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「たくろうの災難 第1話」 
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舞台設定:舞を信じてあげられなかった、たくろうの後日ばなし 

公園前の会話 

健二「それでは失礼するよ・・これから舞とホテルに行くんでね」 
嫌みな薄笑いを口もとに浮かべる健二・・ 
舞「健二くん、なにもそんなことまで言わなくても・・」 
たくろうの前で気まずそうに俯いたままの舞・・ 

やがてふたりは呆然とするたくろうの前から立ち去った・・ 
(これは何かの間違いに決まっている!舞ちゃんが健二とそんなこと 
するはずがない!これはオレの気を引くために舞ちゃんが健二と 
口裏を合わせた狂言に決まっている!)そのことを確認するために 
尾行を決意したたくろうであった! 

小走りで数分走り、舞と健二の姿を見つけると、慌てて電信柱の影に隠れ 
柱から柱を飛び移りながら尾行を続けた・・やがてふたりは駅前の「斎藤薬局」 
に入っていった・・数分後、ふたりが店から出てきたのを確認すると、慌てて 
店の中に入っていった・・店の中には店番をしている亜子がいた・・ 
たくろう「亜子さん!!」 
亜子「あら、たくろうくん、どうしたの?」 
たくろう「ねえ、いま健二のヤツ、何買っていったの?」 
亜子「そんなこと、恥ずかしくて言えないわ(もじもじ)」 
たくろう「亜子さん!いまは一刻を争う緊急事態なんだ! 
お願いだから、おしえてよ!」 

たくろうの鬼気迫る迫力に気おされて、恥じらいを感じながらも答える亜子・・ 
亜子「そ、その、OKマークのコンドーム ゼリー入り最高級品 1ダースを 
ア○ックスのゴールドカードで・・」 
たくろう「な、なに〜!!」 
亜子「あっ、たくろうくん!」 

一目散に店を飛び出すたくろうであった・・(続く) 

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「たくろうの災難 第2話」 
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薬局を飛び出すと、顔を紅潮させながら真っ赤に充血した目で、舞と健二の 
姿を探して走り回っていたたくろうであったが、ふたりの姿を再度発見すると 
ふたたび電信柱の間を移動する、地道な尾行スタイルに戻った・・ 

やがてふたりは踏み切りを渡って駅の反対側に出た・・そして数分後ふたりは 
たくろうの懸念していたある場所にさしかかった・・そこは形容するなら安っ 
ぽい白亜の城・夜は派手なイルミネーション・・そう、舞との破局の原因に 
なったあの「ラブホテル」であった・・(頼む〜通りすぎてくれ〜) 
必死に祈ったたくろうであったが、その願いもむなしく、ふたりの姿は 
ホテル内に消えていった・・もはやガマンの限界を超えたたくろうは 
恥も省みずにホテルのドアを開けて、中に突入を試みたが、そのとき!! 

「お客さん、どうかしましたか〜?あれ〜おひとりですか〜困りましたね〜 
当ホテルはカップルのご利用以外はお断りしてるんですよ〜お引き取り 
願いますか〜」 

ホテルのフロントの中から、似つかわしくない蝶ネクタイのタキシードを 
着た、ガタイのしっかりしたゴリラ顔のあんちゃんがたくろうの目の前に 
立ちはだかった・・その男の胸には「宮迫」と書かれたネームバッチが・・ 

たくろう「おい、おっさん!いま入ってきた若い男女、何階の何号室に行った?」 
宮迫「失礼ですが、あのふたりの方がどうかしましたか?」 
たくろう「あ〜もどかしい!おい、おっさん!こっちは一刻の猶予もないんだ! 
死にたくなかったらさっさと部屋の番号教えろ!」 

すると、途端に宮迫の顔面が真っ赤に変色して、鬼の形相へと変貌した・・ 

宮迫「なんじゃと、このガキャ〜!誰がおっさんじゃ、コラ〜!わしはこう 
見えてもまだ20代じゃ〜ボケ〜!それにあのお連れの相方は、このホテルの 
オーナーの相原建設社長の御子息じゃ〜!おまえなんぞに誰が口をわるか〜 
ボケ〜ここは、神聖なカップルが愛を営むためのラブホテルじゃ〜 
わかったら出直して来いや〜このひとりもんが〜!!」 

