんだ、これからだろ?」
「……は?」
一瞬皆守の言葉の意味が分からなくて間抜けな声をあげる、が
「何でだよ、今口でしてやっただろ」
「誰が一回でいいって言った?」
確かに一回とは皆守は言ってない、葉佩が勝手にそう思いこんでいただけで
「な、な、何それ?!信じらんねぇ」
「信じらんねぇのはこっちだ、勝手に一回で終わらせようとしやがって」
皆守が心外と言った様子で言ったのに対し
「……じゃあ他に何しろって言うんだよ」
仕方なくそう聞くと皆守は面白そうに笑って床へ座ったままだった葉佩をベットへ引きずりあげ
自分に覆いかぶさる形にさせて
「そうだな……自分から慣らして入れてみるか?」
とんでもないことをサラリと言いながら
「え、あの、ちょっと……」
とまどう葉佩を気にせずに慣れた手つきで脱がしていく
「おい、ちょっと待てっつーの!」
脱がしていく皆守の腕を掴み怒鳴る葉佩に
「……なんだよ」
「俺はまだ良いなんて言って――」
「有言実行って言ってたのはどこの誰だっけなぁ?」
「…………」
言いくるめられて葉佩の完敗
「わかったよ……、やればいいんだろやれば。ローション寄越せ」
吹っ切れたような葉佩の態度に
「色気がねぇな」
そう言いながら置いてあったローションを手渡す
「言うとおりにしてやってるんだから文句言うな」
不満を漏らす皆守に一言言うと指をローションで濡らし自分で後ろへと這わせる
「……んっ…」
一本だけならそうキツくはないがそれでも違和感は感じてしまう
「…は……ぁ……っ」
指を抜き差しして徐々に本数を増やしていく、動かすたびにグチュグチュと卑猥な水音がして
その音を自分が出しているのかと思うと恥ずかしくて泣きたくなってくる
指を3本まで増やし慣れた事を実感すると葉佩は皆守へと跨り自分が受け入れるモノへと手を伸ばす
一度精を放ったと言うのに葉佩の痴態でまた硬さを取り戻してした皆守のモノを2,3度扱くと
覚悟を決めたように腰を落としていった
「……あっ……入って…くる…」
ぐちゅりと音を立てて葉佩の秘部が皆守のモノを飲み込んでいく
十分に慣らしたこともあって痛みを伴いながらではあるが比較的すんなりと自分の中へと受け入れて
根元まで皆守のモノを銜え込むとキツさに耐えるように浅い呼吸を繰り返し
その後ゆっくりと腰を動かし始めた
「…ふ……あ……」
皆守のモノが内壁を擦る度に声が上がる、最初は異物感しかなかった部分に徐々に湧き上がる快楽に
段々と自分からその快楽を貪るように腰の動きが大きくなっていく
「おい……、そんなに締めるな」
腰の動きと目の前の痴態で一瞬持ってかれそうになるのを堪えて皆守が言う
「そんな……事…してなっ……」
「自覚無いのか?人のモノ嬉しそうに締め付けてくるくせに」
そう言いながら今まで葉佩の好きに動かさせていたが自分で下から突き上げると
「あっ…や……勝手に……動くな」
その動きが予測出来なかったのか一層締め付けてくる
「……悪いな、こっちも限界が近そうなんでな」
突き上げて葉佩の感じる場所に亀頭を擦りつけると
「…そこ……やっ…、だめ……」
声を上げてビクリと体が痙攣する
「ダメじゃないだろ、こんなに感じてるんだから」
「……だって……お前が…ぁ…っ」
「俺が……何だよ」
「…んっ……動く……から…」
答えながら擦り上げてくるモノを更に味わおうと腰を円を書くように動かしてくる
普段からは考えられないその痴態に眩暈すら覚える
「やばっ…俺……イきそ……」
自分の感じる所を何度も触れてくる動きに葉佩のモノも限界が近いように張り詰め
先走りを溢れさせビクビクと何度も脈打ってくる、が――
「ったく、俺をイかせるのにお前の方が気持ち良くなってどうするんだよ」
呆れた様に言って皆守が葉佩の根元を握りこみイくギリギリのところで堰きとめる
「…っ…や……だ…なんで……」
イキたいのにその寸前で止められて、身体を巡る快楽に狂いそうになる
「ちゃんと『お願い』出来たらイかせてやるよ」
「――っ」
皆守が楽しそうに意地の悪い笑みを浮かべて言う、その余裕のありそうな態度が悔しい
「どうした?言わないとこのままだぜ」
「……ひっ…あ……やめっ」
葉佩が言うのを躊躇っているとまるで強要するかの様に下から激しく突き上げ
腰を掴み内壁を擦り上げ一番奥まで自分のモノを穿つ
解放されない苦しさと与えられる快楽に耐え切れなくなったのか葉佩の体が小刻みに震え
「もう――イカせて……」
半分泣く様な声で懇願してくる葉佩の様子に皆守は満足そうに手の戒めを解き
自身も葉佩の最奥へと突き上げる
「あ、あ、あっ……――っ!」
「…くっ……っ」
葉佩の熱が解放された瞬間、皆守のモノに絡み付いていた葉佩の内壁の締め付けに
皆守も葉佩の中へと精を吐き出していた



「……あん時ちゃんとゴール出来てれば俺こんな疲れなくて済んだんだよな」
ベットの中で未だに悔しそうに言う葉佩に皆守はアロマパイプを銜えながら
「今更言っても仕方ないだろ、外れたんだから」
「じゃあまた再チャレンジするから、今のうちに言っとく」
まだゴールを奪う事を諦めていない様で皆守に布告する葉佩
「そうだな……、またこんな条件付なら考えといてやる」
「お、言ったな?じゃあ俺がお前に勝ったら俺が入れる方やらせて貰っても良いんだな?」
「じゃあ俺が勝ったらもっと恥ずかしいこと強要してやるよ」
「――なっ、……何だよ恥ずかしいことって」
「色々試したい体位とか道具とかあるしな、普段は絶対お前が承諾しそうにないのが」
「…………マジかよ」
皆守にこのまま負けっぱなしなのはやっぱり悔しい
だが負けたときの事を考えると再チャレンジしない方がいいのかもしれない、自分の身の為に






なんか色々グダグダになってしまいました…
しかもエロなのにエロくない、そしてHシーンまでが無駄に長い
精進しますんでこれからも見捨てないでやってください



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