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作品名 作者名 カップリング 作品発表日 作品保管日
銀髪少年は黒髪美少女がお好き 264氏(25スレ目) ルカ×チトセ 2007/12/15 2007/12/21

 南の島ガルポスにたどり着いた一行。
記憶の場探しはとりあえず置いて、ギルドダンジョンで稼ぎに稼いだ
ウン十万ガルドでひと時のバカンスを楽しむことにした。
「と言う事で、ルカ! あたしら水着調達して着替えてくるから、
アンタは浜にパラソルでも立てて場所とっときなさい!」
「うん、わかった。そっちも、早くね」
 ちなみにルカは既に普通の海パンをはいている。
「ええ。何か飲み物も持っていくわ」
 ……これは当然イリアでなく、アンジュだ。
(そういえば、アンジュが身体の線が出るような格好するのって初めてだな。……えへへ)
「にいちゃん、鼻の下のびとおで。やらし〜」
「やーい、むっつりスケベ!」
「ああ、いやだ。その視線であたしたちをなめまわすつもりなんでしょ! この変態!」
「スパーダまで加わらないでよ……だいたい、スパーダだって嬉しそうじゃないか!」
 スパーダも既にトランクスタイプの水着を着て、脇にはサーフボードまで抱えている。
パラソルを持ってくれる気はなさそうだ。
「あたぼうよ! アンジュのむっちむちな水着姿だぞ! 期待しねえでどうする!」
「ええ……開き直っちゃったよ……」
「いいか? 俺は普通のスケベ。お前はむっつりスケベ。この差はでかいぜー?」
 すっかりむっつりスケベにされてしまったが、特に反論する気力もなかった。
とはいえ、やり込められてしまって二の句が次げない。
 そんなルカを見かねたかどうか、既にパラソルを脇に抱えたリカルドが声をかけた。
「ほれガキども、いつまでも話してないでさっさと行くぞ」
 ウェットスーツのようにほぼ全身を覆う水着だ。素潜りでもするつもりなのだろうか。
「あ、はーい!」
 これ幸いとばかり、ルカは駆け出した。

 リカルドからパラソルを受け取って、ビーチまで走っていく。
普段持っている大剣に比べればなんてことの無い重さで、ルカは初めてこの力を単純に便利だと感じた。
 いかに世界一の観光国とはいえ、戦時中のビーチには人気が少ない。
平らで、波打ち際にほど近い絶好の場所にパラソルをどかどかたてることが出来た。
(それにしても、本当に人が少ないな。僕らもこんなことしてていいのかな……)
 優等生の部分が顔を出してくる。
 自分の考えを否定してくれる人が欲しかったのか、
なんとなく浜を見渡して、割と近くに人が居たことに気づいた。
パラソルの下にビーチチェア、そして丸く小さいテーブル……それら全てが白。
寝そべっているその人影は、今まさにテーブルの上の大きなグラスを取ろうと、身をよじったところだった。
 その髪は黒。小説で読んだ事がある。烏の濡れ羽、と表現される艶のある髪。
かなり長く、腰元まで特徴的なウェーブを描いている。
普段は髪をまとめているのかもしれない。目元はサングラスをかけているため見えなかった。
 着ている水着は、ワンピースタイプだ。ピッタリと身体に合っていて、胸の下のラインもきっちりと浮き出ている。
色は、南国の花を思わせる明るい赤に、黒い線で模様が入っている。華やかなようで、何か近寄りがたい感じもした。
 身をよじった事で水着も同じくよじれて、整った胸がことさらに強調された。胸自体はさほど大きくないが、
腰が細く、均整の取れた肉体の柔らかい質感が、ルカの目をくぎづけにする。

 ルカはもう一度、この力がとっても便利だと思って、立ち尽くしたままその女性を見ていた。
 薄い桃色の、小さな口がストローを吸う。ちらりと見えた歯もまた純白だ。
 投げ出した足の白さがまぶしい。そして良く見ると、ワンピースの割にやたらと股の切れ込みが鋭くて、
腰骨あたりまでカットされている。目のやり場に困る、
とは余人がいる場合の話で、今の場合まさに目のやり場はここにこそあった。

