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春姫、ひとりの私「性」活。

春姫、ひとりの私「性」活。(1/10)投稿日:2006/09/09(土) 22:44:26 ID:JATweDIu0
4月16日 日曜日:夜 春姫自室

カチャッ……
「ふぅ……ただいまー」
春姫が、ようやく雄真様とのデートから帰ってきたようです。
春姫のことですから、このまま雄真様と一晩添い遂げることがあっても
おかしくないと思っておりましたが……
どうやら、私の気の回しすぎだったようですね。
「……うふふっ」
……おや?
春姫が、何やら小さなものを大事そうに手にかかえているようですが……
まさかこの私……マジックワンドのソプラノよりも大事なものを、
その手に持ち帰ったという訳ではありませんよね?
「……雄真くんからの、初めてのプレゼント」
どうやらそれは……白いふくろうの置物のようですね。
恋に恋する年頃の少女に、このようなかわいらしい贈り物をするとは……
なかなか雄真様も、隅に置けない方のようです。
春姫、ひとりの私「性」活。(2/10)投稿日:2006/09/09(土) 22:45:18 ID:JATweDIu0
「お前の名前……何にしよっか……?」
楽しそうに鼻歌など流しながら、その置物の名前などを考えている春姫。
いつもなら、帰ってくれば真っ先に、この私に挨拶してくれるのですが……
……何だか見てて、少しだけ妬ましい気分になってしまいます。
……でも。
「……よし、決めた! お前の名前はね……ゆう君!
 雄真くんの名前からとって、ゆう君だよ!
 うふふっ、ゆう君……これからも、ずっとよろしくねっ♪」
春姫はそう言うと、まるで買ってきたばかりのペットにそうするかのように、
その置物に軽くキスしました。
「ゆう君、ゆう君……♪」
ベッドに横たわりながら、本当に嬉しそうにその置物を愛でる春姫。
まぁ、無理もありませんか……
あの時……雄真様と初めてお会いしたその日から、
春姫は雄真様のことをそれはそれは慕っておりましたから。
その雄真様からの贈り物とあれば、たとえ春姫でなくとも、あんな風になってしまうのは当然のこと。
ふふ……春姫のこんな表情をクラスの皆さんが知ったら、いったいどんな顔をされるんでしょうね……
春姫、ひとりの私「性」活。(3/10)投稿日:2006/09/09(土) 22:49:48 ID:JATweDIu0
「……ゆう君……」
ふと春姫は、物憂げな表情で、そのゆう君とやらに話しかけだしました。
「……私、雄真くんのこと、どう思ってるのかな……?」
新学期に入ってから、春姫の中に確実に育ちつつある、ひとつの想い。
その想いは、杖である私の心にも、切ないくらいひしひしと伝わってきます。
「雄真くん……とっても男っぽくて……私……びっくりしちゃった……
 準さんや高溝くんといっしょにいる時は、あんなに無邪気でかわいいのに……
 側にいると……思ったより背が高くて……とても熱っぽくて……大人の男の人の匂いがして……
 あの時の、私を助けてくれた男の子とは、全然……違うの」
一人の少女が初めて出会う、大人のときめき。
今まで私にも見せなかった、春姫の悩める表情に、私も少し、どきどきさせられてしまいます。
「でも……、笑った時の顔とか、とっても愛らしくて、優しくって……
 その微笑みを見てるだけで……とても安心できる自分がいるんだ」
雄真様に対する秘めた想いを、訥々とゆう君に打ち明ける春姫。
……その想いを、恋だと割り切ってしまえれば、どんなにか気が楽になることでしょう。
しかし……彼女には、どうしてもそうと割り切れないひとつの理由があって……
「私は一体……雄真くんのこと……どうしたいんだろ……
 あの時の男の子とは、全然違う……そう、頭では割り切ってるはずなのに……」
彼女の胸を締め付ける、ひとつの想い。
春姫が、魔法を真剣に目指すきっかけとなった、大切な男の子の想い出。
その男の子への想いと、雄真様への抑えきれぬ想いとが、心の中でぶつかり合って……
春姫の中に、強烈な葛藤を生み出しているのは、間違いありませんでした。
春姫、ひとりの私「性」活。(4/10)投稿日:2006/09/09(土) 22:50:26 ID:JATweDIu0
「……はぁ……どうしたらいいんだろ……ゆう君……」
