ハオ×マッチ

 

ある夜、一人の少女が扉の前に立っていた。彼女の名はマチルダ・マティス。
第三勢力、ハオ組のチームの一つである花組の一員だ。
この夜、マッチことマチルダ・マティスは、ハオに自分の部屋に来るように言われていた。

「マッチ、後で僕の部屋に君一人で来てくれないか?」

そして彼女は彼の部屋の前にいる。しかし、なかなか扉をノックする事が出来ずにいた。緊張しているのだ。
普段、マッチがハオの部屋に行くときは、カナとマリ、つまり花組の三人で行く。
だが、一人だけ呼ばれるのは今回が初めてだったからだ。
「…………ま、何にもうしろめたい事もないし、考えててもしかたないか!」
マッチは覚悟を決めて扉をノックした。

コンコン

「どうぞ」

ガチャ
 
「ハオ様、何のご用でしょうか」
「ん?いや、ちょっとマッチと話したい事があってね」
と、ベッドに腰掛けていたハオは微笑みながら彼女に話しかけた。
「は、はい」
うしろめたい事がないとはいえ、実際に二人きりになってしまうとさすがに動揺を隠せない。
「ハハ、そんなに固くならなくていいよ。別に怒ろうとしてるわけじゃないし」
マッチは少しほっとした。
「いえ、そんなことは…それで、話とは何でしょうか」
「…その前に、僕の隣に座ってくれないかな」
「は、はい」

ギシ…

言われた通りにするが、ハオの隣に座る、と言う馴れない行為に、
マッチはまたも緊張し、自然と距離を取ってしまう。
そんなマッチの仕草を見て、クス、と笑うハオ。
「あ、あの…話って…」
「ああ、ちょっとマッチに聞きたいことがあってね」
「何でしょうか…?」
「マッチは、セックスとかしたことあるかい?」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「………えええっ!!!!そ、ちょっ、どういう…!!」
いきなりの予想だにもしなかった質問に、顔を真っ赤にしてうろたえるマッチ。
「あるかい?」
しかし、ハオは気に掛けず質問を続ける。
そんなハオの威圧感には逆らえず、
「な、ないです…」
と、俯きながら答える。
「ふうん…。じゃあ、僕としないか?」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「ええええっ!!!」
さらに予想だにしない言葉に、慌てまくるマッチ。
「嫌かい?」
「そ、そんなこといきなり言われ…んむっ!」
言葉が終わらないうちに、突然唇を塞がれた。
「んっ…む……!!」
さらに、かなり狼狽していたため、次に来た舌の侵入を許してしまう。
いや、求めていた、と言った方がいいだろう。
物心ついた時からハオに仕えていたマッチは、
忠誠心と同じくらいハオに対する淡い恋心を抱いていたからだ。
無論、ハオも霊視の能力でその事を知っている。
これは、それを踏まえての行為である。
「んむぅ…ふぅ、ぁぁ…」
ハオが唇を放す。マッチは目をとろんとさせている。
「嫌かい?」
もう一度ハオが問う。
「嫌じゃ…ないです……ハオ様の…好きにして下さい…」
そして、どちらともなく再び唇を合わせる二人。
「んっ…ちゅ……ちゅぱ…ふぅ…ちゅぷ……」
そのまま、ハオは手をマッチの胸に置いて、優しく撫で始めていく。
「…っ…んっ…んぅっ…」
息が荒くなり、顔が火照っているマッチ。
ハオは唇を放した。
「脱がすよ…いいかい?」
「……はい」
服を、一枚ずつ剥がしていく。
下着だけになったマッチ。
「自分でブラを外してくれないか?」
ハオの言う通り、後ろのホックを外す。

