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「雄真とすもも・・・」女の子モード
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名前: 「雄真とすもも・・・」女の子モード(1/13) 2006/03/32(土) 21:13:19 ID:uxRFQyja0
……ッ……クチュッ……
真っ暗な布団の中で、無心に兄さんのそこを貪るわたし。
「どうですか……兄さん……目、覚めましたか……?」
たまにこうして、表情の見えない兄さんに言葉をかけながら。
……正直言って、兄さんの表情を伺えないままただひたすら兄さんのものを舐め続けるのは、
かなり根気のいる作業だった。
兄さんを起こし始めてから、はや10分。
いくら大好きな兄さんのものとはいえ、こんなに長いこと単調な愛撫を繰り返していては、
いい加減お口の方も疲れてきてしまう。
(お願いだから……早く……起きて……)
物言わぬ兄さんのものをしゃぶりながら、そんなことを考えてたその時。
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名前: 「雄真とすもも・・・」女の子モード(2/13) 2006/03/32(土) 21:14:13 ID:uxRFQyja0
「って、な、何だコレっ!!!!」
言葉と共に、兄さんの体がぐいっと起き上がるのがわかった。
兄さんのそこを歯で傷つけぬよう、慌てて兄さんのから口を離すわたし。
……だがすぐに、わたしは兄さんのものに口づけていた。
ガバッ!!
布団の持ち上がる音とともに、まばゆい朝日がわたしの顔に降り注ぐ。
「あ、兄さん。おはようございます」
兄さんのそこを舐めながら、笑顔で挨拶してみるわたし。
「お前……な……何やって……」
口をぱくぱくさせながら、兄さんがわたしを見つめている。
「何って……兄さんを起こしてただけですよ」
わたしの行為に、兄さんはまだまだ解せないようだ。
「お、お、起こしに来たと言ってもだな、お前……
もう少しその、起こし方ってもんがあるだろうが!!」
兄さんの言葉に、わたしは少しだけむっとくるものを感じた。
せっかく朝の弱い兄さんのために、一生懸命頑張ってたのに……
「兄さんが悪いんですよ?
兄さん、もうわたしが普通に起こしただけじゃ起きてくれないんですから」
「そ、それは……その……だな……」
至極真っ当なわたしの意見に、兄さんはもはやぐぅの音も出ない。
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名前: 「雄真とすもも・・・」女の子モード(3/13) 2006/03/32(土) 21:17:09 ID:uxRFQyja0
「だからこうして、起こしてあげてるんじゃないですか……あむ……ん……」
ちょっと悔しくなり、わたしはもう一度兄さんのそこにむしゃぶりついた。
「って何か普通に舐めちゃってるし!!」
こうなったら、兄さんがきちんと感じてくれるまで、この行為を続けるまで……
慌てる兄さんの言葉を無視し、わたしは再び兄さんのものを攻め始めた。
「ん……んふっ……ん……ちゅ……
ちゅ……ちゅぷっ……んは……ん……ちゅる……っ」
以前兄さんの部屋で発見したえっちな雑誌に書いてあった、男の人を喜ばせる方法。
それを脳内で何度もリフレインしつつ、わたしは執拗に兄さんのものを攻め上げる。
「……どうですか? 兄さん……気持ちいいですか……?」
たまにこうやって、兄さんの反応をうかがいながら。
「き、気持ちいいって……その……」
わたしの問いかけに、思わず口篭もる兄さん。
と、兄さんはふと部屋の一隅に目を向けた。
その視線の先には……
「って、こ、これは!!!!」
そこには昨日、わたしが読み散らかしたばかりのえっちな本が、山と積まれていた。
兄さんもようやく、わたしのテク向上の秘密に気づいたらしい。
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名前: 「雄真とすもも・・・」女の子モード(4/13) 2006/03/32(土) 21:17:45 ID:uxRFQyja0
「そのとおりですよ、兄さん」
「ぬがっ!!!」
わたしは得意げな笑顔を兄さんに向ける。
「兄さんを喜ばせるために、私……いっぱい勉強しちゃいました!」
「べ、勉強って……お前な……」
半ば呆れたように、兄さんがつぶやく。
「さすがに姫ちゃんほど胸はないですから、胸技は使えませんけど、