宮迫の剣幕に、もはやとりつくしまもないたくろうであった・・ 

たくろう「あ〜もう、ラチがあかねえ!」 
そう言い捨てると、たくろうはホテルの入り口を飛び出した・・ 
そして、ホテルの周囲に目を張り巡らせた・・ 
(あれだ!!)たくろうはある物を発見すると駆け寄っていった・・ 
それはホテルの外壁近くに植わっている一本のケヤキの巨木だった・・ 
枝が四方に伸びきっていたので、なんとかてっぺん近くまで登って 
いけそうだった・・(よし登るぞ)はやる心を落ち着けるため一回 
深呼吸をした後、足を木の一番下の窪みに引っかけて、登り棒の 
要領でよじ登り、なんとか最初の枝の上に到達した・・ 
そこでもう一度深呼吸・・(確か、ある病院の庭の木をこんなふうに 
主人公がよじ登っていったら、目の前の窓に薄幸の美少女が 
現れて・・そんなストーリーがあったよなあ)そんなことを考えながら 
同じ行為を繰り返していった・・そして、ついに登りはじめてから 
約30分後、てっぺん近くの最後の足場に到達した・・そして、そこからは 
目の前のホテルの全部屋が眺望できた・・だが、全部屋を見渡すまでもなく 
たくろうの視線は目の前の部屋の窓に釘づけになった・・大きく見開かれて 
充血したたくろうの目には信じがたい光景が展開されていたのだった!!(続く) 
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「たくろうの災難 第3話」 
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それはたくろうにとって最もあってはならない光景であった・・四角い枠の中 
はピンクの内装でしつらえられており、窓に沿って横向きに、白いシーツに 
包まれたダブルベッドが置かれていた・・その上にはふたりの男女の姿が 
見えた・・そのふたりには見覚えがあった・・そして、そのふたりは紛れ 
もなく、たくろうが探していたふたりであった・・(舞ちゃん!健二・・) 
だが、驚きはそれだけではなかった・・ベッドの上には一糸纏わぬ姿の舞に、 
股間の部分を大きく膨らませたトランクス姿の健二が、いままさに迫ろう 
としているところであった・・ 

たくろうは慌てて懐から、いつも持ち歩いている双眼鏡を取りだすと、右手 
でそれをつかみながら、左手でズームを調整しようと試みた・・だが、手が 
ブルブル震えているせいか、なかなか焦点が定まらなかった・・それでも 
なんとかようやく部屋の内部が一番ハッキリ見渡せる位置までズームを調整 
することができた・・そのとき、目に大きく映った部屋の光景を見て、 
たくろうはある重大なことを思いだした・・(この部屋、前に一度来たことが 
あるぞ!) 

実は前に一度、たくろうは親友の一哉を連れ立って、このホテルに来たこと 
があった・・そのときはひやかしの見学会と称して、一哉とふたり部屋の中で 
カラオケ大会を開いて、むなしい男ふたりだけの時間を過ごしただけだった 
(ちなみに、そのときのフロントは宮迫ではなくて、「定岡」という図体が 
デカイ割に気の弱い男だったので、簡単に部屋を借りることが許されたので 
あった)そのとき利用したのが、目の前の3階真ん中の部屋「303号室」 
だった・・そして、その部屋にたくろうはあるイタズラを仕掛けたのだった・・ 
盗聴器を仕掛けたのである!! 

そのことを思い出し、空いた左手で再度懐を探ると、タバコの箱大のプラス 
チックでできた黒い四角い箱と、細い線のイヤホンが出てきた・・その箱の 
横についているスイッチを押してから懐に戻し、イヤホンを左耳に差し込む 
と、再び双眼鏡の先にある景色に視線を集中させていった・・ 

健二「それでは舞…はじめようか…」 
健二はそう言うやいなや、全裸の状態でベッドに横たわる舞のカラダへ右手を 
伸ばしていった・・ 
舞「健二くん…恥ずかしい…」 
そう呟くと、舞はカラダを小刻みによじらせた・・ 
たくろう(ゴクッ…) 
その裸体はまるで女神と形容するにふさわしいものであった・・ 
陶磁器のように白くきめこまかい肌、抱きしめたら壊れてしまいそうな細い肩 
、均整のとれた鎖骨、スラリと長く伸びた手足、水泳で鍛えられたせいか 
余分な肉が一切ついていないくびれたウエスト・・楕円形のひきしまったへそ・・ 
そこから曲線のカーブを描いた肉づきのいいヒップ・・ 
恥ずかしさからか、ほんのり赤みを帯びた長く細い首筋が艶めかしかった・・ 
ふたつの胸の膨らみは、仰向けに寝転がっているにもかかわらず、まったく 
かたちが崩れることなく均整のとれた円錐形をしており、その膨らみの 
頂には薄桃色の楕円形の小さいつぼみが、ささやかな膨らみを主張していた・・ 
そして、白いシーツいっぱいに広がる美しい黒髪は、神秘的な演出をいっそう 
高めていた・・まだ強い恥じらいがあるせいか、秘部こそ片方の手で覆い隠して 
いたが、そこにはいまだかつて誰しもが触れられなかった「桜木 舞」のすべて 
があった・・だが、それをいままさに手にしようとしているのは、たくろうでは 
なく、健二であった・・ 