ゆう君を胸に抱いたまま、ひときわ大きくため息をつく春姫。
……どうでもいいですけど、春姫……
先ほどから、その人形にばかりやたら話しかけまくってますけど、
何かひとつ、お忘れではありませんか……?
「……ねぇ、ゆう君……」
あくまで無視を貫きますか……えぇ。そっちがその気でしたら……
「……わがままかな……私、雄真くんに……ずっと触れていてほしいの……」
……おや?
「でも……雄真くんは今、ここにはいないから……」
……ちょっと、春姫……?
「だから……ゆう君。今日だけは……私の雄真くんでいて……」
……まさか、そんな硬い置物で、ねぇ……
「ね、ゆう君……んっ……」
どきどきと震える手で、ゆう君をそーっと、自らの秘密の場所へと誘う春姫。
……私の嫌な予感は、どうやら的中してしまったようです。
「ん……あ……んふっ……」
ゆう君を下着ごしにぐいぐいと、自らの股間に押し付ける春姫。
ゆう君の嘴がそこに当たるたびに、春姫は顔を紅潮させ、呻き声を上げます。
「……あ……ふ……あ、やぁぁ……っ、ぁ……はふ……んんっ……」
秘裂に当たるゆう君の感触に、身悶えしながら、なおも執拗に快感を貪り続ける春姫。
あぁ……瑞穂坂始まって以来の才媛と呼ばれた女が……こんな……はしたない……
春姫、ひとりの私「性」活。(5/10)投稿日:2006/09/09(土) 22:51:29 ID:JATweDIu0
「あふ……ゅ……ゆぅ……くぅん……」
春姫はうっすら涙を滲ませながら、そこにはいないはずの男の名前を呼びます。
まるで……愛する男の人から、直に愛でられているかのように。
……どうでもいいですが、一応……私もこの部屋にいるんですが……
「……ん……ねぇ……ゆう君……
 そんな……下着ごしじゃ……物足りないよぉっ」
はいはい独り言独り言。
勝手にパンツ脱ぐなり、何なりなさって下さい、春姫……
「あ、やだ……そんなとこ……見ないで……あ、はぅっ、やぁぁっ」
……私が指摘するまでもなく脱いでましたね、春姫。
あなたの行為を一言一言指摘できてしまう自分が、少し憎らしくなってきました。
そんな私の心境も意に介さず、春姫はゆう君を自らの一番敏感な場所にあてがいます。
「や、だめ、そこは……」
だめなら当てなければよいではありませんか、融通の利かない奴……
……私、今何か失言致しましたか?
「あ、ひゃあ、はぅっ、うぅぅっ……あっ、はぁぁっ……」
ゆう君のがそこに当たるたび、春姫の真っ赤に充血した肉芽が、ひくひくと震えるのがわかります。
……できれば生涯、わかりたくなんてありませんでしたが……(泣)
「はっ、ぁぅ……ゆう君……
 ゆう君の、これ……欲しいの……ね、早く……ちょうだい……」
そうですか。春姫はその小動物の小さなおち○ぽが欲しいとおっしゃるのですね。
雄真様のアレも、それくらいちっちゃくてかわいらしかったらいいですね。
春姫、ひとりの私「性」活。(6/10)投稿日:2006/09/09(土) 22:54:31 ID:JATweDIu0
「ゆう君……あっ!! あぁぁぁっ!!!!
 ゆう君の……おっきなの……入ってる……入ってるのぉ……っ」
……
まさかゆう君の頭でまるごとヘッドファックとは、姉さん一本とられちゃいました。
というか、そんなにぐいぐい押しつけて、春姫の純潔の証ははたして大丈夫なのでしょうか?
春姫の異常と思えるほどの乱れっぷりに、見てるだけのこっちが、逆に不安になってゆきます。
「あぁぁぁっ、やっ、だめぇぇぇっ!!
 ゆう君……ゆう君……ゆぅ……くぅん……!!」
数十分前とゆう君ゆう君の意味合いが変わっちゃってることについて、私はもう何も言いません。
「はぅぅぅっ、やぁっ、あっ、はぁぁっ……
 あはぁぁっ、やっ、あぁああぁぁぁぁぁっ!!!!」
絶叫と共に、ゆう君をあてがった春姫の蜜壷から、淫靡な液が一気にほとばしります。
どうやら春姫が、絶頂に達したようです。
「っはぁ……はぁ……ゆぅ……君……
 クス……ゆう君……大好き……」
無残に愛液まみれになってしまったそれを胸に抱きかかえながら、本当に幸せそうな顔で呟く春姫。
そして……そのまま……
「……すぅ……すぅ……」
……眠りについたようです。
きっと夢の中でも、雄真様の広い胸の中に抱かれている最中なのでしょう。
時折漏れてくる「雄真くん……」の寝言さえ聞けば、
杖である私にだって、そのくらいのことは悟れます。