 ルカが再三、前世の力バンザイと思って、ハァハァしながら眺めていると。
「!!」
 目が合った。と思う。サングラス越しに、気づかれた気配がした。
(うわわわわわ、ど、どうしよう、じろじろ見てたことがばれちゃったら……!)
 顔を真っ赤にしながら血の気を引かせる、という曲芸を披露していると、
「こっちに、来ませんか?」
 近いと言っても割りと距離があるはずなのに、よく通る声だった。だが、それ以前に。
「え、この声……」
 確かめるため、駆け寄ってみると。
「また会ったわね、ルカ君」
 サングラスをはずせば、見知った顔だった。
「チトセさん! な、なんでここに!」
 チトセは艶然と笑って、
「バカンスよ、バカンス。……それより、」
「! あうっ!?」
 身体に電流が走ったかと思った。
「さっきから私の身体をみて、こんなにしてくれてたのね。……うれしい」
 海パンはそんなに余裕がある着衣ではない。そんなものを穿いて、女性を見て興奮していればどうなるか。
それを撫でられただけで、ルカは腰が砕けたような衝撃を受けた。
「ちょ、ちょっと、駄目……!」
「分かってるわ。あなたがここにいるということは、あの女も、と言う事だものね。場所を変えましょう」
 そういう駄目ではないのだが、アレを撫でられながら言われると、頭がボーっとして抵抗できない。
されるがままに、腕を組んで人目に付かない岩場へと歩き出した。


 岩場に入るなり、さっそく海パンを下ろされ、先端にキスされる。
「あうっ」
 こみ上げてくる衝動をこらえるので精一杯のルカは、されるがままだった。
 チトセが口をもごもごさせてから、開ける。
 口内にはつばがねっとりと湛えられ、それだけでるかの劣情を掻き立てた。
 お互い言葉を発する間すらなく、ルカのものが根元までくわえ込まれる。
初めて性器で味わう人の口の中の感触は、温かく柔らかく甘美で、一度覚えたら忘れられそうに無い感覚だった。
 知らずの内にチトセの頭に手を置いている。こっちはこっちで別の温かさで、さらさらした髪の毛が気持ちいい。
優しく頭を撫で、耳にかかった髪の毛をそっとかきあげてやる。
 髪を下ろしたチトセが照れくさそうに笑う様は、少しサクヤに似ていた。
 はにかむ顔、すぼめた口の中に何を咥えているか思うと、なんともいえない気分になる。
「ん、ぷ、はっ! ……すごい。どんどん大きくなる……」
 ちょっと苦しそうに、チトセの口から、ずるり、とルカのものが引きずり出される。
自分でビックリするほどそれは大きく怒張していた。チトセの唾液にまみれて、ぬらぬらと光っている。
「や、やっぱりまずいよ、チトセさん……こんな、僕たちまだ、知り合ったばっかりっていうか、その、」
「いいえ。私は前世からずっと、お慕い申しておりました。アスラ様にこんな風にご奉仕できるなんて……夢みたいです」
 かなわぬ夢が偶然かなった、とでもいいたげに目じりに涙を浮かべて微笑むチトセは、実にいじらしかった。
「ううう……でも、こんな状況で……」
「そうは言っても、そのままでは戻れないのではありませんか?」
 それはその通り。今の大きさでは、確実に頭一つ分はみ出る。
「ど、どうしよう……イリアに殺されちゃうよ……」
 すっかり浮気亭主といった風情だ。
「大丈夫、元の大きさに戻るまで、なんどでも私を抱いてください……」
 チトセはもともと面積の小さい股の部分をずらして、極薄い茂みを晒した。
 つうう、と透明な液体が一筋落ちる。ルカのが硬さを増した。
 ここまで我慢した自分を褒めてあげたい。とはルカは思わないだろう。
 だがなんにせよ、ルカの中の何かが切れた。チトセを押し倒す。
「ハッ、ハァっ……! い、入れるぞ……!」
 思えば、アスラもこんな事はした事が無いのではないか。
 体格が体格だし、人間と同じく性器がついていたかも怪しい。
 初めてアスラの先を行ったような優越感を感じる。
 そうだ、アスラは、結局イナンナもサクヤも抱けなかったのだ。
 でも自分にはできる。まずはサクヤを自分好みの身体に開発して、ゆくゆくはイナンナも……!