やがて、健二の右手が舞の片方の乳房に到達した!(続く) 

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「たくろうの災難 第4話」 
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舞「あっ!イヤ・・」 
健二の右手が舞の乳房の膨らみをまさぐる・・やがてその感触を味わうかの 
ように、右手を球体全体に被せつつコネ回しはじめた・・ 
舞「アッ、アッ、いやン...」 
吸いつくような、それでいて跳ね返すような弾力を持った、柔らかい 
乳房の感触を味わいながら、健二が舞の耳元に囁きかける・・ 
健二「舞のオッパイ、やわらかいよ...」 
ひっきりなしにその感触をしばらく味わうと、今度はその頂にある 
突起を、親指と人差し指でキュッ!とツマミあげた・・ 
舞「ひゃうっ!」 
敏感な箇所への強い刺激に、舞の身体が一瞬大きく震えた・・ 
その反応を見計らうやいなや、健二は自分の顔を舞の胸の谷間に 
近づけていった・・そしてついに唇を反対の乳房の薄桃色の突起に 
這わせた! 

(ち、ちくしょう〜!!) 
たくろう「い、痛え〜!!」 
健二の唇が舞の乳首に触れるやいなや、あまりの悔しさに我を忘れて 
大木の幹を思いっきり殴りつけ、拳が受けた痛みのあまりうずくまる 
たくろうであった・・ 

唇で乳首を挟みこむと、今度は舌をつかって、まだ誰にも吸われた 
ことも噛まれたこともない汚れなき乳頭を、ほじくり出すがごとく 
無我夢中で吸いはじめた・・ 
舞「や、やん、健二くん!」 
チュパチュパと音を立てながら、唇と舌を使って唾液を絡ませ 
乳頭をこね回しつつ、舞の様子を上目遣いに伺う健二であった・・ 
舞「ア、アアン、ダ、だめ...」 
舞が必死に快楽の声を押し殺していることを確信すると、薄ら笑いを 
浮かべて問い掛けた・・ 
健二「胸ではだいぶ感じてくれたみたいだね...それじゃこっちは 
どうかな?」 

そう言うやいなや、舞の秘部を覆い隠している片方の手のひらに 
健二の左手が触れた・・ (続く) 

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「たくろうの災難 第5話」 
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舞「イヤ、そこは恥ずか…ん!ンン…」 
そう告げかけた舞であったが、その言葉が言い終わらないうちに 
健二の口唇が舞の可憐なクチビルをふさぎ、やがて舌先がクチビル 
を押し破って、舞の口腔内に進入してきた・・ 
舞「ん、ング!…ング、ング…」 
お互いの口腔内で舌先どうしが絡みあう・・健二は舞がその動作に没頭 
し始めたのを確認すると、そのまま行為をつづけながら、さきほど 
触れたままの舞の指先を払いのけた・・激しい接吻行為に没頭し、思考 
が麻痺しかけていた舞であったが、秘部をはじめて異性の前で晒すと 
いう羞恥心と、ほんのわずかな理性のタガが残っていたせいか、 
両のフトモモは閉じ合わさったままであった・・それは透きとおる 
ように白く細長く、ムダな肉付きのない・・それでいて青春期の少女 
特有のみずみずしいハリのあるフトモモ・・懸命に秘部を隠そうと 
するためなのか、それとも乙女には耐えがたい恥ずかしさのせいなの 
か、まるでダダをこねる少女のように何度も擦り合わされる・・ 

(ゴ、ゴクリ…) 
あまりにも艶めかしい動きに魅了されて、たくろうは我をも忘れ、喉を一度 
大きく鳴らした・・ 
だがすぐに我を取り戻すと、あまりの悔しさに歯と唇を噛み締めながら、その 
行為を凝視し続ける・・ 

必死の抵抗を試みた舞であったが、その行為もむなしく、やがて先端が 
ほんのりと薄く茂った未開の三角州(デルタ)がフトモモの間にあら 
われた・・それが現れたのをチラと横目で確認する健二・・乳房をこねまわし 
ていたもう一方の手をいったん引き離すと、そのままその指先を薄い茂み 
へと移動させていった・・ 
健二がいったん唇を引き離す・・舞と健二…ふたりの交錯した唾液が糸を引く・・ 
健二「フフフ…どんな高級カシミアよりも柔らかいぞ…舞のココは…」 
そう呟くと、健二は舞とふたたび舌を絡ませはじめる・・やがて片方の手で 
その茂みの周辺をまさぐりはじめた・・(続く) 
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