■来週の展開予想(嘘)
- 「遅れてすまん。ただいま、アンナ」
「遅いわよ、ばか」
そう言いつつも、嬉しさを隠せない微笑を浮かべるアンナ。
それとは対照的に、不愉快そうに眉を寄せるハオ。
「葉、僕の邪魔をするなら、例え君でも容赦はしない」
「邪魔っつーか、アンナはオイラの嫁だしな。手ぇだされたら困るんよ」
葉はいつもの調子で、笑う。ハオは冷笑を浮かべる。
「不愉快だ。実に不愉快だ。確かに君は、以前より強くなった。
だけど、その程度で僕に敵うつもりかい?」
「おお。確かにお前はオイラより強い。でも、アンナのことはオイラも譲れねぇ。
それは、オイラの心が決めたことだからな」
「バカな奴…」
ドカ!ガジ!スパコォォォーーーーン!
葉はSOF黒雛の攻撃で、あっさりと吹き飛んだ。
あわれ、未来王は本気で容赦がなかった(合掌)。
- 「葉!」
吹っ飛ばされて倒れ伏す葉の元に駆け寄ろうとするアンナの腕を
黒雛を解除して地上に降りたハオが掴む。
「行かせない」
「離しなさい!葉!」
「スピリット・オブ・ファイア」
ハオの命令で、ハオから分離したSOFがその腕で葉を掴み取る。
「ぐ…」
呻き声を上げる葉。
「葉ー!」
「葉がどうなるかは、君次第さ、アンナ。さあ、君の正体を見せてもらおうか」
そういうと、ハオはアンナを地面へと引き倒した。
のしかかるようにして、ワンピースの襟元を掴むと、一息に力を込める。
ビリ!
たやすく、アンナのワンピースは引き千切られた。
アンナの薄い胸があらわになる。
「見るんじゃないわよ!」
「どうして?こんなにかわいいのに」
くすりと笑って、腕を伸ばす。
乳首をつまんで、くりくりといわせた。
「い、いや…、ぁん!」
ハオはアンナの乳首に口を寄せ、舌先でそっとつついた。
アンナはびくりと震える。
「やめさないよ…」
「やめないよ。君の中に潜む正体を見極めるまでは」
そう言って、ハオはアンナの乳首をその舌で丁寧に愛撫する。
「や…んっ」
「ふうん、こっちはどうかな?」
アンナのショーツの中に手を差し入れたハオは、薄く笑う。
「ぬるぬるだ」
- 見せ付けるようにアンナの愛液で濡れた指を、アンナの前にかざす。
「……ッ」
悔しそうに目をそむけるアンナの頬に、濡れた手を押し付ける。
「アンナは、結構、無理やりっていうのも好きなんだ?」
くすりと笑って、指を再びアンナのショーツにもぐりこませる。
確かめるように外側から愛撫したあと、
中指を一本、ぐいっと秘所に差し入れた。
わずかに抵抗感がある。
「結構狭いね。葉とやってないの?」
(やりまくりよ、バカ!)
アンナは心の中で怒鳴った。
その時、急にハオの動きが止まった。
「………」
アンナはいぶかしげな表情を隠せない。
「? なによ?」
「ア、アンナのさっきの蹴りで、役に立たない……」
「おバカ!」