TAKAが止まらない第一話『出会い』

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―――白い。何もかも薄れて感じる。

平日、朝には少し遅く昼にはまだ早い、大抵の人がすでに学校や会社に

着いている時間帯。人があまりいない電車内で僕は鞄を膝の上に、

そしてさらにその上に顔をのっける。けど顔を埋めるわけでもなく、

ただ流れる景色を眺める。

こうすると僕は何も考えないでいられる。何も感じなくなる。

僕がやってきたこと、そしてこれから一体どうなるか、

それらはただ僕を苦しめるだけのもの。だから今だけは、僕は辛くない。


電車が着いた。心地良い夢は終わった。僕はすぐに電車を降りて

電気街へと行かないと同じ事を繰り返してしまう。

ほんの一時間ちょっと前、ここで僕は電車を降りなかった。

現実に戻るのが嫌だったからだ。そしてそんな僕をこの山手線の電車は

またこの駅に着くまでの間だけ迎え入れてくれる。

だが2度目はきっと駄目だ。暗く、辛い現実が僕を襲い出すに違いない。

電車内でずっと苦しむよりは自分のやるべき事をやって苦しんだ方がマシだ、

そう自分に言い聞かせ、僕は電気街へと繰り出した。


朝食、というより昼食を摂った後この街を歩き出す。

特に何かを意識することもなく、かといって電車内のように

自分を意識の底辺に沈めることも出来ない。だからすぐに考えてしまう。

僕がこの街を歩く理由を。僕はこの街で罪を償わなければならない。

自分自身で違法にコピーしてきたエロゲー。それらを買い直して

少しでも僕の犯してきた罪を否定する。僕は何も悪い事はやっていないんだと。

もちろん実際にやってしまったことを今になって取り消そうとするなんて

欺瞞に過ぎない。でもやらなきゃいけないんだ。そうしないと僕は

いつまでも救われないままだ。


なんでこんなことになってしまったんだろう。自分のやってきたことを

思い出す度にこう思う。本来ならこの街に来る必要も無い。

この街で買えなかったものを、ネットを使って高い値段を払ってまで買う事も無い。

僕はいつものように違法サイトでエロゲーを落としたり、

知らない人とエロゲーを交換したりする毎日を過ごしていられたはずなのに。

高校の頃一緒に同じ事をしてきた奴らは今も続けているのに

なんで自分だけ。

僕はさらに昔のころを思い出す。思い出さずにはいられない。


僕が通っていたのは男子校だったし自分から学校外で女の子と

知り合うこともせずに、代わりに家でエロゲーばかりしていた。

最初は自分の小遣いで買っていたが月に一本買うと何も残らなくなる。

アルバイトもめんどくさいと言ってついに違法コピーに手を染めた。

自分にはそれしかないと、言い訳を頭の中で繰り返す毎日を過ごした。

まともな大学にも受からず、冷たい親の視線にも耐えられず、

僕は親の仕送りに頼って一人暮らしをするようになった。

僕はいつものように昼間から裸になりオナニーをしようとした。

普段はロリゲーをやるのだが、その日はちょっと気分を変えて見たかった。

だから2chで「これで抜ける奴は勇者だね(藁」と評判の『Theガッツ』、

それで抜いて見ようと思った。それが全ての元凶だったんだ。


CDのシーク音がうるさいので僕はよくHDDで起動していた。

仮想CDなんてのもあったが自分は他の人とは違うんだと言いたいがために、

自分でパッチを作ってゲームにあてて、それでCDチェックを回避していた。

本来『Theガッツ』にはCDチェックなんてないのに自分で作った汎用パッチを

あててしまったのがまずかったのだろうか。起動するとHDDから嫌な音が。

それでも無事起動した…そう思った。けど……


ふいの爆発音。


そして『ぬおりゃああぁぁぁっっ!!!』という太い声。

止めとしてパソコンから美少女、いや得体の知れないマッシブ女が飛び出してきたのだ!


僕は思わず椅子から転げ落ち下の床に頭を叩きつけた。

涙でまだ視界がぼやける中そのマッシブは僕に向かってこう言った。


「ヨロシクなっ! タカって呼んでくれよな!」


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どうも、142-144を書き込んだものです。

名前は決めてないので何とでも呼んで下さい。


本来ならこのスレッドにはもう書き込まない予定でした。

ただ適当に頭の中に浮かんだものを書き殴って、

まぁそこら辺の厨房と同じようなもんです。


でも、私の場合は他の厨房のようにそのまま荒らして終わり。

っていう風にはなりませんでした。


今から私がカキコするのは、私が体験した、

いや、今も続いているお話です。

少しばかり長くなってしまうかもしれませんが、

どうかお許しください。


>>151-157

私は単なる荒らしにも係わらず2・3時間かかりました。

このSS見てピュアメールまたやろうかな、とも思いました...