そのかわり、お口でなら誰にも負けませんよ」
ちなみに胸技とは、男の人のそれを胸で気持ちよくしてあげるいろんな方法のことだ。
姫ちゃんくらいの立派な胸の持ち主になって、初めてしてあげられる究極の前戯。
だけど、悔しいことにわたしの胸はあんまり育ってくれなかったから……
だからせめて、お口では絶対誰にも負けるわけにはいかないのだ。
「それより、兄さんもしてほしいことがあったら言ってくださいね。
わたし、できることなら何でもしちゃいますから」
「そ、そっか? えっと、じゃあ……」
わたしの提案に、兄さんが嬉しそうに食いついてくる。
だけどここで、簡単に兄さんの言うことを聞いてあげるほど、わたしは優しい妹ではない。
「あ、言わなくてもわかってますよ。兄さんはこうされるのがいいんですよね」
わたしは軽い微笑みを浮かべると、そっと兄さんの茎のほうに口づけた。
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名前: 「雄真とすもも・・・」女の子モード(5/13) 2006/03/32(土) 21:18:54 ID:uxRFQyja0
「ここを……こうして……と」
兄さんの茎を、根元から筋を伝って、ゆっくりと舐めあげるわたし。
同時に空いてる手で、兄さんの袋を愛撫するのも忘れない。
「んふ……ん……んんっ……」
雁首の方に舌をたどらせたところで、スッと下に戻り、再び根元から舐め上げるのを繰り返す。
男の人を喜ばせる最大のテクニック、茎のみを攻めるじらし攻撃。
やはり舐めてほしいところをなかなか舐めてもらえないのは、すごくもどかしいんだろう。
雁首から舌を離すたびに、兄さんのものが切なそうにぴくりと反応する。
「ん……あれ……兄さん……?」
ふと兄さんの亀頭のてっぺんから、じわじわと何かがにじみ出てくるのがわかった。
男の人が本当に気持ちいいときに出す、先走りと呼ばれる透明な汁。
「ん……何だ、すもも……」
「兄さんのここから……いっぱい……溢れてきてます……」
兄さんが感じてくれてることが、とても嬉しくて。
わたしは思わず兄さんの鈴口に舌をつけ、その汁をぺろりとすくっていた。
「んふっ!!」
そんな敏感な場所を攻められるのは、きっと兄さんも初めてのことなんだろう。
兄さんがびくりと、全身をかわいらしく反応させる。
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名前: 「雄真とすもも・・・」女の子モード(6/13) 2006/03/32(土) 21:21:45 ID:uxRFQyja0
「兄さんのこれ……しょっぱくて……おいしいです……」
口を離したわたしの舌から、兄さんの汁がたらりとだらしなく垂れ落ちた。
ちょっとしょっぱくて生温い、兄さんの汁の味。
それがまるで、兄さんをいっぱい感じさせてあげられてる証みたいで、すごく嬉しくなる。
「ふふ……じゃ少しだけ、手でしてあげますね」
そう言うと、わたしは兄さんの鈴口に指をつけ、手のひらでその液を亀頭全体にまぶした。
ンチュ……ヌチュ……
粘液にまみれた亀頭が、わたしの手の中で、えっちな音をたてる。
「兄さんのこれ……すごく……あったかい……びくびく……動いてます」
わたしの手の中で、兄さんのものが、熱い想いをいっぱいたぎらせている……
そう思うだけで、わたしは頭がぽわーっとするような、えもいわれぬ感情を覚えていた。
「あと、こっちも……忘れちゃいけませんね」
そう言うと、わたしは兄さんの股座に顔を入り込ませ、
寂しそうに取り残されている睾丸にそっと口づけした。
表面はふわふわなのに、中身は少しごろごろな、とても不思議な感触。
その感触を十分に味わうべく、舌先で入念に刺激してゆく。
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名前: 「雄真とすもも・・・」女の子モード(7/13) 2006/03/32(土) 21:23:06 ID:uxRFQyja0
「ん……ぁあ……」
亀頭と玉……感度の違うふたつの地点を同時に攻められ、天を仰ぎながら喘ぐ兄さん。
気持ちよさを全身で表してくれる兄さんが、とても愛しくて……
「ふはぁ……かわいいです、兄さん……」
わたしは兄さんの睾丸を口に含みながら、うっとりとそんな言葉を口にしていた。
「……それを言うな。恥ずかしいだろ」
わたしの頭上で、兄さんが照れ臭そうに言葉を落とす。
「……兄さん……」
兄さんのことを、もっともっと、感じさせたい……!