 的確に膣の入り口を捉え、力をかける。
「痛ッ……」
 押し殺した小さな悲鳴に、一瞬で狂える意識から覚めた。
「だ、大丈夫!? 痛いなら……」
 ルカの唇に、そっと人差し指を乗せる。
「いいのです。あなたに求められる事が私の喜び。荒々しく引き裂かれることは、むしろ喜びを大きくする位です」
 そう言った表情は、本当に満足げに微笑んでいて、だからこそルカは力を緩めた。
「アスラ様……」
 とたんに悲しみに彩られる表情に、胸が締め付けられながらも、それ以上言わせないうちに唇を塞いだ。
「んむっ……」
 驚きに硬直した体から、すぐに力が抜ける。
 顔を離すと、先ほどまでとは少し違う、夢見る少女のように恍惚とした表情で、
「アスラ様……」
 同じ言葉でも、含められた意味がまるで違う。
 ルカはチトセの身体を抱き起こして、白い耳をあまがみした。さりげなく胸にも手を置く。
 突然の快感に身体をそらせるチトセをなおも抱き寄せて、耳元でささやく。
「お前を悦ばす事が、今の私の喜びだ」
 チトセの目じりに浮かんでいた涙が、後から後から流れていく。ひし、と抱きつかれ、
「ああ……アスラ様……! うれしゅう……うれしゅう、ございます……」
 震える背中に手を添えてやると、急にチトセがかわいく思えてきた。
 この娘には、自分がいなくては駄目だ。アスラなしでは生きていけない。
 そんな所に、自分が快楽を仕込めばどうなるか。
 楽しいことになりそうだ、と思いながら、チトセの首筋に顔を埋める。
両手で、乳房を弄んだ。下布が無い水着は、大事な部分がぽっちりと浮かび上がって、簡単に摘むことが出来る。
 引っ張ったり、回してみたり、押しつぶしているだけでも小気味いい反応が返ってきて、飽きる事が無い。
「あんっ、そこ、だめです、あすらしゃまあ……」
 先ほどのささやきがそんなに効いたのか、チトセは身も心も任せて甘えきっている。
 上から水着をずらして、乳房を露出させてじかにもむ。
 手に収まりきるくらいの、しかし確かな大きさを持ったそれは、
 吸い付くような肌触りと柔らかさで、スパーダがアンジュにハグしてもらいたがったのも良く分かる。
 ただ、確実にチトセの方が肌は綺麗だろうな、と思って変な優越感を感じた。
「ああ……アスラ様、どうか私に御慈悲を……」
 熱に浮かされたようなチトセのうわごと。ルカは、額と額をくっつけて、唇が微妙に触れる距離で答える。
「ん? 何のおねだり? もっとはっきり言わないと分からないよ」
「わ、私に……アスラ様の、おち……ん、ち……ください……」
 羞恥に恍惚を感じているのか、顔を真っ赤にしながらも悦びが隠し切れていない。
 平たい岩まで抱っこで運んでいって、仰向けに寝かせる。今度こそルカは遠慮なくチトセに突きこんだ。
 ぷちゅ、という水音は、血の流れる音では決して無い。
 奥まで届く間もなく身体をのけぞらして痙攣したチトセが、ごつ、と岩に頭をぶつける音がした。
当人はまるで気にせずに、蕩けきった顔でよだれをたらしながら虚空に視線をさまよわせている。
 それでもなんだか痛そうなので、覆いかぶさるように抱きしめて、頭の後ろに手を添えてやった。

 密着するのが嬉しいのか、チトセもピッタリとくっついてこちらを抱き返す。
 色っぽいというよりは、子犬のように無垢で純粋な好意の現われのように思う。
 これからその純粋な思いを肉欲で染め上げることを思うと、中に入った棒がますます硬くなる。
 チトセは外で抱きしめるのと同じように、膣の中の棒もキュッと抱きしめてくれる。
まだ出し入れはしていないが、緩急をつけた締め付けだけでも射精感がこみ上げてきた。
「動くよ」
 一声かけて、根元まで埋まっていたものをゆっくりと引きずり出していく。
大きく張ったカリが膣内のひだを引っ掛けるたび、
「ああっ♪」とか「ぉおんっ♪」という甘い声を耳元でささやかれ、果てそうになる。
だがチトセの方は、果てそうになるどころか断続的に絶頂しているようで、
腰に絡み付いていた脚がくにゃりと離れ、ほぼ180度に開脚していた。
 そこを、あえて訊く。
「気持ちいい?」
 訊きながらも、前後運動はさらに激しくしてやる。
「はひぃっ! きも、ぎもぢ、いい゛ッ、イク、イきますうッ!
 あすらしゃまぁ、しゅき、しゅきぃ!」
 聞き取れたのはここまでで、あとは「あしゅらしゃま」と「しゅき」の繰り返しだった。
 さすがに声が大きくなってきたので、抱き起こして岩に腰掛け、唇で唇を塞ぐ。
下から容赦なく突き上げてやると、一番奥のほうがむちゅ、と吸い付いてくるのが強く感じられ、
その感触が気に入ったので、根元まで入れっぱなしにして、横に円運動させ、チトセの一番奥を亀頭で撫で回す。
(でるっ……!)
 最後に腰を浮かせて一突き入れるのと同時、奥に密着したまま大量の精を放った。


 穏やかなチトセの寝顔を見ながら、日が大分傾いているのに気づく。
「ああ……終わった……」
 僕の命が。とは、口に出す気になれなかった。


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