けど、今はそんなことも出来ない……そんな状態です。




170 名前:5/20 0:45 投稿日:2001/05/27(日) 02:10 ID:???

あのカキコをしたあと、ここにはたまに来るぐらいで、

ヌけるSSないかな…って少しばかり飢えた感じで…

続きを描くつもりなんか全然無い、

今考えるとそれは無責任過ぎたかもと。

たぶん、それが一番の原因なんじゃないかと思います。

いや、単なる不運で済ませるべきでしょうか。


…いきなり意味不明なこと言ってすいません。

ようは天罰(神なんてものとは程遠いかもしれませんが)だったんです。

先週の土曜日にここ見たら151-156さんが書き込まれていて、

これで自分の書いたのもみんな忘れるんだろうな、

そんなふうに荷が降りたような感じて、しかしそれでも何か

後ろめたいような、罪悪感なんてものが私のような厨房にもあるんですかね…

だけどこれで自分はもうこことは何も関係ない。

もう自分はここに二度と来る事もなく、また自分の日常へと…


『んなわけあるかゴルァ(゚д゚)』

ふと聞きなれない声が。あんまり高くないから男の声に聞こえるけど、

それにしてはなんだか高いような…それにしても今頭の中で思い出そうとしたけど

思い出せない…でも印象は残ってて、微妙に心に黒いものを抱かせるような、

それでいてコメディを連想させるような

滑稽な声。

そんな声が頭の中に響いたから(そしてモニタが一瞬点滅した)

だからモニタを思わず凝視したし、そしたら普段とは違う異様な画面に驚きました。


画面には黒のバックに『(゚д゚)』って赤の顔文字がでかでかと…

自分は叫んでしまいそうになるのをこらえながら『一体何なの?』と

ょっとパニック状態に。

そしたらまた頭の中に声が

『んなもんどうでもいいだろゴルァ(゚д゚)』

どうやらこの声は音じゃなくて直接頭の中に響くわけで、声の印象しか残ってないのも

何となくだけど分かるような気がします。かといってこのときは

訳が分からなくて何も考えられない状態でした。

『オマエここ荒らしやがったなゴルァ(゚д゚)』

『つまんねぇSS書きやがって。おかげで一時期スレッドが停止したじゃないかゴルァ(゚д゚)』

自分は頷いてしまいました。何が何やら分からないし、

それになんかこの声むかつくのに思わず頷いちゃったし…

『オマエ今俺の事ムカつくって思っただろゴルァ(゚д゚)』

『オマエの思ってることは全て丸聞こえだゴルァ(゚д゚)』

ってこいつ(どうやらモニターの顔文字とこの声は関係があるらしい)は

私の考えてる事が全て聞こえてるみたいで焦りました。

『とにかく荒らしたことは当然償ってもらうぞゴルァ(゚д゚)』

な、なんで…

『あたり前だろゴルァ(゚д゚)おめぇ自分のやったこと理解できねぇ厨房かゴルァ(゚д゚)』

『そりゃそうだなゴルァ(゚д゚)あんな風に荒らすんだからなゴルァ(゚д゚)』

『芸のかけらも無いなゴルァ(゚д゚)屁も出ねぇぜゴルァ(゚д゚)』

そりゃ言い過ぎだ、だから「お前の方が厨房だろ!」と画面に向かって叫んでしまい、

…これ近所に聞こえたのかなぁ…ってもうどうでもいいか…こんな状況じゃ…

『さて、償うとしたら何がいいかゴルァ(゚д゚)』

だって償いも何も自分はただカキコんだだけなのに…

『うっせぇぞゴルァ(゚д゚)』

『黙って贖罪しろやゴルァ(゚д゚)』

贖罪?あんまり聞いた事無い…ってそういや贖罪の教室なんてゲームあったな

『クックック…その通りゴルァ(゚д゚)』

『お前は今からレイプされるんだゴルァ(゚д゚)』

『つっても男のお前をレイプできる奴つったら一人しかいねぇだろゴルァ(゚д゚)』

ま…まさか?

