総合トップ>SS一覧>SS No.6-046
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作者名 |
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作品発表日 |
作品保管日 |
無題 |
239氏(24スレ目) |
イレーヌ×リリス |
2007/04/29 |
2007/05/04 |
ある日のリーネの村に一人の美女が現れた。
ウェーブがかかった紫の髪に胸元が開いた服…それはつい先日、スタン達に倒され自ら命を絶ったはずのイレーヌ・レンブラントだった。
彼女はリーネの村の一番奥へと歩みをすすめる。
これだけの美女が現れたというのに、――しかも突然にだ――村人達は一向に彼女に視線をむけない。
まるで彼女がいることに気付いていないように………。
「♪ふんふ〜ん♪〜〜♪」金髪をリボンでポニーテールにまとめ愛用のエプロンを着用しキッチンに立っている少女、
リリス・エルロンは鼻歌を歌いながら夕飯の用意にいそしんでいた。
今日は自分の祖父が羊の世話をしに出ている為、今家の中には彼女一人である。
「よ〜しできた、おじいちゃんを呼んでこよっかな♪」
上機嫌でいいながら火を止める。何故かおたまをはなさないまま祖父を呼びに玄関へ向かう。と、 コンコン、
扉がノックされた。
(おじいちゃんが帰ってきたのかな?)
そう思いながら扉をあける。
「は〜い、おじいちゃん?今あけるから……え?えっと…」
そこには自分の祖父ではなくやけに露出が多い服をきた美女がたっていた。
「あなたがリリスさん…綺麗ね…」
「だ、誰ですかあなた…んんぅ!?」
突然現れたイレーヌがリリスを抱き寄せ唇を奪う。
当然の事ながらリリスは抵抗するが、イレーヌの力は女性のそれとは思えない程に強くリリスを抱きしめている。
「ん…!ん!やめ…んんぅ…!」
抵抗をしている間に家に押し込まれ、壁際まで追いやられ肩を壁に押し付けられ腕を掴まれた。
…パタン、ガチャ。
扉がしまり何故かひとりでに鍵がしまる音がした。
カランカラン…!
手にしていたおたまが床に落ち音を起てる。
「ん、く…んぁ…!!」
イレーヌの舌がリリスの唇に入り込み中を蹂躙するようになめ回す。
逃げようとするリリスの舌をとらえ無理矢理絡ませ、唾液を送り込む。
静まり返った家の中に二人の吐息とピチュピチュという卑猥な音が響く。
「ンク…ンク…!」
逃げ場がなくなった唾液がリリスの喉におちていく。喉を鳴らしながら唾液を飲まされていくリリス。
エプロン姿の金髪の美少女が、谷間をみせ色気をふりまく紫髪の美女に唇を奪われ犯されようとしている。
最高に卑猥で目を見張る光景である。
「んん…はぁ…はぁ…何するんですか!!」
程なくしてイレーヌが唇を離した。顔を真っ赤にそめたリリスとの間につぅ…っと光る糸が引いた。
その糸を舌でなめながら自分を睨みつけるリリスに答える。
「私は…イレーヌ。よろしくねリリスさん…♪」
「ふ、ふざけないで下さい!何でこんな事…それに早く離して下さい!」
イレーヌの腕はまだリリスの腕をつかんでおり、もう片手らいつの間にかリリスの腰に回されていた。
さっきから引き離そうと懸命に体をゆするが無駄な努力に終わっていた。むしろ体力が奪われていくだけであった。
「あらつれないのね?キスしたなかじゃない♪」
「な…!!」
「あなたの唇おいしかったわ…舌と舌をからめて…喉鳴らしながら私の唾液のんじゃって…可愛い♪」
「あなたが無理矢理のませたんでしょう!いい加減にしないと…人を呼びますよ!」
まだほてった顔でイレーヌを睨みつける。
しかし、心なしか瞳は潤んでおり唇はさっきのキスで艶やかな光を帯びていた。
「そんな顔でいっても…ねぇ?それに…あなただって嫌でしょう?女の人に襲われたなんて…皆に知られたくないでしょう?」
「う……いいから早く、離して家から出ていって下さい!!」
再び抵抗するも簡単に押さえ込まれ抱き寄せられてしまう。
「いやよ…あのスタン君の妹さんの体…彼を手に入れるのは叶わなかった…だからね、あなたを抱いて満足したいのよ…!」
「何いって…私をだく!?そんな事…」
「できるのよ…私はかつての天上人と同じ力を手に入れたの…だからこんな事もできる…」
「!!?」
自分に何かを押し付けられる感覚にリリスが下をみる。
そこにはなんと、男性のそれのようにそそり立ちイレーヌの着衣をもりあげている何かがあった。
「ふふ…あなたに触れていたらこんなになっちゃったわ…これであなたをよがり狂わせてあげる♪」
「い…いやぁ…誰か…おにいちゃん…!!」
搾り出すようにして出した声はいつも自分を守ってくれていた兄を呼んでいた。
「無駄よ…彼ならきっと今頃は外殻大地にいる。あなたを助けられはしないわ。さらにいわせてもらえば…この家の周辺に結壊を張らせてもらったわ…だから二人きりで思う存分楽しみましょ?」
いうがはやいかイレーヌはリリスを抱きしめたまま、寝室へ向かう。
その意図をよみとったリリスはあらん限りの力で抵抗する。
しかし、イレーヌの力の前には全く無意味で、さらに体力を使ってしまい息を荒くしながら連れていかれる。
「はぁ…はぁ…あ!!」
寝室にくるなりリリスはベッドに押し倒された。
すぐに立ち上がろうとするがその前にイレーヌの体がのしかかってきた。
「無駄だっていってるでしょう…」
そう言うとイレーヌは人差し指を突き出し詠唱をはじめる。
その詠唱が終わった時、リリスの両手は光る輪っかで頭の上で拘束される。
「昌術の応用みたいなものよ…これで…抵抗できないわね。」
「い、いや!!離して!ん…こんな!」
両手を動かそうとやっきになるが、その光の輪はびくともしなかった。
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