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作品名 作者名 カップリング 作品発表日 作品保管日
わんこの愛の形 89(31スレ目)氏 ラピード×リタ(獣姦警報) 2009/04/12 2009/05/14

ハッ、ハッ、ハッ……

犬特有の息遣い。
吐き出される生温い気体が曝されている肌にあたって気持ちが悪い。


大体元々犬なんて嫌いなのよ!!
それでも一緒に旅して戦ってみて、少しづつ犬もそんなに悪くないじゃない。
なんて思ってた自分は、バカだ。

自分の今の状況を顧みて、心底後悔していた。


「ちょっとだけ落ち着いて考えをまとめたいから」

と、補給も兼ねてアスピオ寄って貰ったのは今朝のこと。
自分の家に入ると、早速床に資料を並べて。
眺めながら思考を整理し始めて、気がつけば周りに仲間は誰もおらず。
そういえば買い出しに行ってくると、エステルに声を掛けられたような気が、微かにする。

ん〜っ、と一伸びしてから手を床につくと

ムニュ。

「ぎゃっ…」
思わぬ感触に不覚にも悲鳴を上げかける。

「ラっ…ラピード?アンタなんでいんのよ?」
自分のすぐ後ろに丸まっていたらしい。
いつもなら必ずユーリについてくのに。
「ワフッ」
頭を上げてこちらを伺う。どこか不満げに。
「なによ。アンタが変なとこで寝てるのが悪いんでしょ」
さっきの動揺を誤魔化したくて、相手は犬だと思いつつも言い訳しながら目線を逸らしてしまう。

そんなことよりみんなが戻ってくるまでに考えを纏めとかないと。
資料に向き直ると再び思考の世界に…


ベロリッ

「ひっ…?!!」
後ろからの不意打ちは左耳を一舐め。
「なっなにすんの……

ベロリッ

わっ!!!!」

振り向いた瞬間、今度は狙ったように頬を舐める。
そこからはベロの猛追で。
肩を前足をかけて乗り出すように顔中を舐め回される。
「ちょ……ふ…ぁ…アンタど…したのよ?」

いつもなら犬のくせにクールぶってて、人に甘えようなんてしないくせに。
おかしいと思いながら、それより何より顔が犬の涎でベッタベタ。
「ったく、この忙しいってのにっ」
気持ち悪さに顔を洗いたくて、前足を振り払い立ち上がる。

瞼までぬるぬるにされてて薄目で歩き出すが。

ガプッ

「?…へぁっ!!!?」
ドスン、バサバサ。

今度は上げた足の踵を噛まれてバランスを崩し、本の山に突っ込んでしまった。

「っ…いったた……こっのバカ犬!!さっきからいい加減にしなさいよ!!!」
ファイヤーボール発動寸前。
しかしまたしても先手を打たれて。


ベロリ。


「!!!!…いっ?!?!」
今度は寄りにも寄って突き出す形になってしまっているお尻の、
秘めた場所を下着の上からとはいえ無遠慮に舐め上げられる。

ベロッベロッ
「やっなに…すんのよやめなさい…やめっ!!」

制止の声は全く聞こうとしない舌。与えられる刺激に、訳も分からないままだんだんと力を奪われていく。

下着はすぐに犬の唾液を吸って、すでにベチョベチョ。

布が張り付く気持ち悪さに気を取られていると、
今度はヒヤリとした何かが臀部に当てられ…

ビッ

犬の咥えた小刀にあっけなく下着は切り裂かれた。
露になった唾液塗れの女陰を、今度は直に獣の長い舌が唾液を擦り込むように蠢く。

崩れた本で身動きがとれない上、力が抜けてますます逃れられず。

「いっ…や…ほん…とに、なん、なの…あんた?やっ…も、やめ………ひぃあっ!!!!?」

一番敏感な突起を二、三度連続で擦られ、遂には膣部分にまで進入されてしまう。
身体の内側を、犬に舐められているなんて…

「あ……はぁ、あぅう…あっ」

入口付近を丹念に、ふやけるのではないかと思う程にねぶられ。

次第に恥ずかしい部分を嬲られている嫌悪感が、不思議な気持ち良さに刷り変わっていく。
きゅんっと下腹が収縮して、舌の這う部分はじんじんともどかしさを感じる。
いつのまにか、舌の動きに呼応して腰をくねらせていることに、あたしは気付いてなくて。
ラピードに翻弄され、ただただ下腹部の切なさに耐える時間が続く。


ぺちゃり…………


ふと、動きが止まった。

「はぁ、はっ……らぴ…ぃど?」

唾液塗れの陰唇は、適温の筈の部屋の空気さえ空気がヒンヤリと感じられる。
しばらく抵抗できずに身を任せざるえなかった結果蕩けてしまった意識の中に、初めに浮かぶのは寂しさ……物足りなさ。

やっと開放されたのに、素直に喜んでない自分。

……もっと、して欲しかった、のあたし?


そ…そんな訳ないじゃないっ!!!!
犬なんかにこんなに、恥ずかしいことされて……見てなさいよエロわんころ、あとで絶対黒焦げにしてやるんだからっ。

頭を振って、異様な事態に隅に追いやられてた理性を引っ張ってくると、
今度こそ上半身に雪崩た分をよけつつ自分が突っ込んでできた本の渓谷から這い出ようとする。


けど。

「…………え?」

今度ガッシリと、腰が何かに挟み込まれる。
そして、スースーする陰唇にぬるんとした何かが触れた。

…何よこれ?今度は何?…………

すぐに思い当たったソレ。まさか……?

「っ!!ちょっ待ってラピードっアンタまさかぁ!!??」


グイッ

ぬぷぷっ


「ひはぁあっ!!!!」


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