『正解。お前の好き好き大好きタカさんじゃゴルァ(゚д゚)』


その瞬間…自分は目まいが…何か視界がぼやけて…そして暗くなって……


ふと気付くと自分はベッドの上。そしてパソコンは起動してない。

どうやら夢かな…と思ったのも束の間。


自分は金縛りにでもあったように動けない状態で。そして何故か裸。

悪寒が…体中をなにかが蠢くような…どうも悪い予感がしてなりません。


「ヨロシクなっ! タカって呼んでくれよな!」


…やっぱり(ToT)

ベッドの上には大男…いや、タカさんが仁王立ち。

エロゲは当然二次元だから、三次元の世界にはどうしても馴染めないものなのに、

タカさんは違いました。

いや、むしろこっちのほうがリアルです。顔はもうどっかの兄貴って感じだし。

顔テカってるし。腹筋割れてるはもう怖いぐらい。つぅか筋肉ってマジでピクピクって震えるんだ…


って何故にこいつも裸?毛むくじゃらのアソコはすでにスタンバイOK!って感じだし

勘弁してください。私は初めてはマナたんのような純粋な女の子とやるんだよ。

お前みたいな大男とヤるなんて百万もらったってやらねぇぞ。


「お前、俺のことSSで書いてくれたんだってな。そうか、そんなに俺のこと好きか。」

つぅかこいつ聞いてない…もとい自分喋れないし…

「それにお前この年でまだ童貞かよ?お前ぐらいの年ならすでに結婚してる奴もいるんじゃねぇか?」

うるさいお前には言われたくない。つぅかまさか…

「ったく。しょうがねぇ…このタカさんがいっちょお前にいい想いをさせてやろうじゃねぇか。」

って待てよオイ、布団めくるなよ。肉棒触るなよ。舐めるなぁぁ!!!

「おっ、お前勃ってきたじゃねぇか。それにデカい。皮被ってるからてっきり

 10cmにも満たねぇち○ぽかと思ったがこりゃ使われないのがホントもったいねぇな。

 お前の肉棒泣いてるぞ。」

泣いてるのはこっちだよ。なんで勃つんだよこの肉棒。もう勘弁してよぉ。

「さて。タカさんの中に入れてやるからな。」

もうこれ以上は無理です。かけません(ToT)勘弁してください…もう死にたいぐらいです。

自分はあれから一週間、毎日起きては犯られ飯食っては犯られ外に出かけることも出来ず

毎日犯られまくったことだけをここに書いておきます。


これ最初は夢だよね?って思ったのにどうやらここまで続くってことは夢じゃない(ToT)

自分は最初に犯られた後、体がどうやら動かせる事に気付きましたが、

でもあの大男が「よし、今日は8回戦と行くか!」って…

あいつが寝てる隙に逃げようとするとドア開いた時点で気付きやがるし、

あいついつも裸だし…そしてパソコンつける暇も無かったです。

いつもは気絶するまであいつに犯られまくりです。誰か助けて下さい…

そして今日、あいつが「なんか疲れた。もう寝る。」って言って寝たから、

ようやくパソコンに触れる事が出来ました。

今ここに書き込んでいる横であいつがでかいいびきをかきながら寝てやがります。

どうやら今日はあいつも疲れたみたいで、こうやってキーボード打ってても気付かないみたいです。


自分は確かにあのようなSSを書きました…しかしこんな目に会うのは理不尽すぎます。


自分がここに書いたのはただこのことを皆さんに伝えたかっただけです。

みなさんも気をつけてください。


時々このネギ板もそしてエロゲ板も荒らされることがあります。

しかし、あまりやりすぎようものなら私のようなハメになることもあるということをどうか

憶えていてください。151-157さんのSSは面白いと思います。

そして他のSS書くみなさんも頑張ってください。

くれぐれも書き逃げなんかして私のようなハメにならないよう祈っております。


私は…私なりにこの日常になんとか溶け込もうと思います。

こいつを殺そうかとも思いましたが、いや、実際一度包丁をあいつに刺そうとしました。

あとの事など考えずに。

…だけど無理でした。あっさり包丁をはじかれて、そして仕返しとばかりに

尻にニンジンを差し込まれながら犯されました。…もう無理です。この大男には勝てません。


私の話はここで終わりです。ウザイと思った方、すいません。

そして万が一でもこれをうざがりつつも読んでくれた方がいたら感謝いたします。


それではごきげんよう…全ての人にマナたんの栄光がありますように…

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