総合トップSS一覧SS No.007-050
作品名 作者名 カップリング 作品発表日 作品保管日
無題 NAGOMU氏 ルカ×カノンノ 2009/02/05 2009/02/11

『求む協力者!!byスパーダ
  三人で修行の依頼
ルカの成長のために粘菌の巣の一層目で修行に付き合ってくれ』

「これにしよっかな」

 カノンノはチャットから貰った依頼書を見比べ一枚を選んだ。
 
「その依頼ですか。今まで何人か受けられたんですが、なかなか上手くいかないようですよ?スパーダさんも困っているようですので頑張ってください」

 チャットに依頼承諾を申請し、カノンノはルカ、スパーダとともに粘菌の巣へと向かうこととなった。

「いや、まじで助かったぜ!カノンノなら今回はぜってー上手くいく」

「そう?でも修行ならもっと強い人のほうがお手本にもなるし、良いと思うんだけどな。クラトスとか、ユージーンさんとか」

「あぁ、いやまぁ、いろいろ事情があんだよ」

「?」

始終しゃべりっぱなしのスパーダを相手にしていたが、
ふと後ろを見ると、うつむいて歩くルカの姿があった。

「どうしたの、ルカ?気分でも悪い?」

「ち、違うよ・・・ただ・・・」

顔を覗き込もうとすると、ルカは慌てて首を振った。

「お、ここなんか良いんじゃねえの!」

 スパーダに呼ばれ、カノンノはルカの手を引きその場所へと向かった。
 そこは木が折り重なり、洞窟のようになった空間だった。

「ここならモンスターもいねえし、誰かに見られることもねえだろ。んじゃぁルカ、始めるぞ」

修行なのにモンスターを避けるような物言いにカノンノは首をかしげた。
質問しようとしたが、隣のルカがさっきよりもなお顔色を落とし、しかも震えていることに気がついた。

「ちょっと、大丈夫?」

慌ててルカに向き合うカノンノ。だが―――

「!!」

背後に迫ったスパーダに、なぜか羽交い絞めにされてしまった。

「な、なに!?ちょっと、スパーダ!!」

「悪く思うなよ、ルカのためさ。おいルカ!何ボサっとつっ立ってんだ!!」

 スパーダの声にルカは体をビクッと震わせてから、
 おずおずとカノンノの背後に回り、スパーダによって押さえつけられた少女の腕を後ろ手に縛った。

「ルカ!?なにを・・・!?」

 スパーダの拘束の手が解かれた。カノンノは足を絡ませその場に転倒してしまった。

「カ、カノンノ!大丈夫??」

「平気・・・だけど、何なの??早くほどいてよ」

「駄目だぜ。依頼者に逆らう気かよ」

スパーダは面白そうに顔をゆがめた。

「話は簡単だ。このルカ坊ちゃんに女ってのを知ってもらいたくてな。その相手をして貰いてー訳よ」

「な、なに、どういうこと・・・?」

 スパーダのかつて見ない黒い迫力におびえ、カノンノの声は小さくなった。

「わかんねーかな、こいつ一応15だぜ?けど、過保護に育てられたもんだからよ、エロ本も見たことねーの。
 ましてやオナニーなんか存在もしらねーし。だってのにイリアみてーな女がヘソだしで、
 常に近くにいんだぜ?そりゃ溜まるだろ」

カノンノはルカのほうを見た。
自分のことを話されているというのに、彼自身いまいち解っていないようだ。

「んでよ、体がおかしいっつーけど、まあ起ってるだけなんだよ。
 抜き方教えりゃ良いだけなんだけどよ、せっかくだから大人になってもらおうかって思ってよ」

 カノンノは顔から血の気が引くのを明らかに感じた。
 つまり、今から、犯されると言われているのか。スパーダは声を上げて笑っている。

「んじゃルカよ、カノンノの服、剥ぎ取りな。せっかくだから上からゆっくりとな」

ルカは言われたとおりカノンノの胸元のリボンを解きだした。

「る、ルカやめて、思い直して、ね?」

「ごめん、スパーダには逆らえないし、なんだろ、僕もこうしたいって言うか・・・」

ルカは顔を真っ赤にしつつ手を休めない。少年の心はすでに獣に占領されているようだ。

「大変だったんだぜ、ここまで。依頼出したは良いけど、 女限定とか言うのは怪しまれそうで無理だったからよ。
 血気盛んな男どもばっか依頼受けんだよ。メンドクセーけどそれぞれ付き合って修行してよぉ、
 おかげでLv70超えちまったぜ」