我慢できなくなったわたしは、兄さんの袋から口を離し、再び亀頭の方に口を近づけた。
「もう一度、ここ……舐めても、いいですか……?」
「……あぁ……頼むよ、すもも」
「わかりました……あむ……んん……」
わたしは喜び勇んで、兄さんの亀頭を口に含んだ。
粘液にまみれてちょっとだけしょっぱくなった、兄さんの亀頭の味。
だがその粘液もすぐに唾液で洗い流され、元のやわらかな肉の味に戻る。
「……んはぁ……兄さん……んむ……ちゅ……
んふ……んん……はふっ……んちゅ、んんっ、ちゅ……」
兄さんのあそこの味を確かめるべく、夢中になって兄さんのものにしゃぶりつくわたし。
兄さんは目を閉じながら、あそこに伝わるわたしの口の感触を味わっているようだった。
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名前: 「雄真とすもも・・・」女の子モード(8/13) 2006/03/32(土) 21:23:54 ID:uxRFQyja0
「……はふ……ん……ぁむ……ちゅ……
ん……んん……あふっ、ん……ちゅ……ちゅぷ……っ」
わたしは次第に、兄さんの秘部の感触を味わうのに夢中になっていた。
ずっとこうして、兄さんのあそこを味わっていたい……
……だけど、兄さんの方は既に限界が訪れようとしているようだった。
それが証拠に、兄さんはしきりに腰を浮かせ、自分の想いを吐き出そうと呻いている。
「っ……すもも……俺……もう……」
声を上ずらせながら、兄さんがわたしに訴えかける。
「……兄さん……」
わたしはこくりと頷くと、兄さんのものをひときわ強く吸い上げ始めた。
「んんっ、んちゅ……んはっ、ちゅ、ちゅぅぅぅっ」
「んああっ……す、すもも……」
兄さんの子種を誘い出すべく、強烈な吸引を兄さんに加えるわたし。
そしてわたしが、更に強く兄さんのものを吸い上げた瞬間……
兄さんのそこが、にわかにきゅっと収縮し……
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名前: 「雄真とすもも・・・」女の子モード(9/13) 2006/03/32(土) 21:25:52 ID:uxRFQyja0
びゅく、びゅくびゅくん!!
「!!! ん、んんんっ!!」
兄さんの先端から、熱いものがどくどくと溢れ出していた。
びゅく、びゅく、びゅくん……!!
びくびくと、口内で兄さんのものが暴れ回る感覚。
収縮のたびに、粘液質のものが口内に溢れ、その匂いに思わずむせ返りそうになる。
「ん、んふぅっ、ん、んんっ……」
やがて兄さんは全てを吐き出し終え、ぐったりとベッドに倒れ伏せた。
わたしの口から、にゅるんと白濁液にまみれた兄さんの頭が顔をのぞかせる。
と同時に、わたしの口から、兄さんの想いがたらりと溢れ出した。
「兄さんの……まだ少し溢れてる……わたしが、きれいにしてあげますね」
兄さんの想いを、全部、受け入れてあげたい……
わたしは達したばかりで早くも縮小し始めた兄さんのものを口に含み、
未だそこに絡まっている精液を全てきれいに舐めとった。
そして、わたしは静かに目を閉じ……
「ん……こくっ……」
わたしは兄さんの想いを、喉の奥へと流し込み始めた。
兄さんの精液は、とても量が多くて粘りが強く、なかなか飲み下せない……
それでも辛うじて全て飲み下すと、わたしは上気した顔を兄さんに向けた。
「兄さんの……ちょっと苦くて……とってもあったかいです……」
「すもも……」
とても満足そうな兄さんの顔に、わたしは胸の奥がふわっと満たされるのを感じた。
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名前: 「雄真とすもも・・・」女の子モード(10/13) 2006/03/32(土) 21:26:51 ID:uxRFQyja0
「えへへ……兄さん」
がばっ!!
