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このスレらしく新人勧誘

「ねぇ。ボクぅ、はじめて?」
「え? あ、あの……その……」
「おねぇさんねぇ、もう、二週間以上アレされてないのぉ。もう我慢できなくて……」
「え? ええ? ア、アレって……?」
「もぅ、判ってるクセにぃ。それとも、それをおねぇさんのクチから言わせるのがボクの趣味?
 『S』で始まる、ア・レ! ねぇん、おねがい。してちょうだい!」
「だ、だって、ぼ、ぼく、初めてだし……」
「大丈夫。誰にでも『初めて』はあるの。あなただって興味あるでしょ? 
 ほら、手ぇ貸して?」
「ちょ、ちょっと。そんな。ひ、引っ張らないで……。ああ!」
「ほらぁ。あなたの左手の人差し指、いまどこ触ってる?」
「…………」
「あンッ! そんな撫でまわすように触って。初めてのクセにどこでそんなこと覚えたの? 
 もう。ふあッ、つ、強すぎ!」
「……ご、ごめんなさい」
「いい? ここは、とっても敏感で繊細なトコロなんだから、乱暴に触ったらダメ。
 軽くノックするようにするの」
「こ、こう?」

「そう、上手よ。右手は、ほら、こっち。優しく触れて」
「ああ! な、なにか、突起物がついてるよ」
「ココに触るのも初めて? これはね、とっても大事なものなのよ」
「ね、ねえ! つ、次はなにをしたらいいの?」
「あなたの欲望の赴くまま指を動かしてみて。優しくよ? 乱暴にしたら
 コワれちゃうんだから」
「ああ! もう我慢できないよ! 入れたい! ね、入れていいっ!?」
「焦っちゃダメ。おねぇさんにも準備が必要なんだから」
「だ、だって、もう、ぼくのこれ、こんなに……」
「あらあら、もうパンパンね。ふふっ。いいわよ。じゃ。あなたの熱いの入れて」
「こ、ここかな……?」
「あンッ! そこは違うの。ほらぁ、こっち」
「ふぁあ! き、きもちいい!」
「ゆっくり動かしてね。ゆっくりよ」
「ああ! もう、ぼく出そう! いい? ねえ、このまま出していい?」
「んぅ! も、もぅ、しょ、しょうがないわね。あンッ! でも、こ、これで終わったりしたら
 イヤよ?」
「ああ! イくよ? イくよ!」
「ふあぁん!」





「……と、まあ、こんな具合に新人さんを勧誘すれば、お嬢ちゃんは安泰に違いない」
「な、なななな、なに言ってるの! こ、こんなことできるわけないでしょっ! 
 第一、これのどこがSS投稿の勧誘なのっ!?」
「立派にSS投稿の勧誘だろう?」
「だ、だって、二週間以上アレされてないとか、『S』で始まるアレとか!」
「二週間以上されてない『S』S投稿、だろう? おんやぁ? お嬢ちゃんは、
 なにを想像したのかなぁ?」
「あぅぅ……。じゃ、じゃあ! 敏感で繊細なトコロとかはっ!?」
「左手人さし指は『F』キー。右手人さし指は『J』キー。キー打つときの基本的な
 ホームポジション、だろう? 乱暴に叩けばキーは壊れちまう」
「じゃあじゃあ! 突起物って!?」
「キーボードによっては、両人差し指のホームポジションに触っただけで判る印しが
 ついてるんだよ」
「うぅぅぅ! じゃあ、パンパンになってるとか!」
「欲望の赴くままSS綴ったら、一レスの制限容量いっぱいになって。
 んで、間違えてそれをメール欄に突っ込もうとして注意されて、書き込み欄につっこんだあと、
 マウスをゆっくり動かして、書き込みボタンを押して、そいつのSSを吐き出すってことだろ。
 そして、途中で投稿を止めたりせず、最後まで投稿しろ、と。
 ま、自分の妄想を具現化するっつーのは、人によっては気持ち良いだろうな」
「…………」

「まあ、泣くな。お嬢ちゃんが、いやらしい妄想で頭がいっぱいだってことは、判ったから」
「ち、ちちち、違うもんっ!」
「まあ、落ち着け。圧縮ラインが変わって保守がほとんど不必要になってからこっち、
 俺もすっかり商売あがったりだしな。『保守』だけじゃ、食ってけねえんだ。お嬢ちゃんも、
 すこしは新しい芸風取り入れんとな」
「なんで芸風なの!? 私、芸人違うよっ!」
「まあまあ。取りあえず、俺とふたりでさっきのリハーサルと行くか!」
「い、いやーーっ!」


 と新人勧誘してみる。
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