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作品名 作者名 カップリング 作品発表日 作品保管日
Tales of Dead End 第一章 ジャラモン氏 女キャラ総出演 2007/04/13 2007/04/15

それはある日突然起こった。
突如、全てのテイルズ世界が融合し、
今までに無く強力な魔物たちが人々を襲った。
英雄達は力を合わせて、魔物たちへと立ち向かったが
その力はこれまで戦ってきた者達とは全てにおいて桁違いであり
世界を救った英雄達ですら、赤子の如く敗れ去っていった。
闇の魔物達は襲った人間を捕らえ、自らの巣へと運んでいく。
それは英雄達でさえ例外ではなかった。

第一章 (P,S,A)

「う…、ここは?」
ティアが目を覚ますと、周りには幾人もの女達が
さきほどの自分と同じように倒れていた。
「――はっ!教官!?」
そして自分の一番近くにいた女性の身体をさすって
意識を取り戻させる。
「…くっ、ティア…か?」
リグレット、ティアとその仲間達に倒された存在。
彼女だけではない、テイルズ世界が全て融合した影響により
かつて死んだ者達の一部もまた、この世に蘇っているのである。
そして、嘗て敵だった者達は、その殆どが
今は争うよりもこの世界の魔物達を倒そうと協力関係を結んだのであった。
しかし、この融合世界の魔物達には、そんな英雄達の力でさえ勝つことは出来なかった。
自分達もまた、魔物たちを倒す為に仲間と共に戦い、そして全く歯が立たず、敗れた所まで覚えている。
気を失っている間に、こんな所まで連れてこられたのか?
よく見てみれば、周りにいるのは
あの時一緒に戦った者達だった……。
しかし、その中には自分の愛する者はいない…、
いや、むしろ…男は一人もおらず。
ここに連れてこられたのは全員が女であった。

ティアに続いて、
他の者達も目を覚まし始め、辺りを見回す。
ここはどうやら部屋の中のようだ…
ただ、壁は生き物の内部のように赤くブヨブヨしており、
異質な事に出入りらしきものが全く無い四角形の密室だった。
石造りの床が冷たく、連れてこられて余り時間が経っていないと予測できた。
「ここは、一体?」
「それに…他のみんなは?」
プレセアの言葉に続いて、
コレットがここにはいない男達の心配をした。

今この場にいるのは
ミント、アーチェ、すず、アミィ、ミラルド、リア
コレット、リフィル、プレセア、しいな、セレス、マーテル
ティア、アニス、ナタリア、アリエッタ、リグレット、ノエル、カンタビレ
と、気を失う前に共に戦ったり、待機していた女性の仲間達は全ていた。

「ね、ねぇ…早くここから出た方がよくない?なんか、ヤバ気な感じ。」
「アニスさんの言うとおりです。まずは脱出法を探して、それからクレスさん達を探しましょう。」
すずはアニスに同調するように言った。

「賛成だね。ここ、なんか気分が悪くなるし。」
しいなが言い、他の女性達も賛成する。

皆の協力さえあれば、このくらいの壁ならばどうにかなる。
そう考えて、壁への攻撃を始めようとした

その時だった。

フシュ〜〜!
「きゃあ!」
「な…なに!?」
壁から吹き出てきたピンク色の煙に女達は驚き、それから逃れようとするが、全ての壁から出ている上に
この密室の中、追い込まれるのは時間の問題だった。
魔術や飛び道具を使っても、煙は勿論勢いを止めない。
身を寄せ合いながらも無駄だと分かりつつ中央に固まった女達を桃色の煙は逃すはずは無かった。
「く……!あ…」
パタリと、ミントが腰が抜けたように倒れた。
「ミント!どうし…あ…」
続いて隣にいたアーチェが、
そして次々と煙を浴びた少女達は身体の力が抜けて倒れていった。
「くっ…身体が…」
「動かない…」
麻痺効果の有る煙…いや、それだけではない、
この煙を浴びたと同時に女達の中には奇妙な感覚が生まれていた。
「うくっ…」
アミィは、奇妙な声を上げて叫ぶ。
その顔は紅潮し、唯一動く手は股のほうへと向かっていた。
彼女だけではない、ノエルも、セレスも…全員が同じように
股間が燃えるように熱くなるのを感じ、疼いていた。
「う…あぁ!」
更に、肌に衣服が擦れるだけで異常なほどに感じてきた。
「この煙…まさか、媚薬か…」
カンタビレがそのことに気がついた時には
全員、喘ぎながら股の下を濡らしていた。
「あ…ううく!」「ひゃああん」
アニスやアーチェ等は自慰にまで至っていた。
一応、自慰に走る者が少ない辺り流石は英雄といった所だろう。

ゴゴゴゴゴ…
「!」
「あ…!」
その地獄に、更なる悪夢を運ばんと
突然壁にポッカリと穴が開き人型の魔物(ゾンビ、鎧系)が数体、部屋の中に入ってきた。
戦う…いや、逃げないと…
こんな状態じゃ戦いになんてならない。
すでに戦意を喪失した少女達は、必死に身体を動かそうとするが
もはや、少しでも身体を動かそうものなら疼きが最高潮に達しイッてしまう。
そんな状態となっていた。