わたしは抑えきれない想いを胸に、兄さんをベッドに押し倒す。
そのままわたしたちは、ベッドの上に倒れ込む形で抱き合うこととなった。
ふにゅ……
兄さんの精液を飲み下したばかりの口で、兄さんの唇を奪ってみるわたし。
わたしの口から漂う精液の匂いに、兄さんは一瞬だけ躊躇したようだったが、
やがて嫌悪感を抱くことなくわたしに口づけを返してくれた。
「んふ……ん……ぷはぁ」
ひとしきりキスした後、わたしは酸素を求めて深呼吸した。
「ふふ……また……キスしちゃいました」
「すもも……」
とても広くてあったかい、兄さんの胸板の感触……
その暖かさを少しでも感じようと、わたしは兄さんの体にぴったり寄り添っていた。
「ちょっと前まで……兄さんとこんな風になるなんて……全然想像できませんでしたね」
「そうだな……すもも」
兄さんとひとりの男の人として付き合うようになって、まだ数日。
いろんなことがあったけど、兄さんは今、わたしの気持ちを受け止め、
こうしてわたしのことを抱きしめてくれている。
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名前: 「雄真とすもも・・・」女の子モード(11/13) 2006/03/32(土) 21:27:24 ID:uxRFQyja0
「すももは……こうなるもうずっと前から、俺への気持ちに気づいてくれてたんだよな……」
ふと兄さんが、独り言のように言葉を吐き出していた。
「兄さん……」
「すももは偉いよ……こんな不肖の兄のことをずっと想ってくれて……
自分の気持ちに、精一杯答えを出してくれて……
それなのに……俺は……ただ兄妹だっていう理由だけで、
お前の気持ちを受け入れようとせず、ただ逃げ回っていた……
俺は……お前に何て言っていいか……」
わたしのことを、妹としてしか見れないと言った、あの時の兄さん。
その切なそうな表情が、ふと目に浮かぶ。
……不安がないと言えば、もちろん嘘になる。
だけど兄さんはあの時……一生懸命わたしの気持ちを受け止めてくれた……
その想いだけは、きっと嘘偽りはない……そう信じているから。
「それは……もう、昔のことじゃないですか……」
わたしは兄さんを赦すように、兄さんに微笑みかけていた。
「それに……今は兄さんが、こうして私のことを抱きしめてくれている……
そうでしょ? 兄さん」
「あぁ……そうだな」
わたしは微笑みながら、そっと兄さんに囁きかけていた。
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名前: 「雄真とすもも・・・」女の子モード(12/13) 2006/03/32(土) 21:29:56 ID:uxRFQyja0
「もう、この手……絶対離さないでくださいね……兄さん……」
「それはこっちのセリフだ……もう、どこへも行くなよ……すもも……」
「うん……兄さん……大好き」
再びキスを交わし、互いの愛情を確かめあうわたしたち。
(……?)
ふとわたしは、わたしの下半身に触れる兄さんのそこに違和感を感じていた。
「あ……兄さん……///」
たった一度出したくらいでは収まりがつきそうにない、兄さんの熱い想い。
その熱がわたしにも伝わってきて、思わず頭がぽわーっととろけそうになる。
「すごいです……兄さん……また、おっきくなってきてます……」
うわ言のようにつぶやくわたしに、兄さんが切なそうな顔で懇願してきた。
「す……すもも……俺……まだ……」
その時、私はふと、準さんの教えを思い返していた。
(オトコとオンナが長続きする秘訣……それは、決して飽きさせないこと!)
今ここでわたしがもう一度抜いてあげるのは、とても簡単なことだった。
しかし、ここで簡単に抜いてあげたら、兄さんはきっとその刺激に慣れちゃうだろう。
そうしたら、もう……わたしのお口じゃ満足してくれなくなる。
もう二度と、兄さんに喜んでもらえなくなる……!
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名前: 「雄真とすもも・・・」女の子モード(13/13) 2006/03/32(土) 21:30:49 ID:uxRFQyja0
「……ダメですよ、兄さん」
「ふぇ!?」
わたしの返答に、思わず兄さんが変な声を上げる。
兄さんのをしてあげたい衝動を胸に抑えつつ、私は更に続けた。
「すももの目覚ましサービスは、1日1回までと決まっているんです。
後は兄さんが自分で何とかしてくださいね♪」
「そ、そうなんだ……あはは……」
「さ、早くしないと朝ごはん冷めちゃいますよー」
あえて明るく振るまい、わたしは階下へと降りていった。
準さんに教えてもらった、恋する女の子の必殺技……
今日のところは、ひとまず大成功といったところだろう。
(えへへ……兄さん……///)
わたしは口元をにやけさせつつ、しばらくは台所でお弁当の献立を何にしようか、
悪戦苦闘することになったのだった。
(終わり)
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