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「……は。あ、あれ? ここ、どこ?」
「はは。お嬢ちゃん、お目覚めかい? いけないねぇ。いくら二週間以上SS投稿がなくて寂しい
 からって、お嬢ちゃんみたいなのが夜の街をうろうろしてちゃ」
「え? あ、あなたは……。う、嘘」
「おやおや。まだ寝ぼけてるのかい?」
「だ、だって、あ、あなた自分のことSS職人だって……。投稿してやるって……」
「あはははは。こいつは傑作だ。これだから世間知らずは。いいか、SS職人に自分のことを
 SS職人だなんていうやつはいないんだよ。あんたみたいな甘ちゃんは、『また、おまえは
 騙されたわけだが……』スレの格好の的だな。ん? いままでどれくらいの数を騙されて
 踏んできたんだ?」
「わ、私、騙されたことなんてないもん。あなたは一体誰なの?」
「ん? 俺か? 俺は、おまえみたいな気にいったスレを好き勝手保守し散らかしてる保守人さ。
 特にスレをageるのが大好きな変態でねぇ。ageられたらどうなるか知ってるか? 一度age
 られたら最後、意地汚い広告どもが寄って集っておまえを汚していくだろうな」
「い、いや……。嘘」
「ははは。おまえだって圧縮でのdat落ちが怖くて、俺みたいのにホイホイついてきたんだろ?
 なに任せとけって。大人しく俺に身を任せてれば、dat落ちだけはねえって」
「だ、誰があなたなんかに。きっと、SS職人さんが現れて、投稿してくれるもん。あなたなんか
 に頼らないもん」
「おいおい。この状況でまだそんな夢をみてるのか? いい加減諦めろって。現実は非情なんだ。
 おまえは俺に保守される運命なんだよ」
「い、いや。だっ、誰かーっ!!」
「あははは。叫んだって誰も来やしないさ。俺の書き込みテクニックに参らなかったスレは
 いないんだ。どうせおまえもすぐに、自分から『お願いっ。保守してくださいっ』って言う
 ようになるさ。まあ、そんなことよりこれを見てみな」
「ひっ」

「どうよ。俺の自慢のブラウザは。そこらへんのIE使いとは比べものにもならないだろ。なにせ
 2ch専用をさらにカスタマイズしてるからな。いままで、これでよがらなかったスレはねえ」
「いっ、いやっ! 近寄らないでっ!!」
「いい格好だな。おまえの書き込み欄丸見えだぞ? 書き込みボタンから名前欄、E-mail (省略
 可) 欄までじっくり見て取れる」
「み、見ないで……」
「ほら、おまえの書き込み欄に、いま俺の『保守』って書き込んでるぞ? どんな気分だ? 
 これで書き込みボタン押したらどうなるかなぁ?」
「お願い……。やめて。ひうっ、痛いっ。それを押さないでっ!」
「いいや。無理だね。ほら、もう押しちまったよ。って、おいおい、なんだこれは? おまえの
 あそこから垂れ流れてきてるぞ?」

 『投稿確認
  ・投稿者は、投稿された内容は、掲示板運営者によってコピー、保存、引用、転載等される
   場合があることを承諾します。
  ・投稿者は、投稿に関して発生する責任が全て投稿者に帰すことを承諾します。
  ・投稿者は、話題と無関係な広告の投稿に関して、相応の費用を支払うことを承諾します。』

「あはは。こいつはいい。口ではなんだかんだ言いながらも、おまえのあそこは正直だな。
 しっかりと俺のレスを受け入れてるじゃないかっ!」
「うそっ! 違うっ! 違うもんっ!」
「違わないね。もうこの『全責任を負うことを承諾して書き込む』を押せばフィニッシュだ。
 あ、そうそう。せっかくだからメール欄にageって入れといてやったぜ。いくぜ、そらっ!」
「いっ、いやーーーーーーっ!!」



 と保守してみる。
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