「いや…アリエッタの方に来ないで!」
魔物の一体がアリエッタの方へ向かう。
魔獣使いと呼ばれた少女でも、この世界の魔物は別ものだった。
幼い少女は必死に抵抗しようとするが、媚薬の効果で意識を保つのが精一杯だった。
「へ……?いや…いや!」
魔物は一瞬、彼女の前に止まるとスルスルと、彼女の服を脱がせ始める。
少女は抵抗できずにその動きに従う上着を綺麗に取り、スリップも剥ぐと
小さな胸と可愛いパンツが顔を出した。
「や…めて!服返して…」
魔物はその言葉を聞かずに、
最早唯一彼女の肌を守るものになったパンツに手をかける。
「いや!いやいやいやぁああああ!!イオン様ぁ!助けてぇ!」
媚薬で飛びそうな意識を堪えるも、
その最後の一枚ですら剥がれ、アリエッタは生まれたままの姿となった。

「う…来ないで…」
セレスのほうにも魔物は近づく…
お兄様!
心の中で叫ぶが、戦いの中で気がついたら別れていた兄は来るはずも無く
その身体に魔物が触れた。
アリエッタと違い、魔物はいきなりスカートの中へ腕を突っ込むと
そのままパンツをズリ下ろす。
悲鳴を上げるまもなく、いつの間にか後ろの回ったもう一体がセレスの腕を掴み
万歳をさせると、パンツを剥いた魔物がスカートの端を持ち
上に向かって勢いよく剥ぎ取る。
「いやあああああーーーーー!!!!」
セレスの叫びが聞こえないかのように、魔物達は無表情で
少しばかり背伸びしたブラとキャミソールをも剥ぎ取り始めた。

「クレスさん…」
ここにもまた、愛すべき人に助けを求める声があった。
当然、その少女・ミントにも先の二人と同じ末路しか待たない。
「いや…」
気がつかないうちにミントの下に水溜りができる。
先の二人を見ての恐怖か、更に先にされる事に対する恐怖か…
どちらにしても魔物は興味なさげに先の二人と同じく作業を開始した。
「ああ…やめて…」
一人がミントの上半身を起こし
一人がブーツを一つずつ脱がし、法衣を捲くる。
普段は拝めない瑞々しい美脚に通る水滴…
その股からグッショリと濡れたショーツを抜き取る。
「うう…やめ…」
声は聞かれること無く、作業は進む。
法衣をゆっくり捲くられて、その巨乳までたどり着く。
「あぁん!」
その先端に魔物の手が触れビクッ!と仰け反るミント
媚薬の効果は抜群だった。
そして、あとはセレスと同じく法衣を剥ぎ取られ
ミントは、豊満なバストを守るブラ一つしか身につけていない扇情的な姿となっていた。
魔物は、トドメといわんばかりに
ミントの両腕を広げると、そのままブラを剥ぎ取った。
プルンという音と共にバストが揺れる。
「うう…ううう…」
涙で濡れる聖乙女は今は魔物達の見世物にしかなっていなかった。

「いやあああ!!」
「やめ…きゃああ!」

魔物達は作業を進める。
女達の身に着けている服を剥ぎ取る作業を。
その顔には意志は無く、それ故に何をされるのか…
全く分からない未知の恐怖があった。
しばらくして、全ての女は生まれたままの姿…全裸となって床に転がり、
その着ていた服は魔物たちが持ってきた箱の中へと入れられていた。

「うう…返してよぉ…」
アーチェが言うが、その答えは否のようだ。
魔物達は服を部屋から出て行く…彼女達にそれを追う力は無い…
そして、部屋に開いた穴は再び閉じていった。

うおおおん

「え?」
同時に何かの声のようなものが聞こえ…
後ろを振り向くと、そこには壁に3つの穴が開いていた。
出口?でもなんで?
誰もが思ったその時だ…。

ビュッ!

「!!」
「きゃあああああ!!」
無数の触手が各穴から伸び、
全裸の女達を掴むと、それぞれの穴の中へと
引き釣りこんでいく!

それは一瞬、
だが、確実に…すべては始まったばかりだと告げていた。

服を持って穴から出てきた魔物達の前に人間の男達が詰め寄っていた。
「へへ、約束通りちゃんと取ってきたみたいだな。」
「さすが魔物様様だな。」
男達はまだ温かい下着や服を掴むと
我先にとそれを用いてでイチモツをしごいたり
下着を舐めたりとし始める。
「ははぁ…この桃色の幼女の服いい匂いだぜ」
「おいおい、こいつ何カップあんだよ…すげーなぁ。」
そこへ、声が聞こえる。
『ふふふ、どうやら上手くいったようだな。』
「ああ!英雄共も馬鹿な奴らだったぜ。
 人質にしているここの女共の場所の偽情報をくれてやったら
 全員罠に掛かってお陀仏だもんな。」
「死に切れてねえ奴らは俺たちがトドメ刺しといたから大丈夫だ。ばっちりと皆殺しだぜ!」
「おうよ、でもって魔物のマスターさんよ。ここまでやったんだ。もう一つの褒美も頼むぜ。」
『よかろう、貴様らは魔物に改造して生かしてやろう。』
「おっしゃー!」
「人間やってても滅びるんならこっちのがマシだぜ!」
「英雄さん達よ、悪く思うなよ。こっちも生きたいんでね。」
攫い損ねた男の英雄達を罠にかけて皆殺しにする…
褒美として、女英雄の服と、今後の世界の生をくれてやる。
マスターと名乗る男の言葉に街の男達は頷いた。
街で女の英雄達を見たとき
いつか犯したいと思っていた連中だ。
その肝心の英雄達はマスターという存在が別の事に使う為にやる事はできないが。
その代わりに全く傷の無い人肌の温もりと匂いの残る服はくれてやろうと
いう言葉により、彼らは人を容易く裏切り、英雄達を殺したのだった。
それを彼女達が知る事は…恐らくは無いだろう。

悪夢はまだ…これからなのだから。


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