【10】

「…ぁう……ン…ッ…、だ…ぁ…、めェ……っ…」

 これくらいの年のオトコって、ほんと、ケダモノなんだと思う。僕、下半身だけ裸に剥かれて、ジャージを膝までずり下ろしただけの唯行くんに、おまんこグチュグチュ掻き混ぜられちゃってる。小学校の校庭脇の簡易便所の中。おしっことウンチの臭いが便器の黒々としたアナから仄かに立ち上ってくる狭いブースの中で、僕たち、汗だくになってセックスに励んでるの。「…だっ、めェ……んっ、…た、唯行、くぅ…ンっ、ぁ、あぁあんっ、きつい、キツイのぉぉ…ッ…」 僕、啜り泣きながら、それでも16歳のオスのチンボコを夢中で絞り上げて、もぉ目も当てられないくらいぐぢゅぐぢゅになっちゃってる奥の襞ヒダを蠢かせて、合体とか接合とか、交尾って言った方がイイくらい、ドロドロに蕩けちゃってるの。ザリザリって、互いの陰毛が擦れ合って、団子に絡まり合って、唯行くん、僕の乳首に武者振りついて。ぶちゅぶちゅ吸われて、乳首ねぶられて、僕、たまんなくなってヒィヒィよがりまくりながら、にゅるにゅる射精し続けてる。唯行くんなんて、もぉこの短いんだか長いんだかわかんない時間の間に、5回も僕のおまんこに大量精子放出してんの。

「…ったく、この肉便器野郎が。ほんと、てめえにはこういうクソ汚ねぇ公衆便所がお似合いだな」

 さんざん僕のおまんここねくり回してイイ思いしたくせに、どうしてオトコの人ってハメたあと、憎々しげに僕を睨みつけるんだろう。まるで僕が不本意なコトを無理矢理やらせちゃったみたいに。

 唯行くんの汗だくの身体が離れると、僕はもう立っていられなくなって、ずるずると汚い便所の壁に背中をすりつけながら、便器の上に蹲った。得体の知れない汚れのこびりついた、黄ばんだ和便器のプラスチックの前カバーに、まだ淫らな蠕動を続ける性器を押しつけて、そのざらついた感触にたまらず淫襞をこすりつける。頭上で舌打ちが聞こえたかと思うと、次の瞬間、こめかみのあたりに唾が吐きかけられる。

「まんこにタバコ突っ込んでやろうか?」押し殺した声。湿った靴底が、僕のぼさぼさの頭をやんわりと蹴りつける。「この気狂いめ。気色わりぃんだよ、脳たりん」

 唯行くんはブースから弾けるように出て行って、そのまんま戻らなかった。たぶん、外は日が陰りつつあるんだろう。さっきよりもずっと薄暗くなった簡易便所の中、熱気に浮かされた後の妙な虚脱感に囚われながら、僕はオナニィに耽る。虫の死骸やら糞のこびりついた紙屑の上に尻を落として、両膝をおっぴろげ、どろどろの陰部をさらけ出して、とっくにイヤラシイ牡の形をしちゃってるチンポコをしごく。「……ふぅ…ぁっ…ン……」

 粘液でまだらに固まっちゃってる陰毛の奥の肉襞を、両側からにゅちゅぅって広げて、淫膣の入り口をぐにゅぐにゅ便器にこすりつけたの。その途端、ブシュゥゥ…って。まんこから、淫汁噴出しちゃった。潮吹きってやつ…? ほとんど同時に射精してた。オトコの悦びとオンナの悦びを同時に満喫。僕、たぶん涎垂らして、白目剥いてたと思う。その時。

 少しだけ開いてた扉がゆうっくりと開いて、山みたいなオトコのシルエットがむくむくって僕の裏返った視界の中に起き上がってきたの。「どこのカワイコちゃんがメス猫みたいにヌレヌレの声上げちゃってんのかなァ」すっごくニチャニチャしたヤニ臭い声。「こんな臭くて狭いところで、仔猫チャン、汗だくになっちゃってるなァ」太い指が頭にへばりついた僕の髪をすくう。酸欠と暑さとイッちゃった余韻で朦朧としてた頭に、ようやくこのチン入者の名前が思い浮かぶ。

