来週の展開予想(嘘)

 

「遅れてすまん。ただいま、アンナ」
「遅いわよ、ばか」
そう言いつつも、嬉しさを隠せない微笑を浮かべるアンナ。
それとは対照的に、不愉快そうに眉を寄せるハオ。
「葉、僕の邪魔をするなら、例え君でも容赦はしない」
「邪魔っつーか、アンナはオイラの嫁だしな。手ぇだされたら困るんよ」
葉はいつもの調子で、笑う。ハオは冷笑を浮かべる。
「不愉快だ。実に不愉快だ。確かに君は、以前より強くなった。
だけど、その程度で僕に敵うつもりかい?」
「おお。確かにお前はオイラより強い。でも、アンナのことはオイラも譲れねぇ。
それは、オイラの心が決めたことだからな」
「バカな奴…」


ドカ!ガジ!スパコォォォーーーーン!


葉はSOF黒雛の攻撃で、あっさりと吹き飛んだ。
あわれ、未来王は本気で容赦がなかった(合掌)。
「葉!」
吹っ飛ばされて倒れ伏す葉の元に駆け寄ろうとするアンナの腕を
黒雛を解除して地上に降りたハオが掴む。
「行かせない」
「離しなさい!葉!」
「スピリット・オブ・ファイア」
ハオの命令で、ハオから分離したSOFがその腕で葉を掴み取る。
「ぐ…」
呻き声を上げる葉。
「葉ー!」
「葉がどうなるかは、君次第さ、アンナ。さあ、君の正体を見せてもらおうか」
そういうと、ハオはアンナを地面へと引き倒した。
のしかかるようにして、ワンピースの襟元を掴むと、一息に力を込める。
ビリ!
たやすく、アンナのワンピースは引き千切られた。
アンナの薄い胸があらわになる。
「見るんじゃないわよ!」
「どうして?こんなにかわいいのに」
くすりと笑って、腕を伸ばす。
乳首をつまんで、くりくりといわせた。
「い、いや…、ぁん!」
ハオはアンナの乳首に口を寄せ、舌先でそっとつついた。
アンナはびくりと震える。
「やめさないよ…」
「やめないよ。君の中に潜む正体を見極めるまでは」
そう言って、ハオはアンナの乳首をその舌で丁寧に愛撫する。
「や…んっ」
「ふうん、こっちはどうかな?」
アンナのショーツの中に手を差し入れたハオは、薄く笑う。
「ぬるぬるだ」
見せ付けるようにアンナの愛液で濡れた指を、アンナの前にかざす。
「……ッ」
悔しそうに目をそむけるアンナの頬に、濡れた手を押し付ける。
「アンナは、結構、無理やりっていうのも好きなんだ?」
くすりと笑って、指を再びアンナのショーツにもぐりこませる。
確かめるように外側から愛撫したあと、
中指を一本、ぐいっと秘所に差し入れた。
わずかに抵抗感がある。
「結構狭いね。葉とやってないの?」
(やりまくりよ、バカ!)
アンナは心の中で怒鳴った。



その時、急にハオの動きが止まった。
「………」
アンナはいぶかしげな表情を隠せない。
「? なによ?」
「ア、アンナのさっきの蹴りで、役に立たない……」

「おバカ!」


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