DSK

 

ある夏の日。

「なぁアンナ、海行かねぇか」
「いやよ」
「何で?」
「何でもいいでしょ」
「あ、カナヅチなんか? でも浮き輪してるアンナもなかなかいいと思うぞ」
「……葉、血管に空気を注射したら、浮くようになるんじゃないかしら?」
「ごめんなさい」

「……でもよー、こう暑いと海に行きたくなるんよ」
「行かないって言ってるでしょ」
「だから何でよ?」
「何でもいいじゃない」
「あ、自前の水着がないんか? だったら学校の使えばいいじゃねぇか。
 スクール水着のアンナなんか見たら、大変なことになっちまうけど」
「……葉、血管にアルコールを注射したら、もっと大変なんじゃないかしら?」
「すいませんでした」

「あちいよ〜だりいよ〜海〜あちいよ〜」
「しつこいわね」
「何でやなんだよ〜」
「別にいいじゃない」
「あ、わかった、胸ないから、水着、着たくないんだろ?
 けど、オイラはそんな貧乳で悩むアンナも好きだぞ」
「……葉、血管にドーピングコンソメスープを注射したら

(省略されました……
さぁ諸君、俺が書き逃げするのを止められるかな……?


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