総合トップSS一覧SS No.6-053
作品名 作者名 カップリング 作品発表日 作品保管日
ロイドのお話 475氏(24スレ目) コレット 2007/07/08 2007/07/19

「こうしてさ、友達同士一緒に居るのって久しぶりじゃない?」
「いえてるな、ジーニアス。」
旅を終え、事件が無くなった平和を過ごしているロイドとジーニアスは、ロイドの部屋にいた。
部屋の隣には、例のコンビのゼロス・ワイルダーとジェイド・カーティス、
コレット・ブルーネルがいた。
ロイドにとってジーニアスは親友だ。
彼は、ジーニアスを襲いたいと常に心の中で思っていた。
しかし、ジーニアスを襲って手を出すにしてもまずい。
見つかった時、姉のリフィル・セイジに危ない魔法をかけられるからだ。
それでも、ロイドの心の中は常に、ジーニアスを襲うことばかり考えていた。
「なぁ、ジーニアス・・・お前に取って俺は・・・。」
「ん、何か言った?」
ジーニアスは、ボツボツと小さい声で語るロイドに尋ねだが、
「何でもない。コレットが気になるだけだ。」
ロイドはそういうと、ジーニアスの肩に手を置いた。
「・・・僕の肩に何かついている?」
さっきからロイドの不振な行動を気にしているジーニアス。
「お願いがあるんだ。俺と・・・お・・・れと・・・せせせせせ・・・セック―――」
「それって本気?冗談でしょう?」
ジーニアスは、彼が何かを言おうとしたのを確信した。
「なっ、何言ってんだよ。俺は――!!」
「コレットなんかより僕の方がいいって?」
一生懸命に言い逃れをするロイドだが、何言っても通用しない事が現実だった。
「いいか、これはあくまでも・・・だぁあもう、お前の力が必要だ。」
それでも、焦りながらも説得をするが、
「コレットがいるじゃないか。」
と、とどめにきっぱり言われてしまった。
ちなみにコレットは、ジーニアスと違って女性だ。
男性であるロイドと女性のコレットとの相性はいいはずだが・・・。
「コレット?・・・・えぇ〜・・・」
ロイドは、頭を抱えながら不満そうな顔を見せる。
「確かに、俺のタイプだし・・・可愛いからOKだけどさぁ〜あいつ、すぐにイってしまうからなぁ〜。」
「どうしてヤってもないのに、コレットが早く絶頂をするって分かるの?」
ジーニアスは、ある程度性の知識を身に付けている。
これは、リフィルが教えたわけではない。
偶然、図書館にあった性教育の本を見てしまった事から、頭から離れないのだ。
「実は、コレットがオナっている所を―――」
「見てしまったってこと?」
「まぁ・・・な。」

旅の途中、寝床につこうとしたロイドは、外から聞こえる小さな声に反応した。
「何だ・・・人が寝ようとしてる時に・・・!?!」
彼が目にしたのは、テントの近くに生えている木に隠れている人影。
気づかれないように覗き込んでみれば、コレットが自慰行為をしているのを見てしまった。
「ん・・・こんな・・・はずあぁ・・・ん!・・・」
コレットは、何度も何度も小さい痙攣をして息も荒い。
ロイドは、ばれないと思いこみ、もっとコレットの方へと近づこうとした。
だが、不運にも彼が腰に付けていた護身用ナイフがベルトから取れてしまったのだ。
ナイフは、ロイドは覗き込んでいるのがばれる位、地面に音が鳴った。
―――やべぇ・・・・コレットに殺される!!――――
自慰行為をしているコレットとの間が近い為か、逃げる事の出来ないロイドにとっては
もう終わりだと思った。
「―――あっ、あっ、ロイドぉ・・・早く来てよ・・・。」
幸いにも、彼女は自慰行為で周りの事に気がついていなかったようだ。
―――おっしゃあ!チャンス!!―――
ロイドは、落としたナイフを放ったからにして今度こそコレットに近づいた。
コレットの真横にたどり着いた彼の目に映った物は、彼女は白い服を着たままで下着を脱いでいた。
右手で彼女の性器を愛液で濡らしながら触り、左手は近くにある木の枝をしっかりと握っていた。
「はぁ・・・はぁ・・・何やっているのかわか・・・っているのに・・止まんない・・・ぁあ!」
ロイドはコレットの顔に注目してみると、涙が流れて口からも唾液が少々溢れていた。
見ているうちに興奮してきたのか、彼は勃起までしていた。
『コレットの中に入れてぇよ・・・!』
そう心の中で言いながら、ロイドはコレットが絶頂するまでじっと眺めていた。
『そろそろイけ!イクんだコレット!!』
期待を胸に秘めて、ロイドの鼻息はかなり荒かった。
「あぁあっ!もう駄目イク・・・!!イッちゃう・・・!――――んあっ・・・!!あっ、あぁっ!」
コレットは、大きく跳ねらせて透明の愛液を放出した。
愛液は、尿を出すかのように出続けて自分では止める事が出来ない。
彼女は、涙を流しながら目をつぶって、声を無意識に出していた。
可愛い声を思い切り出しながらの絶頂を終えると、コレットはその場で寝込んでしまった。

「―――という夢を見たんだよな、俺は。」
「ただの夢だったの!?」
ロイドの夢オチにだた驚くしかないジーニアスだった。
「じゃあ、僕もそろそろお暇するから。」
ジーニアスは、すっと立ち上がるとロイドの部屋から出て行った。
「うおぉい!待ってくれよジーニアス!!」
結局、ロイドの「コレット自慰夢」で幕を閉じざるを得なかった。
―完―


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