総合トップSS一覧>SS No.007-043
作品名 |
作者名 |
カップリング |
作品発表日 |
作品保管日 |
無題 |
204 ◆WdbK40Opts氏 |
ローパー×ダオス(女体化警報) |
2008/12/29 |
2009/02/11 |
何故こんなことになったのか、どうしてこんな目に会ったのか。
時空転移を繰り返したその反動というやつだろうか?
ダオスの体は、本来筋肉質で大柄な男の体だった。
しかし、その体はマナが減少を辿る未来へと跳ぶ度に、少しずつ弱まっていった。
ユグドラシルからマナを分けて貰っても、
本来いるべきではない空間に存在しているせいか、ダオスの体は徐々に弱まっていた。
国の主としての気高い容貌や、体に密着したコスチュームから見える硬質な体。
その体が弱まっていくのが原因なのか、ダオスは理解しがたい熱に苦しめられていた。
初めに下腹部に疼きを、そして脈拍があがり呼吸が荒くなる。
意識が朦朧としたまま、ダオス城の玉座に向かおうとした瞬間だった。
「っ!貴様!」
知能もないであろうローパー系の魔物がダオスの足を絡め取った。
テトラアサルトを繰り出すにしても、ローパーの触腕が
何重にもダオスの体に絡みついて出来ない。
魔術の呪文を唱えるにしてもローパーの腕が体を
這いずる感触に意識が阻害されて唱えられない。
「貴様、いい加減にしっ?!…んっぅうっ!」
何重にもダオスの体に絡みついて出来ない。
魔術の呪文を唱えるにしてもローパーの怒鳴り散らそうと口を開いた瞬間、ローパーの触手のが口に入った。
噛みちぎってやろうともしたが、弾力が強い上に
苦い粘液を出され涙目になりながら、口端から粘液と唾液が垂れ流すしかなかった。
不意に、ローパーの触手が膨らみ息苦しさを増したと思うと
ローパーの触手先端から小さな種のようなものが幾つも吐き出される。
「げほっがっ…ぐっぅえっ!」
苦しがり、吐き出そうとはしたが先の粘液に張り付き
ダオスの口に残るものもあり、つい少量を飲んでしまった。
まずい!そう思った直後、ダオスは自分の体に走る激痛に目を見開いた。
耐えきれない痛みでこそないが、今までふつうであった
2ヶ所が痛みだした。
胸部が膨らみ、タイツがはちきれそうになっていく。
息苦しさと、突如膨らんだ胸部への戸惑いに
ダオスが目を白黒させていると、触手が今度は下半身の
タイツを引き裂いていった。
「そんなっ馬鹿な!?」
普段ならばあるはずの物が無い。
特段大きいわけでも無かったが、上から
見ても確認できるくらいの大きさはあった筈だ。
ローパーの拘束の中なんとか身をよじり、太ももを
こすりあわせても本来あるべき物がそこにはない。
変わりに、よく分からなかったが粘液のようなものが内股を
伝わってきている。
一体何なんだと目を見開き、逃れようとするダオスの体を
触手が固定し、また1本の触手がダオスの内股に入り込んだ。
「ひっ!やっぁあっ!?」
唐突に漏れた声に一番驚いたのはダオス自身だった。
これほどまでに、淫猥な声を出してしまうとは思わなかったのだ。
内股に入り込んだ触手は、ダオスの自身が無くなった──
否、女性器とすり替わった部分をなぞっていた。
卑猥な水音に耳を塞ぎたくなりながらも、体を固定するローパーの
腕が邪魔で身動きもままならず、ただ愛撫に震えるしかなかった。
弱々しく目をふせ、長い睫を震わせていると触手は下半身だけでなく
タイツを圧迫する胸にまで、触手は登ってきた。
布を引き裂く低い音とほぼ同時に、タイツの中へと触手が入り込んできた。
「やっ気持ち悪っんぁっ」
先ほどまで平坦だった胸が、今は女のように膨らみ
挙げ句にはこんな薄汚い魔物に好きにされている。
屈辱感が倒錯的な快感に変わり、ダオスは女性器が絞まる感覚を味わった。
ヌルヌルとした感覚の中で、触手が蠢きゆっくり這い上がって
来だしたのを感じ、ダオスは悲鳴をあげた。
「やっいやっ貴様!止めろ!」
そもそも耳も脳もない本能だけの魔物に、そんな叫びは
無駄だったが叫ばずには居られなかった。
今から自分は犯されてしまう!それも雌として!
頭の中をそんな言葉が反芻し、なんとか逃げようと
体を揺さぶるが、そんなダオスの抵抗を無視して
触手はついにダオスの中へと入り込んだ。
狭くひくつき、ダオスが悲鳴を上げる度に中が窄まる。
その中を感情なき触手がただ、ただ這い上がってくる。
しかし、不意にダオスの中が狭くなった。
「やっあぁ…ん…?」
快感と屈辱に涙を浮かべている魔王は知る由もなかったのか
触手は、ダオスの処女膜にぶつかっていた。
一旦引き抜くように触手が動いた、やっと終わる──
しかし、ホッとした次の瞬間
「いや゛ぁあっ!?あ゛ぁっあ゛!」
ダオスの喉から今までにない悲鳴が上がった。
内股を鮮血が伝い、力を失った下半身はダラリと触手に
掴まれたままたれさがった。
苦痛、激痛の2文字がダオスの頭を支配しだしている。
最早、魔王としての品格や国王としてのプライドも無かった。
「誰かっ助けっああ゛ぁっ!」
触手に貫かれる度に体を震わせ、痛みに足が痙攣している。
誰かが助けに来てくれるはずもないのを分かってはいたが、
誰かに助けを求めるしか出来ない、そう今のダオスは
「女」ですらなく、ただ触手に弄ばれる「雌」に成り果てていた。
弱々しく魔物に体を委ねる他無い今の有りように涙を
こぼしていたダオスの耳にふと足音が聞こえた。
「ダオス!覚悟しっ…!?」
「きゃあ!」
「ウソー!」
「ほぉ、これはまた…」
パーティーのそれぞれ様々な感想が籠もった声が聞こえ
ダオスは漸く我に帰った。
しかし、我に帰ったとしても触手から逃れることもできず
ただ触手の好きなように体を貪られるだけなのだから。
青年や女性は愚か、幼女にまで今自分のはしたない姿を見られている。
乳房をさらけ出し、秘部を触手に犯されて…
「クレス、先にモーリア坑道を攻略しに行こう。
ダオスは現在お楽しみ中みたいだ」
「へ?!あっ、そ、そうですね、クラースさん」
流石に女性たちにこの光景を見せている訳にも行かないと
背を向けて歩き出すクレスたちに追いすがることもできず、
見られてしまった恥ずかしさと完璧に誤解されたという恥に
涙を浮かべながらダオスは触手に犯され続ける羽目になった。
「そんなっそんな馬鹿なぁーー!!」
めでたしめでたし
PS:ダオス様は童貞(元)処女と信じて止まない
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