「あアン? おじちゃんから大事なトコロが丸見えだよ? どうしたの、そんなにお汁をお漏らししちゃってェ」

 村の郵便局の局長さんのお指が、僕のおまんこの中にぐにぐにって。「…ぁ…ひ……ィ…」僕、局長さんの毛むくじゃらの腕にしがみついちゃった。「ああ、ダメだよぉ、そんな、しがみついちゃ」局長さん、僕と同い年の女の子がいるの。栞ちゃんっていう子。体型だけじゃなくって、脂じみていっつも汗かいてるとこも父親にそっくり。前、スカートの尻のところに血のシミがついてるのを見て、僕、その場でチンポおっ立てちゃったコト、ある。あのデカい尻を後ろから抱えて、ぬちゃぬちゃジュポジュポまんこに出し入れしてやったら、絶対ケモノみたいな野太いよがり声上げると思う。んで、たあっぷり中出ししてあげるの。僕の精子。

「ああ、お行儀、悪いなァ…。こんなに息を荒くさせてェ」局長さんのぽってりした手が、円を描くみたいにゆうっくりと僕のおまんこをこねりあげるの…。「オケケがざらざらするねェ。仔猫チャンのカラダも、どんどんいやらしいメス猫になってくんだ…。もう、欲しくて欲しくてたまんないンだろぉ? 見境なく誰とでもヤっちゃいたいンだろ? ふふ…、民生委員の金田さんが愚痴ってたよォ。仔猫チャンのせいで、村の性風俗が乱れまくりだって…。やもめの金田さんだって、仔猫チャンのカラダのお世話になってるクセにさァ…」局長さんは、耳元でそう囁きながら、腕にすがりついたまんまの僕を便所の外に引っ張り出す。「ソープで抜いたの、四日前なんだよねェ」

 もうほとんど日は陰りかけていて、手洗いの向こうにある木立はすっかり長くて深い影の中にあった。「よぉし、いいコちゃんだァ…」淫蜜だらけの手で顔を撫で回される。僕を茂った草の間に仰向けに押し倒し、ニヤニヤ笑いながらベルトを外し、スラックスの前立てをくつろげる。「しょうがないんだよォ、仔猫チャンがおじちゃんをソノ気にさせちゃうから…」

 局長さんのチンポコは短いけど、幹廻りがすっごく太いの。ツチノコって幻の蛇がいるでしょ。あんな感じ。オトナ二握りはあるんじゃないかな。僕、局長さんからよぉく見えるように、膝を曲げてカエルみたいに股を左右におっぴろげて、性器丸出しにしてあげた。案の定、局長さん、すぐに僕にのしかかってきて。僕の膝頭をぐいっと握りしめて、お腹にくっつくまで押しつけられて、ちょっとの間、ニヤつきながら僕の大事なトコロ、舐めるように見つめてるの。視姦っていうの…? それだけで、もぉ、たまんなくなっちゃって、僕。

「あぁん? いかにもケガレを知りませんってなカワイイ顔してんのに、ココはオトコを知り尽くしてやがんなぁ、テメェはよぉ…っ…」局長さん、おまんこの襞ヒダにビクビク脈打ってるお肉の棒を擦りつけてくるの。「あぁん? 欲しがっちゃってるなァ…、涎垂らしてぇ、なんてはしたないコだ…」あご掴まれて、揺さぶられながら、ねっとりと唇塞がれて。僕、おじちゃぁァ…ンって、局長さんの首に腕を巻き付かせて、びちゃびちゃ舌絡ませまくり。すんごくタバコ臭いの。

「入れるぞ」って、局長さんが。ぐにゅぐにゅぅ…って、一気に根元まで。すごい質量なの、局長さんのチンポコ。「裂けちゃうぅ…っ」僕、反射的にカラダをずり上げちゃった。でも、局長さんが肩をがっちり抑えてるから、もぉ、逃げられないの。フィストファックしてるみたいな極太なんだもの。僕のアソコは処女並みに極狭らしいから、おっきいのをイレるのはちょっと大変。なのに、局長さん、遠慮なしなの…。「おら、淫売め、あぁ、なんてイイ具合だァ? てめえのマンコは、たまんねぇなぁ、にゅるにゅるだァ…」なんて喚きながら、擦り上げるのぉ、僕のアソコ。僕、ひぃひぃ喘ぎまくって、局長さんの出し入れするリズムに合わせて尻くねらせて、もっと奥ゥなんて甘え声上げて、局長さんの分厚い唇に吸い付いて。オンナを犯ってるみたいに、ぶるぶるする三段腹にチンポコにゅるにゅる擦られて、もぉね、ほんと、たまんないのぉ…っ。