「〜〜〜〜っ」
だが、恥ずかしさのあまり、両手で胸を隠してベッドに座り込んでしまう。
「フフ…恥ずかしいのかい?見せてくれよ、マッチ」
ハオの言葉に、そっと両手を外すマッチ。
マッチの形の良い乳房が、露わになる。
(やぁ…恥ずかしいよぉ…)
初めて親以外の男に裸を見られる。恥ずかしくて、何も言えなくなってしまうマッチ。
「触るよ…」
マッチの背中に回ったハオ。その手が胸に触れる。
その瞬間、マッチの体がピクッと震えた。
「…っ!あぁっ…や……」
胸への愛撫を続けるハオ。その指が薄いピンク色の小さな乳首に到達する。
「んっ!はあぁぁっ…!」
マッチは、体中に電流が走ったような感覚に襲われた。そして、前屈みになってしまう。
「気持ちいいかい?」
微かに頷くマッチ。その胸の頂点は健気にピンと上を向いている。
「そろそろ…こっちもいいかな…」
ハオは左手で胸を弄びながら右手をマッチの下着の中に入れた。
「あっ…」
少し表情が強ばるマッチ。ハオもそれを読み取った。
「大丈夫だよ…優しくしてやるから」
マッチの緊張を和らげ、まだ毛の生えていない秘部を指でなぞる。
「あぁっ!…や、ああぁ…!」
そこは、既に湿り気を帯びていた。
さらにハオは割れ目に沿って、指を入れて秘部を弄った。
「んあぁっ…!あぁ…っ!」
そして、包皮から顔を出している陰核を摘み、こねるように愛撫する。
「あっ…ふあぁっ…!!」
愛撫する度、マッチの秘部からとめどなく愛液が溢れてくる。
「もうこんなになっちゃって、やらしいなマッチは」
そう言って指に絡めた愛液をマッチの目の前で広げて見せるハオ。
「〜〜〜〜〜っ!」
マッチは、恥ずかしさのあまり、耳まで真っ赤に染めて顔を逸らした。
「フフ…」
さらに秘部への愛撫を続けるハオ。
「ん…、あっ…くぅっ…!」
マッチは声を聞かれるのが恥ずかしいのか、必死に喘ぎ声を抑えている。
それを感じ取るハオ。
「感じてるんだろ?我慢しないでイっちゃえよ」
陰核を強く摘む。
「ああっ…!あああぁぁぁぁぁぁ……!!」

度重なる強い快感で絶頂を向かえたマッチ。
「気持ちいいだろ?」
「はぁ…あぁ……」
躰を振るわせながら絶頂の余韻に浸っている。
「ハオ…さま……」
「マッチだけ気持ちよくなってちゃずるいな。今度は僕の番だ」
ハオはおもむろにズボンを降ろし、既に怒張した自分のモノをマッチの顔の前に突き出した。
「……!…ぁ……」
マッチは初めて間近で見る男性器を、顔を赤らめながら見つめている。
「僕が何して欲しいか分かるかい?」
「あ、あの……なめるん…ですか…?」
傍らに立つハオを見上げて言う。
ハオは返事をするかわりにニコッと微笑んだ。
マッチは躊躇いながらもハオのモノを手に取り、おそるおそる亀頭を口に含んだ。

「はむっ……んんっ…」
「そうそう、歯を立てないでくれよ」
「んむっ……ぴちゃ…ちゅぷ…」
マッチは、男根の根本を右手で掴み、一気に奥までくわえこんだ。
「んんっ…!んぐっ…」
マッチの口元が歪む。
「マッチ、そんなに無理しなくてもいいんだよ?」
確かにマッチの小さな口でハオのモノを全てくわえこむのは無理がある。
しかしマッチはハオの為なら、と彼女なりに拙い舌使いで懸命に奉仕しているのだ。
そんな健気な心を感じ取ったハオは、急にマッチが愛しくなり、彼女の頭を抑えて自分の腰を使い始めた。
「んっ!?むぐっ…はむっ…!」
顔を歪めながらも、決してハオのモノを口から出そうとはしないマッチ。
そして次第に射精感が募っていくハオ。
「……そろそろ、出すぞ…マッチ…」
「はむっ…ちゅぱ…ちゅぷ……んんっ…!」
ビュッビュルッピュッ
「……!!んむっ…!んくっ……!…ケホッ…!」
射精されたモノを全ては受けきれず、口から出してしまう。
「うっ…んんっ……こくっ…こくんっ」
口に残った精を飲み干すマッチ。
「……よかったよ、マッチ」
「はぁ…はぁ……ぁ、その……」
ハオの言葉に俯いて照れるマッチ。