スパーダの苦労話を背に、ルカはついにカノンノのワンピースを脱がせることに成功した。

「わぁ・・・」

「へぇぇ、ちっちぇーけどいい形してんじゃん。おいルカ、触ってみ?」

露になった胸に対し感嘆の声を上げる二人。
カノンノは体をよじって逃れようとするが、無駄である。少年の手が双丘を捉える

「ぁ・・・っく」

「すごい、思ってたよりもっとやわらかいよ!なんか吸い付かれてるみたいだ」

「好きにしていいんだぜ。何なら、舐めてやれ」

「ゃ、やぁ・・・っ」

子犬のように胸にじゃれつくルカ。揉まれ、舐められ、カノンノの顔は真っ赤に染まっていく。

「俺はミントやティアぐれぇでけえのが好みだけどよ、ルカには丁度いい相手だったな。
 ってルカよ、カノンノの気も乗ってきたみてーだし、次、いこーぜ」

 息を弾ませながらも、名残惜しそうに胸から顔を上げるルカ。
 カノンノの安堵もつかの間、スパーダの手がショーツ越しにもっとも弱い部分に触れる。

「ひっ・・・」

「いいか、この中にお前のその起ちっぱなしの一物をぶち込むんだ。
 だが慌てんなよ?まずはここを思いっきり濡らして、入りやすくしねえとな」

「濡らすって・・・?」

「見てな」

スパーダはそのまま指の腹でカノンノのそれをこすり始めた。

「ふあ・・・っ、ぁあっ」

さらにショーツ越しに割れ目をなで上げ、掻くようにこすられ、
カノンノはかすかに訪れ始めた快感に身をくねらせる。

「ほら、シミが出てきたろ?」

「本当だ、おしっこなの?」

「ばか、マン汁だよ」

濡れてきた様子を二人に観察され、カノンノは羞恥で顔をゆがめる。
しかし恥ずかしさに比例するように、体は快感に反応をしめす。

「どうしてそこをさすると濡れてきたの?」

「あ?それは・・・カノンノ、ルカ坊ちゃんにお前から説明しろよ」

「ぇ、わ、私!?」

見つめてくるルカと目が合った。カノンノはこれ以上ないほど顔が赤くなるのを感じた。

「どうしてこんな風になっちゃったのかな、カノンノちゃんは?」

スパーダは音が響くようより激しく指を動かす。

「ぁ、ゃ・・・っやだぁ・・・っ」

「さっさと言えや!・・・正直に言わねえとこのままここに放り出してくからな」

スパーダの声の迫力に息を呑むカノンノ。
本当においていかれそうな恐怖に駆られ、カノンノは彼の言葉に従った。

「き、きもち、・・・良いから・・・です」

涙がにじんだ。その様子を見てスパーダはなお愉快そうに顔をゆがめた。

「解るか、ルカ気持ち良いんだとよ、気持ち良いと濡れんだよ。んで、それは男に対する準備OKの証でもある」

言うなりスパーダはカノンノのショーツを引き摺り下ろした。
目を丸くするルカにスパーダは、カノンノのそれを押し広げるように見せ付ける。

「いいか、ここだ。ここにぶち込むんだ。早くしろ」

「う、うん」

ルカはズボンの前を開け大きくなったソレを引きずり出した。ソレをカノンノの秘所にあてがう。

「ばか、もっと上だよ。そう、そこだ」

「うわ、ほんとに入ってく!」

「く・・・ぁあっ」

カノンノは快感に声を上げる。すでに十分に濡れたそこはルカをあっさりと迎え入れた。

「か、カノンノ大丈夫?痛くないの?」

「気持ちよすぎて言葉が出ねえってよ。良いから動け、自分の好きなようにで良いぞ」

素直にスパーダに従うルカ。いろいろと試すように体を動かす。

「すごいや、ほんとにすごく気持ちいいよ」

「ふああ・・あっ・・・っ!!」

しんと静まり返る空洞に嬌声と液体のぶつかる音だけが響いている。
カノンノはだんだんと思考をやめ、ただ快感におぼれ始めていた。

「な、何だろ??・・・っくぁ!

「ふああっ・・・!!」

ひときわ大きな動きの後、ルカはカノンノの中に精を放った。
同時にカノンノも達し二人はぐったりと崩れ落ちた。

「イッたか。早いけど、初めてだしこんなもんか」

「ねえ、スパーダもう一回やっていい?」

「次は俺様がテク見せてやっからまてよ」・・・

カノンノは薄れ行く意識の中でこの宴がまだまだ続くことを感じていた


「カノンノさん、またスパーダさんから依頼が来てますよ?
 今月でもう4度目ですね。よほど相性が良いんでしょうね、うらやましい限りです」

「うん・・・そうだね」

「どうしました?顔が赤いですよ?汗も出てるし。アニーさん呼びましょうか??」

「いいの、それより、依頼受けるから、よろしく」

「アイアイサー!」

カノンノはチャットに背を向け歩き出した。
その彼女のスカートの奥でかすかな振動音が響くのを気づくものはいない。

チャットは依頼受諾書に判を押した。


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