春姫、ひとりの私「性」活。(7/10)投稿日:2006/09/09(土) 22:55:02 ID:JATweDIu0

………………

で、春姫……
確かあなたには、毎日日課としてやってたことがありましたよね……

いつか気づいてくれるだろうと思いながら、私、このかた1時間以上は待っていたんです。
春姫がバカみたいに嬌声を上げながら、そのゆう君とやらと大人の戯れに興じていた、
その間中ずっと……ね。

………………


「私の手入れは、いつして頂けるんでしょうか!?」


春姫、ひとりの私「性」活。(8/10)投稿日:2006/09/09(土) 22:56:35 ID:JATweDIu0
4月21日 金曜日:夜 春姫自室

「……あの時は、ホントにゴメンね。ソプラノ」
「いいえ。もう今更のことじゃない」
やわらかな不繊布に心地よく全身を撫でられながら、春姫の言葉にそっと受け答える私。
……多分、気のせいではないでしょう。
私の体を撫でる春姫の手つきは、心なしかとても優しく感じられて……
「……今日は随分と、気持ちが入ってるのね。春姫」
「そ、そうかな? 私は普通にやってるつもりなんだけど……」
軽く微笑みながら、そっと春姫をからかってみる私。
「……まるで、あの方とようやく結ばれた喜びが、直に伝わってくるみたい」
「ちょ、ちょっとソプラノ!? な、何言ってるの……?」
「フフ……可愛いわね春姫。その表情、是非雄真様にも見せてさしあげたいわ♪」
「んもぉ……ソプラノまで……変なコト言わないでよぉ……///」
私の手入れをする手も止め、顔を真っ赤にしながらうつむく春姫。
……本当は、すごく嬉しいのですよ。春姫。
私がマジックワンドとしてこの世に生を受けてからずっと、私はあなたの事を見てきました。
来る日も来る日も飽きる事なく、魔法の修練に明け暮れていたあなた。
優等生として他人からいかなるレッテルを貼られようと、ただ懸命に夢を追い続けたあなた……
そうまでして追い続けたあなたの夢が、ようやく叶ったのですから。
マジックワンドとして、これ以上の幸せは到底思いつきません。
春姫、ひとりの私「性」活。(9/10)投稿日:2006/09/09(土) 22:59:54 ID:JATweDIu0
「……ねぇ……ソプラノ……」
「?」
「覚えてる? 私たちが、初めて出会った時のこと……」
「……」
私はそっと押し黙り、春姫の言葉に静かに耳を傾けます。
「あの時のソプラノ……今よりもずっと冷たくて、素っ気なくて……
 こんな杖と、ホントにうまくやってけるのかなぁって、ちょっと不安になったっけ」
「……」
春姫と初めて出会ったときの事を思い、私は少しだけ、照れ臭い想いに駆られます。
「だけど……ホントはソプラノも、私のこと……ずっと見守っててくれたんだよね……」
「春姫……」
なおも胸を押さえ、切々とおのが想いを語ってゆく春姫。
「ずっと……ずっと追いかけてた。あの人のことを……
 周りに反対されても、お母さんたちに心配かけても、ずっとその人のことばかり、追いかけてて……
 いつの間にか、周りから真面目だ、優等生だって囃し立てられるようになっても……
 それでもなお、歩み続ける以外の道を、私は知らなくて……」
「……」
「そんな折に……雄真くんが、私の目の前に現れて……
 雄真くんが、あの時の男の子なんだって、初めて知って……
 すごく……すごく苦しかった。
 私の想いを、どこに向ければいいのか、全然……わかんなくなっちゃって……」
「……」
「だけど……あの時の痛みも、苦しみも……全部、この日のためにあったんだね……」
「春姫……」
本当に……本当に、長い時間でした。
側で見ているだけの私までもが、思わず見ていられなくなるほどの、切ないまでに長い時……
「ソプラノ……今私、すごく幸せなんだ……
 雄真くんのことを想うだけで……体中、幸せな気分に染まってゆくの……」
「春姫……」
春姫、ひとりの私「性」活。(10/10)投稿日:2006/09/09(土) 23:01:07 ID:JATweDIu0
私はこみ上げる思いを胸に、そっと春姫に声をかけていました。
「本当に……よかったわね……春姫」
「うん……本当に……ありがとう、ソプラノ……」
ようやく訪れた幸せの時を、互いに噛みしめるように。
私たちは静かに、その身を寄せ合うのでした。
「さて、そろそろ寝なきゃ……また明日ね、ソプラノ」
「えぇ。おやすみ、春姫」
春姫は私を戸棚に立てかけると、そっと照明を落としました。
そのまま春姫は、ベッドの中にそっと身を横たえ……
「……」
何やらそのまま、押し黙ってしまう春姫。
……何だか、少し様子がおかしいようですが……
「……まだ、残ってる……雄真くんの感触……」
何やらぐっと身をかがめ、その時の余韻を思い出しているようですが……
……何だか私、またしても嫌な予感がして参りました……
「……ホントに私、雄真くんと……しちゃったんだ……」
そのまま指を股間に導き、熱く火照る秘丘をくにくにを押さえつけ……
「んっ、ん……ゆぅま……くん……っ、ん……ふぁっ……」
やっぱり、今日も始めちゃうんですね……春姫……ι
(……まぁ、今日のところは大目に見てさしあげますか)
大好きな人にいつまでも抱かれていたいと願うその気持ち、私もわからなくはありませんから。

(でも……私もここにいるってこと、たまにでいいですから、思い出して下さいね……)

私は溜め息をつきながら、これから幾度も聞かされることになるであろう春姫の喘ぎ声に、
少しだけ頭を抱える羽目に遭うのでした。

(終わっちゃいます)
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