そして――――

「じゃあ……そろそろ…入れるよ」
ハオの言葉に、マッチは一瞬ピクッとしたが、しばらくして
「はい…」
と頷いた。
ハオはベッドに横たわった。
「あ…あの…」
マッチは、乞うような視線でハオを見ながら言った。
「その…マッチはどうすれば…」
マッチはまだ年端もいかぬ女の子なので、こういう事に対しての知識は浅く、本で読んだ程度しかない。
次に何をすればいいのか解らないのだ。
「じゃあ先ず僕の上に跨ってくれないかな」
おずおずとハオの上に跨るマッチ。
「そしたらそのまましゃがんで、僕のを君の膣に入れてくれ」

マッチは、言われた通りにハオのモノを自分の秘部に宛がう。
「んっ…」
「そう…そのまま入れて…」
自分の膣にハオのモノをくわえこんでいくマッチ。
「やぁっ……あっ、あぁ…」
と、突然膝の力が抜け、そのままズブズブとハオのモノが一気に挿入される。
「あぁっ!ああぁぁぁ!!」
「うっ…」
結合部からは、一筋の紅い線が流れている。
「マッチ…」
「はぁはぁ…あ……マッチ、ハオ様と…ひとつになってます…」
目を虚ろにさせ、息を荒げながらマッチはハオを見つめる。
「ああ…マッチの中、とても気持ちいいよ…」
「うれしいです…マッチ、もっとハオ様を気持ちよくしたいです…」
「じゃあ…自分で動いてくれないか」
「はい……んっ…あぁっ…!」
マッチは、躰をゆっくり上下させながら抽送を繰り返していく。
「あっ…ああぁぁぁっ!……こ、こうですか、ハオ…さま…」
「ああ…」
「んっ、んっ、ああっ…!」
だんだんと、リズムを高めていくマッチ。
部屋中に肉のぶつかり合う音が響きわたる。さらに速度を速めるマッチ。
「ああっ!やぁ…!……っああぁぁぁ!」
「…マッチ、もう少しゆっくり動いてくれないか……」
下で受けているハオも、さすがに余裕が無くなってきたのか、マッチに訴え掛ける。
「やあぁっ……!とまらないの、マッチ…っ…!!ふああぁぁぁああぁぁぁ!!」
あまりの快楽に、自分の欲望が抑え切れないマッチ。本能のままに抽送を繰り返している。
「……くっ、もう…イクぞ、マッチ……」
「んっ…!!ああぁぁぁ…!!マッチ、も、イっちゃう!!」
「くっ…!!」
「ああぁぁぁぁぁぁぁぁ…!!!」

二人は、同時に絶頂を迎えた。
ドクッ…ドクッ…
「〜〜〜〜〜!!」
膣の中に、ハオの精を受け止めるマッチ。
受け止めきれなかった精子が結合部から飛び出している。
「はぁはぁ…はぁ…ぁ……あつい…です」
「よかったよ…マッチ…」
「ハオ…さ……」
マッチは絶頂の衝撃に耐えきれず、そのままハオの上に倒れ込んでしまった。

―――――――――――――――――

「……ぅ…ん………はっ!!」
マッチは自分の部屋のベッドで目を覚ました。
「………?」
綻びたカーテン越しに日が差している。そして、横のベッドにはカナとマリが寝ている。
(あれ……?あ!そうだ!!あたしハオ様と……)

(………でも…夢だったのかな…)
マッチは少し気持ちを落ち着かせる為外の空気に当たろうと、ベッドから身体を起こし、部屋を出た。
そして、廊下を曲がったところに――

「おはよう、マッチ」

ハオが立っていた。
「あ…お、おはようございます、ハオ様!」
ハオは、何事もなかった用に話しかけて来た。
(やっぱり…夢?)
マッチがハオの横を通り過ぎようとする。
ハオはマッチとすれ違う瞬間、こう言った。

「可愛かったよ、マッチ」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「…………!!」

マッチはひどく赤面した。


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