 僕がすっごい大きなアエギ声上げちゃってたから、局長さん、僕の口を塞いで「この淫乱ガキめ」って鼻の孔に舌を突っ込んできた。カラダ中べろべろ舐めまくり。僕、連続してイっちゃって、訳わかんなくなってるところに、いきなり顔射されて。もぉ、カラダ中どろどろなの。

 局長さんのザーメン、とっても濃くて。「どぉだ?」って、局長さん顔を真っ赤にさせて肩で息つきながら、満足そうに僕を見下ろしてる。「感じまくっちゃって、モォ、大変だなァ、仔猫チャン。オトコ日照りの続いた後家並みの乱れ方だ、あァん?」

 もぉね、僕、カラダに力が入んないのぉ…。下半身なんて痺れちゃってて、全然。膝立ちしてる局長さんは、たるんだ腹ともじゃもじゃの下腹部モロ出しで、あとはちゃんと服を着てるけど、僕なんかいつのまにか素っ裸になってる。どぎついピンクのレースパンティが、右の太腿に縮んでへばりついてるだけで、押し潰された雑草の上で三十歳以上離れてるオトコ欲しさに身も蓋もなく肉体開いて媚び売ってンの…。

「あァ、なんてパンティだァ? 噂は本当だなァ、仔猫チャン。えェ? この前、わざとズボンの前開けて、そこから勃起したチンコはみ出させてたっていうじゃねぇかよ。東京のフーゾクでイケナイ癖をいっぱい仕入れてきちゃったってなぁ…。オトコと見りゃあ色目を使って、お股を濡らしちゃう、場末の淫乱オンナそのまんまだってなァ。もう。高天原の坊ちゃん方がどんなに嘆いておられるか」

 僕、無言のまんま、見せつけるようにゆっくりとパンティに足を通したの。局長さんの目が釘付けになってる。すっかりオスの形状になっちゃってるペニスが、レース生地を押し上げて、金玉なんて両側からはみ出しちゃってる…。女性器に当たるところなんて、まぁるくわざとアナがあいてるから、陰唇のヒダヒダがもぉね、丸見えなのぉ…。おととい、ラブホで投稿用のエッチビデオ撮った時に使ったパンティ。そん時、スケスケブラジャーとガータベルト着けて、後背位でさぁ、前から後ろからイヌみたいにズコズコ姦られまくりでぇ…。おまんこにバイブ突っ込まれて、アナルファックされながら、佐々木さんたちがどっかから調達してきたフーゾク嬢のゆるゆるマンコをこねくりまわしたのぉ…。何発ぶっ放したか、もぉね、覚えてないくらい。「やだぁ…、おじちゃん、見ないでェ…」僕、剥き出しのおまんこを両手で押さえて。「恥ずかしいよぉ…、そんなに見られちゃったら…」僕の下腹部の奥の方で、何かがぐにぐにと蠢いてるのぉ…。すごく腹を空かせて、ぬらぬらの淫襞をうねらせてひぃひぃ馬鹿みたいに笑ってる。早く喰わせろって、ヒステリックに喚いてんの。もうちょっともガマンなんてできないくらい、喰らいつきたくて、むしゃぶりつきたくて、もう爆発しちゃいそうなの。

「…ンひぃぃィ…ッ…」

 局長さんのペニスが気付いたら、僕の膣内に充填されてた。「中に出してェ…、中にブチまけちゃってよぉぉ…っ」カラダを無茶苦茶に揺すられながら、僕、局長さんに懇願してた。もちろん、パンティははいたまんま。局長さん、獣みたいに僕の上で激しく腰を蠢かして、涎垂れ流しながら奥までズンズン突き上げてくんの…。「いいっ、悦いッ、ひぃぃっ、いっ、イクぅぅ……っっ、イっちゃうよぉぉっ!!」脳が蕩けちゃいそうなのぉ…。もぉ。

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