馬鹿じゃないの?
俺を狙ってるのバレバレなんだよ。
そんなに俺を抱きたいの…?
所詮お前もそこら辺の連中と一緒な訳か?
なぁ、水野?


「椎名っ…」
またか。
「何?」
鬱陶しい。
出来るなら言ってやりたいけどね。
近づかないでくれる?とか。
まぁ、取り敢えずチームメイトだし問題起こすと面倒だからね。
特に水野はメンタル弱いし。
「……何で俺を避けるんだよっ!」
「別に避けてないけど?」
避けてるけどね。
「嘘だ……」
声小さいよ。
まぁ、当たってるけどね。
結構分かってるじゃん。
「嘘だったら何?」
「っ……」
あぁ、顔が赤くなっちゃったよ。
まぁ、照れてる訳じゃないのは分かるけどね。
「もう良い?」
あいつ等待ってんだけど、そう言いたかったが言えなかった。
「…………」
キスしやがった。
あの水野がだぜ。
「……ごめん」
謝るくらいならするんじゃねぇっての。
「気がすんだ?」
まさかアレくらいで気がすむ訳ねぇよな?
俺が欲しいんだろ?
「……あぁ」
「は?」
思わずまぬけな声が出た。
何言ってやがるんだコイツ…。
「今まで気持ち悪かったよな……もうしないから」
ふざけんなよ。
俺を抱きたいんじゃないのかよ?
「じゃ……」
そう言って去ろうとする水野の腕を掴んでキスをした。
さっき水野にされたような軽いキス何かじゃなくて…。
「……っふぅ」
「水野……俺のこと好き?」
水野の目が更に開く。
「好きだろ?」
ゆっくりと頷く水野。
「じゃ……来いよ」
俺無しじゃいられなくしてやるよ。
俺の事好きなら構わないよな?
なぁ、水野?



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2006.6.6


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