何をするわけでもなく
こうして背中と背中を合わせて

お互いの体温を感じ取ってるだけで 幸せだ






「アイジ・・・重いんだけど」

「んー・・・もうちょい・・・」

「お前さっきからそればっかり。ゲームしにくいんだっつーの」

「・・・お前って言うなよーマジムカつく・・・」

「そうやって1時間も俺に寄りかかって『あー』だの『うー』だの言われりゃあ“お前”って言いたくもなる」

「だってさー・・・潤くん俺より背中広いし。あったかいし。」

「・・・暖かいのは別として、背中広いのはお前も一緒だろ」

「いや、違うねー。っていうか潤くんさー・・・」

「・・・何だよ」

「もうちょっとこうしてていい?」

「ハイハイ、勝手にどうぞ」

「うわ、超投げやりー・・・・」






返事をする変わりに
潤は視線をTV画面に向けたままアイジの方へ体重をかけた





「重い・・・マジ重い・・・どいて・・・」

「お前がどけばいいだろー?俺ゲームしてるし」

「・・・やだ」

「『退け』って言ったり『やだ』って言ったり・・・ほんと、それでよく今まで生きてこれたな」

「つい最近までは1人ででも上手く生きてこれたんだけどなー」

「なんで上手くいかなくなったんだよ」

「それは・・・」




ふぅ・・・とアイジの口から煙草の煙が立ち昇る













「今は潤くんがいないと 俺ダメみたいなんだよね」













コントローラーを握っていた手が自然と止まった




「ねぇ・・・明日晴れるかなぁ・・・」

「・・・雨だろ」

「何でわかるのさー・・・」



「お前が珍しい事言ったからな」







「・・・潤くん背中マジ熱いんだけどー・・・」

「じゃあ離れろよ」

「・・・やだ」







何をするわけでもなく
こうして背中と背中を合わせて

お互いの体温を感じ取ってる


そんな 休日





END







+++++++++++++

ひぃぃぃぃぃ・・・・・!!!
久々に潤アイを書いたらアイジがアイジじゃなくなってしまった(死)
すすすすすいませんすいません!!あー潤アイ好きな方申し訳ないです・・・!!
なんか鬱入ってきたのでこの辺で・・・。






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