身障の下の世話ねぇ

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奇麗事なあらすじ
「僕」は大学浪人中の18歳で予備校は夏期休暇に入っている。
「千絵」は「僕」の隣の部屋に住む5年生の女の子で、
「僕」を隣のお兄ちゃんとして慕っていた。しかしその「千絵」は
水泳の授業中に溺れて昏睡状態に陥る。病院に入院し治療を続けた結果、
脳は医学的には問題なく回復し、自立呼吸も行えるがなぜか目を覚まさない。
「千絵」の父方の祖父が危篤で倒れ、「千絵」の両親は父の実家に向かうことになり、
「僕」はその間「千絵」の介護を買って出る。


僕と千絵だけが病院の個室に残された。
千絵は不釣り合いに大きいベッドに横たわり、すやすやと寝息を立てていた。
千絵の両親は父方の祖父の法事であと二、三日は戻らないだろう。

僕は千絵の両親の苦労をよく知っているつもりだった。
その苦労を厭う様子を微塵も見せなかったことが、
彼らが千絵を愛していることのなによりの証拠だった。

だから彼らが家を空けるとき、僕はつい千絵の看護を申し出てしまった。
僕は千絵が病気になる前の唯一の幼馴染だったし、
千絵は親を除いては僕と僕の母以外にひどく人見知りをする性格だったからだ。
さすがに冗談に受け取るだろうと僕は思ったのだが、
彼女の母親はふたつ返事で僕の提案を聞き入れてしまった。

とはいえ、彼女は基本的に寝たままだったから、
いざ千絵の世話をすると言っても、僕の出来ることと言えば
彼女が目を覚ましたときの対処と下の世話だった。

下の世話。

その相手が老人なら普通に介護をするまでの話だが、
目の前で眠っているのはまだ初等教育も終えていない女の子だ。
下の世話まで僕に本気で任せた千絵の母親は一体なにを考えているのだ?
改めて僕の今の状況を考え直すと、これがかなり特殊な場合に属することは
間違いない。
僕は椅子に座ってしばらく彼女の寝顔を眺めていた。


布のこすれる音がして目が覚めた。
ベッドに突っ伏して居眠りしてしまったらしい。
千絵を見ると、渋い顔をして下半身をそわそわと動かしていた。
鼻にわずかに尿の臭いを感じた。
おそらく排尿したのだろう。このままにしておくわけにはいかない。
千絵の母親は看護婦にやらせればいいと言っていたが、さて…

1.看護婦を呼ぶ
2.自分でやる



1.看護婦を呼ぶ

僕はナースコールのボタンを押した。
いくらなんでも、僕が彼女のおむつを換えるなんて…
程なく天井のスピーカーから応答がある。
「どうしました?」
若そうな声だった。
「あ、えーと…」
おむつを取り替えてくださいなんて言うのか?
僕はストレートにいうのに躊躇して、
「ちょっと、来てもらえますか」
誤魔化すように言ってしまった。
「わかりましたー」
スピーカーからスイッチの切れる音がする。
程なく個室のドアが開き、さっき応対した看護婦が入ってくる。
「どうしました?」
まだ20代半ばくらいの若い看護婦だった。
「え、えーと、おしっこしちゃったみたいなんです」
「おむつを交換するのね?」
「そうですね」
こころなしか看護婦の眉に皺が寄ったように見えた。
「あのですねー、私たちも暇を持て余しているわけじゃないんです。
おむつの交換は介護している方がいる場合、その方にお願いすることになってます」
「す、すみません。でも…」
僕はその強い語調に反射的に謝ってしまう。
「お兄さん、取り替え方がわからないんですか?」
看護婦は僕を千絵の兄を勘違いしているようだった。
「それなら今から私が説明しますのでちゃんと覚えてくださいね」
そう言うなり看護婦は千絵の毛布を取ってから、パジャマのパンツを手際よく脱がせる。 下半身がおむつだけになったところで看護婦は千絵の腿を取り、脚を適当に開かせる。
「まったくどうして寝巻きじゃなくてパジャマなのかしらね…。お兄さん? 
ちゃんと見ていてくださいね?」
そういうと看護婦は千絵の腰の両脇に手をやる。
千絵は特に表情を変えず、少し渋い表情のまま眠っていた。
「腰の両脇で止めてあるテープを取って、前の部分を手前にめくり、尿取りパッド
をとります」
そう言って看護婦はおむつをはずすと、見えたのは千絵の
どこまでも白くて綺麗な肌。腿の付け根には小さな筋が一本走っていて、
それを覆うものは何も無かった。
「そうしたら、蒸しタオルでここを拭きます」
そう言って看護婦は彼女の股をタオルでなぞる。
何度かタオルを往復させると千絵が声を漏らしたような気がした。
「それで、おしっこだけの場合はこの尿パッドだけを取り替えます。おしっこを吸った
パッドを取って、新しいパッドをずれないように適当な位置にセットします」
僕はその綺麗な縦筋とその奥の淡いピンク色のものから目が離せなかった。
「セットしたら同じ手順を逆にたどります。両脇のテープを止めておしまい。
……ちょっと聞いてます?」
僕は思わずはっとして看護婦と目を合わせる。
「は、はい。多分なんとかなると思います」
なんて頓珍漢な返事だろう。
「大きい方の場合はおむつごと取り替えますが、それはおむつの袋に書いてあるから
それを見てくださいね、いちいちおむつの交換で呼ばれては困ります」
「わ、わかりました」
「それじゃ、お兄さん、私がやった手順でもう一度やってください」
「え?」
「一応コツというのがありますから、少しは慣れていただかないと」
「はあ……」
「それじゃ、どうぞ」
僕は看護婦がしたのと同じようにおむつの両脇をとめるテープを外す。
めくりあげてパッドを取ると、さっき見たのと同じ千絵の綺麗なスリットが見える。
また思わず動きが止まってしまった。
「あまりモタモタしてると下半身を冷やしてしまいますよ?」
看護婦に釘を刺され、僕はなんとも言えない気分になる。
僕は蒸しタオルを手に取り彼女の股を拭く。
「かぶれないように拭く…と」
そうつぶやいて何度か往復させる・
「……ん、あっ!」
思わず千絵が甘い声を漏らした。
「そんなに強く拭かなくていいんですっ!」
看護婦からツッコミが入る。
だが僕の手はなぜか止まらなかった。
僕は力を抜くことなくさらにタオルを何度も往復させた。
「んっ! んんっ!」
すこし千絵の体がこわばったと思うと、彼女のスリットから
「ぷしゃあぁぁ……」
おしっこが溢れておむつを濡らした。
僕は千絵が最後まで出し切るのをじっと見ていたが、
看護婦は僕からタオルを取って千絵と僕の間に割り入り、
苦い顔をして僕を睨みつけて言った。
「もう、そんなに強く拭かないでいいんですって言ってるじゃないですか!」
千絵のおしっこはおむつとシーツを濡らして、個室はその匂いで満ちていた。

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