総合トップSS一覧SS No.7-002
作品名 作者名 カップリング 作品発表日 作品保管日
新婚 907氏(26スレ目) エミル×マルタ 2008/08/18 2008/10/16

「ただいま・・・」
「エミルお帰り!!」
帰ってきたエミルにいきなり抱きつくマルタ

「わわっォマルタ・・びっくりするじゃないか」
「だってエミルが仕事行ってると一人で寂しいんだもん!エミルは寂しくないの?」
「えっ・・・いや、その・・・・寂しいけど、ちゃんと仕事しなきゃ・・」
「酷いエミル!私よりロイド達との仕事を取るのね!」
既に涙目になっているマルタ

「ええ?!!なんでそうなるの・・・僕はマルタとちゃんと暮らせるように」
「うるさい!うるさい!エミルなんか、エミルなんか、好きだけど好きじゃないんだから〜〜〜〜!」

そう言うと奥の寝室に引き込もったマルタ

「マルタ・・・」

寝室の扉を開けようとするが鍵がかかっていて開けられない
「マルタ!ちゃんと僕の話を聞いて」

返事がない
(ただのツンデレのようだ)
「マルタ・・・・・(僕、何か変な事言ったかな?)ハァ〜・・・」
つい溜め息が出てしまうエミル

仕方なくリビングに行くとテーブルの上に二人分の食事が置いてあった

「マルタ・・・一緒に食べるために待っていてくれたのか・・・」(ちなみにPM11:00)

悪いのは一方的に怒っているマルタだが
エミルは食事しながら
どうやったらマルタが機嫌を直してくれるかを考えていた


遅い夕飯を食べたエミルは再び寝室の前に行く

「マルタ」
やっぱり返事はない

「マルタ。もう寝ちゃって聞いてないかもしれないけど、僕が一番に想っているのは、マルタだよ!仕事の時も、どんな時でもマルタを想ってる。でも仕事も、マルタと一緒に楽しく暮らすために、頑張なきゃいけないんだ。そこはマルタにはちょっと我慢して欲しい。」

エミルが話している間も部屋から返事はない
しかしエミルは話し続ける
「僕はマルタの事が、す、す・・・・好きだよ!どんなに年を重ねても、マルタにどんな事を言われても、この気持ちは変わらないよ。」

「・・・・・・・」

「僕、明日も早いからもう寝るね。おやすみ、マルタ。あと・・・夕飯美味しかった。」
そう言うとエミルはリビングへと引き返した
マルタが寝室で籠城しているため
エミルはリビングのソファーで寝ることにした
ふと、窓際にある写真が目に入った

それは寝室にもある写真
旅をしていた頃に撮った、二人が写る写真
「マルタ・・・明日は機嫌直してくれとるといいなぁ」
そう思いながらエミルは眠りについた


翌日
「すいませんロイドさん、今日は早くあがらせて頂きます」
「おお、そうか!お疲れ」
「ちょっと、ロイド!!」
「へ?」
「ゴニャゴニャ」
「やっば!そうだった!」
「エミル、ちょっと待って!」
「何、ジーニアス?僕急いでるんだけど・・・」
「えっと・・・」
「??」
言葉に詰まるジーニアスを見てロイドが
「ゼロスがお前に至急の用件があるって言ってたぞォォ」
「??」
二人の態度が気になったが早く帰るために
仕方なくゼロスの所に行った

「すまん、ゼロス!!」
「ああ〜、後で怒られるね。ま、しょうがないか。さ、ロイド!僕達も急がなきゃ!」
「ああ!」

所変わって

「よう!エミルじゃないのよ!何でこんなとこにいるんだ?」
「え?だってロイドさんが「ゼロスが至急の用件がある」って言ってたから」
「(ロ、ロイドの奴〜〜〜!後でただじゃおかねぇからなぁ〜)おう、そうだった!実はな、〜〜〜〜〜〜」

エミルはゼロスの用件のせいで
二時間も遅くなってしまった

急いで家に帰ったエミルだったが
家の前について妙なことに気が付いた

家に明かりがついてない
「おかしいな、マルタがいるはずなのに・・・」
不安になってくるエミル
玄関のドアも鍵がかかっていなかった

不安にかられるエミル
「マルタ・・・出ていちゃったのかな・・・」
寝室を覗くがマルタはいなかった
「マルタ・・・・」

ガタッ!
「!!」
リビングから音がする
「マルタ?!」
急いでリビングに向かい
扉を開ける
「マルタ?!!」
パンッパンッパンッ!!
「へ?」
何発ものクラッカー(ザクの武装じゃねぇよ!)と共に明かりがつく

そこにはかつて共に戦った仲間たちがいた
「みんな、どうして?」
呆気にとられているエミルにコレットが
「忘れちゃったの?今日はエミルとマルタの・・・あれ、なんだっけ?」
「結婚記念日でしょ!」
リフィルがフォローする
「そうそう!」
「まったく!ロイドもコレットも忘れっぽいんだから」とジーニアス
「ホントだぜ!エミルを引き止める役はロイドだったのによ!」とゼロス
「面目ない」

「ほらほら、パーティの主役を放置しないの!」
「あの・・・マルタは?」
「ああ、それならもうすぐ来ると思うわ」

するとどこからともなく
しいなが現れ
「お待たせ!いよいよマルタの登場だよ!」
そういうとマルタがリビングに入ってきた


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